身体を澄ませて

夜が囁く言葉に

精神を傾ける時

無限に広がる天球から

探していた答が

静かに降りてくる

五月の真夜中

足元の地球が緩やかに回転する

天恵 ....
 
風が椅子に座っています
姿も見えないし
形もわからないけれど
確かに風は
椅子に座っています
そして別の風が来ると
席を譲り
静々と、時には荒々しく
立ち去っていきます
次の新 ....
きょうび ここらの 界隈で
まともなもんが あるのなら
わたしは そこの よんちょめ あたりを
歩いてみたい ものなのです

ちびた下駄を ひっかけて
からん ころんと 歩くのです
 ....
{引用=

増殖していくものはいつでも潮のにおいがする
侵されてふくらんだ節に
くちびるを近付けて躊躇う暁


赤色の中指を
所在なくわたしの腹のあたりで止めた
おなじ濃さで ....
かつて炭鉱だった俺の棲む町は










名乗れば居住区と苗字から素性を検索される雪の深い町











 ....
生ゴミみたいな愛
夜にめりこんだボードレールのはげ頭
雨音は強くなるばかり
張り裂けそうな胸を抱えたままで
整然とした街を歩いていく
君を失ったからではなく
単に空っぽな未来を想って
痛むこの胸がつらくて
知らないうちに奥歯を噛みしめている

若者たちが集まって ....
わざとらしく取り落としてみた銀細工の手鏡が
ナノ秒刻みで空をムシャムシャと食べました
さぁ風の音に添って渡ろういずこ

尖り切った指先は動きをやめたがらないし
きっと数多の紙片が舞い ....
牛込神楽の夜に帰りたいと思いました
新宿西口から練馬に向かうバスの中でそう思いました
氷屋がアイシーンと言う煙草を吸っていると言う
笑えない冗談を目の当たりにする下らない日常が
右斜線を通 ....
きみが ふふふ って {ルビ微笑う=わらう} {ルビ微笑う=わらう} {ルビ微笑う=わらう}

空から降る 金平糖みたい

あはは あはは って 笑う 笑う 笑う

綿菓子がね ほらほら
 ....
喜びが
駆け出していった方向を
振り返る

用心深く植えつけた
日々の暮らしが
そよいでいる

怒りが
駆け出していった方向を
振り返る

自分の窪みに貼りつけた
絆創膏 ....
久しぶりに夢を見たが内容がモロに俺の欲しいもんを照らしていて起きてからうんざりするそして








 ....
ぽちょん、と
金魚をかたどるように
あなたは時々
ことばを
誤る

けれど
あなたの誤りかたは
どう透かしても虹だから
わたしもいまでは
すっかり晴れ好き


風船みたい ....
熱出て美術教室休んで自己嫌悪で死にそう。
熱はあまり気にならない。


白刀豆茶って何に良いんだろうか。サンプルを飲んだら豆を焦がしたお茶の味がして気になる。
なたまめちゃ。

 ....
{引用=

はじらうようにふる雨粒をうすむらさきの傘がやわら
かにうけとめているこの余白は、とおいおもいでの川
をくだるかなしい船、あるいはきりそろえられたまえ
がみ、陽のくれるほうがくをむ ....
 
 
公園の風に
子どもたちが落書きをしている
落書きは異国の文字みたいに
すぐに形を崩し
消えてしまう

ぼくはすぐ近くで
地図にも載っていないような小さな紙を
呟きよりもさら ....
嘘しかついたことがない少年の
嘘をつく顔のまま
ずっと走り続けていた
地球がだめになって
火星も金星もだめになって
木星にようやく足跡をつけたとき
ぼくは笑っていた
光は遅すぎて話になら ....
国を越えて
ウルルン
滞在する番組の
ナレーション
するぞアトム
声続く限り
感動的
ウルルン
正巳の子
力はなさそうだ
下條アトム 
鯉のぼりが

