夜な夜な通う男があった。
おのれとは不釣り合いな貴人であると思ったから、
娘は誰にも告げなかった。

幾山越えて川越えて
林を抜けて森抜けて
夜な夜な参る者の名を
ちちはは知らずたれ知ら ....
何にもないおもいでいられるきみたちは
ものおじした心のせつなさかもしれなかった
しかしそんなふうだったぼくの歩いてきたような気のした

そんなふうにしながらもあるかされていくじかんにけされてい ....
落ちてゆく花びらの速度はかりたい 春の速度と似ているようで 今朝
なわとびをして
残像のまま
戻らなかった
公園で追いかけっこしたら
あっさり治った
菜の畑 蜂の羽音も 気に留めず 蜜の時間を 君と味わう


      想い出のマザー牧場
銃があったら撃ち抜いていたが
ないから撃ち抜かない

ベンゼン環を3つ重ねて
かたちづくる

土星にはカッシーニの輪という輪があって、
それが地球の軌道に微妙な影響を与える


 ....
毎日毎日ぼくらは鉄板の上で焼かれたいんだけど何で焼いてくれないのかしらねーって
そんなのはお前がただ不細工でどうしようもないくだらない女だからに決まってるんだけど
でもお前はどうしようもなくバカで ....
シャープペンシルの頭をがしがし鳴らしながら
星のドアをがんがん叩き壊す
中にいる 理想論者を引きずり出してゆく

空にいれば安全などと思うのはまだ早い
道を踏みしめてゆくために人数が足らない ....
雨上がり空を見上げる雨蛙 もっと降れよと月が綺麗と ヒマワリを育てています真っ青な種を十一月にもらって

双葉本葉大雪冬至ヒマワリはじわりじわりと育っています

植え替えるとき底に根がぎっしりでやる気でいるのが窺えました

強風と霜からだけ ....
そんなに
尖ったヤツで
横腹を突っつかれたら
陽気な中身が漏れちゃうじゃないか

暖色の粒子を頭から浴びて
みっともない笑顔になっても
知らないよ
まずは思い出話から始めさせていただく。

かつて私の父は、射撃の腕前がなかなかのものだったらしい。まぁ殺し屋だったんですがね、結婚を機に廃業したのも遠い昔のお話です。
で、子供の頃、そんな父とア ....
いつか見た風景だろうお月さん。だけどもおれははじめて見たのさ {引用=きみは涙腺を狙っているのかい?
それとも胸の奥を爆発させようとでも?
いずれにしろ致命傷は免れるだろう
僕を本当に殺したいのであれば}

ある時から、
脳を押しのけて頭蓋骨の中に
 ....
フェルマーの最終定理説く君の肩にとまってみとれる小鳥 タオル地のゾウさんは、ボタンの瞳

故郷のばっちゃんの瞳

とりあえず、ごめんなさい、ありがとう
1年生になったら友達が100人も出来て嬉しかったが
2年生になった時にはその内89名が私のもとを離れて行き
残る11名は全員が私の体を目的に集まったハイエナどもで
3年生に上がる直前になって私は ....
(1)

弾力に富んだ餅を
下部で切断する図柄を見ながら
計算ドリルを解く

もうやらなくていいはずなのに
能力の検定に追われ
並行処理で時間を間に合わせるのは
やるべきことをやらな ....
僕らは
どうでもいいんだけど と言いながら
また大事な話をはじめる

ときおり必ず眠いと言いながら
タバコなんてやめたいと言いながら

コーラが
約束事のように置かれている
ポテトが ....
虚ろな空を切り抜いて

僕らは少し安心する



ボクラトカクノガキニサワルノナラ

ボクハトカコウ




形ないものに

形を与えたのは

先人の知恵だろう
 ....
シャイニングナイト・クラウディモーニング・雨風虹影の地球光

ただ無為に時を過ごすよコーヒーを飲み本を読み土になりたい

「また後で」テレスコープの先の君と飲む微炭酸ソーダみたいな春
 ....
口寂し いとしい君の 奥歯抜き 種割るように ガチガチ噛んだ いつまでもアンモナイトは眠るだろう。うたかたと月を夢に見ている 彼女のすすめに従って
スライサーで挽いたにんじんを
生地にこっそり加えてみた

これを食べたあかつきには
中身をあかし
達成の喜びをともに味わおう

アイ アム ア ネゴシエーター
 ....
信号機に勝間和代よじ登る春ポジティブ  
 
61
 
窓口で明日のことを聞く
明後日のことはわからないと言う
 
犬の尻尾を握ったまま
数日が過ぎた
 
公印の刷り込まれた
きれいな色の証明書が届く
 
 
 ....
書く
泳ぐ
消す
打つ
飛ぶ
読む
走る
思う
有る
死ぬ
蹴る
射る
居る
着る
似る
干る
見る
強いる
悔いる
起きる
過ぎる
恥じる
落ちる
帯び ....
ずいぶんと
人生を過ごしてきたぼく
花吹雪が舞う
本通りを歩いていると
ぼくは
いきなり
わかってしまった
ぼくは
自分が
わからない


長い間
生かされてきたぼく
 ....
冷ややかなおんなのにじむ爪先を波に浸して海を身ごもる ノヴァジェットプラズマ爆発だらけの宇宙

太陽は実は脈動変光星


百万年前に生まれた光を浴びてる

百億年前に生まれた元素と生きてる


黒点は太陽の笑くぼ多いほどよし

リ ....
salcoさんのおすすめリスト(4507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
針刺して- 佐々宝砂自由詩9*10-3-18
バスで行くには近すぎて- 番田 自由詩110-3-17
三月の花- 朱印短歌310-3-17
なわとび- えりくさ ...自由詩3*10-3-17
YELLOW- ハイドパ ...短歌6*10-3-17
熊沢蕃山、オルラントー- a自由詩1+10-3-17
留守録- セガール ...自由詩210-3-17
旅立ち- 朧月自由詩110-3-16
三月の空- 朱印短歌210-3-16
真冬向日葵、早春向日葵- 小池房枝短歌410-3-16
- nonya携帯写真+ ...6*10-3-16
感情による共感、によらない一体感についての個人的な考察- テシノ散文(批評 ...9+*10-3-16
お月さん- sh短歌6*10-3-16
太陰潮- 瑠王自由詩6*10-3-16
Fermat- ことり ...短歌6*10-3-16
ボタンの瞳- 殿上 童自由詩9*10-3-16
男のひと- セガール ...自由詩610-3-15
あれが犬飼の式王子- a自由詩110-3-15
放課後- 朧月自由詩110-3-15
白帯の中年- 自由詩5*10-3-15
cosmos.- きらく短歌210-3-15
SEED- ハイドパ ...短歌4*10-3-15
ねむり- sh短歌3*10-3-15
交渉人の朝- メチター ...自由詩6*10-3-15
かつまー- サトタロ自由詩110-3-15
「その海から」(61〜70)- たもつ自由詩510-3-14
澱(おり)2- within自由詩3*10-3-14
わからない- 寒雪自由詩110-3-14
爪先- ことり ...短歌410-3-13
宇宙天気やっほー- 小池房枝俳句10*10-3-13

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