LDだの、ADHDだの、自閉症スペクトラムだの
九歳になったお前に 世間は余計な名前を被せたがる
だけど お前に授けた唯ひとつの名前、
それはマリだ
英語ではMarie
表記上 e が入る
 ....
投票日
家では
上は礼服
下はスッポンポンで
過ごしているんで
まあ、リラックスしてるけどね
ちょっと変わってると言えば
そうだなあ
常に勃起していることぐらいかなあ
誰も見向きもし ....
ギター弾き作曲します唄います女心は掴めないです 今日を終える
しじみのお守りの曲線
チョコ貰えない理由が苦い 蜂蜜色した時間を歩く
裸足で歩いた夏の日は
今は慣れないヒールの下で
遠く揺らぐ陽炎と同じ
30℃をなんとも思わなくなって
私は私をなんとも思わなくなった
泣いて震えて地団 ....
ことばはとめどなく産まれるけれど
ひとつもどこにもとどかない
やわらかい壁がゆれる

わたしがあなたのそばに落ちるとき
きっとひとつも言葉をもたないで
まばたきだけでやりあうような
 ....
覚えたてのシンカーの握りかたで
深く沈んでゆく
午睡

サイドハンドスローで
手渡された
ワンナウトランナー
八月二十日

野球帽のひさしの影に
そっと触れる
オーシツクツク
 ....
誰でも救われる訳では無いけど。

でも救ってくれたあなたは、
あと少しで炎が消えそうに
揺らいでいます。

幼いわたしは坂に向かって開かれた窓から
あなたの名前を呼びました。
親があな ....
 消えた
 増えて爆発して透けて頭に何かピュンと出して
 今日とうとう消えた

 テーブルの上 虚空に浮ぶコーヒーカップ
 円を描くように回ってたのは香りを楽しんでたのね
 今ゆっくり傾い ....
首のないMを幾度も抱いた
いろんな場所で、いろんな服を着せて
街のホテルよりも野外での変態プレイが多かった
いつもボクがしたくなったときだけ利用した

首のないMの下着を勢い脱がして
柘榴 ....
小学生の頃
教師が
尊敬する人は誰
と聞いてきたとき
両親とかエジソンとか
シュバイツァーとか
みんなが答えるなかで
タイガー・ジェット・シンって
言ったら
元活動家の教師は
明ら ....
果物も
夏の
暑さで
死ぬ
腐る
その酒を
呑む
ぐらぐら
踊る







 ....
朝顔のみつめる先に雲の白


夏残る一握の砂星の砂


雪予報お庭を思い眠るポチ


聞いてるかい聴いているよとイヌフグリ


コカ・コーラレモンを添えて夏を飲む


  ....
あなたの庭はなんの匂いもしない

野球中継
祝日
汚れたスニーカー

擦り切れてゆく生活のなかで

煮える卵
砂壁
青空

だれがわたしたちを救えるだろう?

液晶モニ ....
帰ってごはんを食べたら
すぐ寝てしまい
足がつって起きる
しばらく悶えて
無性にアイスが食べたくなって
夜道を自転車で走るのがとても心地が良い

新鮮な空気がヒタヒタと肌を潤す
そうい ....
戦いが終わってから
何度目の春?
相変わらずそばにある
同じ殺人兵器
あの頃戦車で
飛ばした
基地までの道
今はヤマハのバイクに乗って
星を見ながら走ってる
私を降ろしたあと
ジャ ....
私が私の最古の記憶を思い出そうとするとき

私は、母から聞かされた、私が覚えてないエピソードをその記憶としてしまう

私の知らない私

私の奥に億の数だけある、愛されていた経験
きれいな水に変えたら死んだ おじいちゃん!
んあー
おじいちゃん
何?何か飲みたいの?
喉が渇くの?
おじいちゃん、何が飲みたいの?
んあー、ふあんた
エッ、なに聞こえない
おじいちゃん、しっかりして!
んあー ....
旨そうな匂いさせて
たっぷり食わせておいて
後でバッタリ
倒れているところを
ティッシュで遺棄するとか
家に招き入れて
手足を粘着質のもので
拘束して監禁するとかさ
やってることは
 ....
一日におくれで降りそそいでくる
あなたの会話がばらばらになって

わたしはつめたくそれでいて
からだはこんなに熱いというのに

流れでる体液の生ぬるさ
いったいどういうことだろう

 ....
冬に放った雪玉は
楡の木立を弾んで踊り
地蔵の額にこつんと当たる
なにかと思った地蔵は手を上げ
叩いた手には血を吸った蚊
閉めきった襖は光を遮り
格子はいつもかくかくと白い
赤いお手玉ぽ ....
信号を待つための影小暑かな 部屋

重い空気圧に押し潰されそうな脳味噌の、裏側に映ずるものは裏返された部屋の壁、その壁は打ちっ放しのコンクリートのざらついた表面が鮮やかな緑で、窓はない。亀裂もない。虫の入り込む余地のない密室 ....
父の死後 葬式が終わった次の日から
働きに出た私を 奇異の目で見る人もいた
供養が足りないと 言う
しかし 私は働きにでて良かったと思う

泣いてもわめいてもどうにもならないのだ
日常を取 ....
朱き実の

木陰に憩う

病むこの身

日差しなつかし

人もなつかし
集団で
鶴見駅前のパチンコに行く途中の
東鶴見川大学ラグビー部員の列に
チクワを持った男が乱入し
チクワを振り回しながら
「真ん中の穴に
キュウリを入れて
簡単なツマミにしたろか!」と
 ....
あい色ごしに赤をみて、
まばたきごとに星が降った
あんなにとおい星どうしが
かちかちと鳴りあうのも聞こえたよ

草は草なりに濡れ
砂はひと粒ごとに熟れて
笑いあうのが世界だね

 ....
君がいて人生が美しい
salcoさんのおすすめリスト(4522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マリはマリなのだから- 夏美かを ...自由詩40*13-7-21
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沈黙- こしごえ自由詩3*13-7-20
チョコ貰えない理由が苦い- 北大路京 ...自由詩513-7-19
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まばたき- はるな自由詩913-7-19
クロスプレイ/八月の秒針- 佐東自由詩5*13-7-19
姉弟(してい)- ……とあ ...自由詩19*13-7-17
インビジブルお父さん- 平瀬たか ...自由詩8*13-7-17
首のないM- atsuchan69自由詩5*13-7-17
タイガー・ジェット・シン- 花形新次自由詩1113-7-16
私の人生の中で最も青かった青- TAT短歌1*13-7-15
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きれいな水に変えたら死んだ- 北大路京 ...自由詩613-7-13
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りょんちゃん、たべかすがついているよ- はるな自由詩913-7-3
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