羨ましかった


『鯉のぼり』


我が家には
江戸時代から受け継ぐ
鯉のぼりがあった

もう骨董ものの古さなので
額に入れて飾るだけで
実際に吊るしたりはし ....
ベガスの駐車料金一泊 .... スチール缶の中で真っ黒に佇むコーヒーを覗くと
ウッドベースの重低音が聞こえてくる
コーヒーにジャズは似つかわしくないが
ときにそれが恋しく響くことがある
口笛につられてシジュウカラが舞い降りる ....
裏山で雪に潰され 折れた枝を集める

曲がった杉の木に足をかけて 
土と雪を這い上がり 山道に出ようとすると
蝉の抜け殻が
木の根元 小枝にまじってあった

雪溶け水の下る 
山道 ....
オオルリが鳴く
川のほとりに立つ
高い高い木の頂きで
空よりも
水よりも
深く青く清澄なる色から出る音色に
森が統一されてゆく
グミを食べているときは
世界で何が起こっているかなんて
考えもせず
ただ幸せな気分に浸っている

「必要とされ 必要とする」という
かくも疑わしき言葉に
涙を流したこともわすれ
ただ  ....
眠りからとけると
部屋はあいかわらず
自分色に汚れた壁床

今日こそ外へ
世界を捉えにゆこう
風に晒されにゆこう

くるまるシーツをはがし
自己臭に鈍った嗅覚でさえ
感じる匂い ....
憲法記念日に
僕は床を磨いた
ブルーハーツを聴きながら
せっせと床を磨いた

日本列島という
案外と大きな床も
そろそろきちんと磨く頃だったろう
佳しなはどこまでも 佳し ....
深緑まぶしい首都に
パレードの列が続く
国旗を振って喝采を叫び
国歌を高らかに朗じながら
パレードの列が続く

薄曇から時々日の差す首都に
パレードの列が続く
聖典を読む ....
息が

詰まりそうになるのです

ワンルームに一人

孤独が

のどに絡まって

嗚咽すら出ない
会社は休みだけれど
早起きをして
いつもとは逆方向の電車に乗り
潜水艦が停泊する港街に来ている
海岸にある公園で
安っぽい
ビデオの撮影現場を横目で見ながら
海に面したコーヒーショップに ....
見覚えのある
トレンチコート
変な液のせいで
染みがついてた
はやい足取りで
近づいて来て
いきなり前をはだけた
あの人なのね
よみがえる恐怖心の一歩手前で
こみ上げる強い怒りに
 ....
salcoさんのおすすめリスト(4500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
身体を澄ませて- ジム・プ ...自由詩6*11-5-14
童話(着席)- たもつ自由詩611-5-14
おさいせん- 月音自由詩7*11-5-13
におい- あぐり自由詩411-5-13
むかしむかしあるところに- TAT自由詩4*11-5-10
無題- ぎよ自由詩311-5-10
暴動、そしてヒグマの影- 真山義一 ...自由詩2811-5-10
風暮街- 凪名木な ...自由詩311-5-10
死ねばいいのに- 虹村 凌自由詩711-5-9
おひさま- そらの  ...自由詩5*11-5-8
喜怒哀楽- nonya自由詩17*11-5-8
ジャンピンジャッラッシッツァガスガースガー- TAT自由詩2*11-5-7
しあわせ- 千波 一 ...自由詩7*11-5-7
主義じゃない。- 榊 慧散文(批評 ...511-5-7
とある雨のひの印象- mugi自由詩6*11-5-7
公園の風- たもつ自由詩2+11-5-6
希望- ピッピ自由詩811-5-6
下條アトム- 花形新次自由詩4*11-5-5
鯉のぼり- 蒸発王自由詩6*11-5-5
142857- TAT自由詩311-5-5
ブラウン・シュガー・シンドローム- 茶殻自由詩3*11-5-4
巡礼- 砂木自由詩14*11-5-4
オオルリ- 蒲生万寿自由詩5*11-5-4
グミ- 葛西曹達自由詩411-5-4
道を歩いて- シホ.N自由詩411-5-3
憲法記念日- yumekyo自由詩3*11-5-3
パレード- yumekyo自由詩1*11-5-3
Solo- syuon自由詩211-5-2
横須賀にて- 花形新次自由詩4*11-5-2
- 花形新次自由詩2+*11-5-1

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150