汚れより強い汚れを持ってしか 回避できない汚れをいだけ

きちがいのきちがいによるきちがいにカチューシャ可愛や別れの辛さ

春あやめ恋して恋して尼になる姉ちゃんおいら尼になりたい

 ....
浮浪者にされた自分へと
眠ってしまおうと私は考える
意味ですらもない それは 海辺でのこと
睨み付けている 子供の瞳のようだった


防波堤でキャスターマイルドを放り投げ捨る
あの時 ....
脇道をふさぎ手のひら横たわる



雨の音の光さかまく深夜かな



かたちからまぶしいかたち引いてゆく



拒まれてそのままにおく冬装束


 ....
誰かれの造りし枠に詩人なし



説教をするのも聴くのも己れのみ



哲学が聞いて呆れる下半身



リア獣がリア充を喰う夜更けかな





 ....
おれたちはいつだって言葉を覚えるのに必死だ


今日だって 雨上がりの
虹の構え 雲の群れ 

あまりに遅くそれに気付いた
おまえの馬鹿さ加減


応援している野球チームの選手 ....
私が猫だったら
人の頭より高いところに
いつも寝ることにする
間違ってもだれかの膝の上なんかで
眠ったりはしない

私が星だったら
うっかり一番に目立ったりしない
みつかってさえない
 ....
荘厳な




ピアノ組曲















温度計













 ....
町の明かりに

じぶんを問いかけている

やくざが入れ墨に

じぶんを問いかけるみたいに

ぼくの遺伝子がONになる


海を聴いている

茶色いレーズンを吸っている

 ....
雨の底の
底に
俺は沈んで


終わることのない
脳髄のノイズを聴いている


時間は混濁して
精神は
幾年も日向で放置された
古い
毛布のようで


 ....
轟いて煌き光りつんざいて稲妻が鳴る稲妻は鳴る

 ....
終わりたくない昼と
始まりたくない夜が
西の空で見つめ合っているような
そんな色だった

手放したくない光と
受け入れたくない闇が
西の空でせめぎ合っているような
そんな色だった

思いがけない桃色 ....
誰も
事が明瞭になることを望まない
夜更けに
蝋燭の灯を囲んで
妥当な食事にありつく
静かな眠りにつく毎夜ごとに
吐き出される
それが獣の吐息であっても
夢の中では人の姿をしている ....
早いもので
もう
師走ですなあ
スキンヘッドに眉剃った
袈裟着た師が
猛ダッシュで
次々と
どぶに落ちますわなあ

ところで、わたくし
二十歳で童貞を失ってというもの
女川を流れ ....
殴られたこともある ボロボロにされてもマオ
付き添ってくれる気持ちがあればいいのさ
俺にしてみりゃ たかが酒の上でのこと
エビーゾー so sweet

北はその後何の動きもないし
閣僚の ....
老女体を
さらに180度回転し
こちら向きに騎上位にさせ
俺のひざの上に
手をつかせた後
彼女の両足首をつかんで
天高く上げた

俺は下から
高射砲のように
ばばあを突き上げた
 ....
空が青くても海が青いとは限らない夜が深くても悲しみが深いとは限らないぞんざいに出した左手をあの娘がぎゅう!っと包み込 .... この

楽しい時間も
あっという間に過ぎて

虹が
だんだん
薄くなるように

そして

ボクは
また
ひとり

その予感は
ボクを
裏切らないだろう

そのとき

ボクは
どんな顔で
泣くのかな
{引用=利宇bt98んrt9yん8むwv90えいううtw@えおsd「fiurwietudkjgjafasiou miujtjrhuqe784gfknbs@oiufbn}
猫が詩を書いたんですよ
昇った月
真円の月
紅に染まった木々
紅に染まった頬…

淡い月の光が
雲と絡んで微かに
陰影を浮かび上がらせる
空にそっと手を伸ばす

体を預けて
微かに感じる冷気を誤魔化す
 ....
逆光の色など美しいわけがないと、
絵画を見つめながら私は呟く。
私の絵画が目の前には実体として確実にあるのだが、
夕暮れの、緑色の丘における、
涙色をしたため息を吐かされている。


 ....
私は眼を鑑賞する////壁の空いたところに三十万円で購入した生きた眼を植えつけたのだ////まばたきをすることによって眼は私から知識を食べていく/そのときの私の軽い疲れの顫動をも眼は知識の尾として食べ .... 東京ドームで
ボン・ジョヴィのコンサートがあった
妻が息子、16歳になった息子と
二人で出かけた

妻は20年間
ボン・ジョヴィが来日するたびに
大喜びではしゃぎ回り
コンサートは欠か ....
修繕済み絵本びりびり笑う子に 「無理ね、ばいばい」途端に泣き出す
 
がちゃがちゃと

火花は散るが

付かなくて

『いらち』の俺は

ライター投げる
昨日、黙って家を抜け出したので母さんに怒られるかも知れなかった。
けれどキッチンにいた母さんは、薄く呆れるだけでふわついた目は違うどこかをみていた。
彼女がスーパーの大袋にごたごたに詰めたクッキー ....
美談にしたいテレビの
当て外れてあまりにも
ありきたりな障害者の日常
からから笑う全盲の友

平気で私の弱点つく
あんたほんとに弱者なの?
お前よりは強いかもねと
いう君のとても大きな ....
たくさんのさよならが、きょうになる
あしたはいつも、かなしみのうえのひかり
だれもいないそらのした
なまえのないうたが、またひとつ
じめんにしみこんでいく

ぼくらのとちゅうには、うちゅう ....
風が無い季節に
病葉(わくらば)が落ちる

眼に見えない時間が
自分の掌から零(こぼ)れ落ちて行く

突然訪れた季節に」
黄色の銀杏並木は
幹まで落葉で覆われ

道行く者の足を ....
 
 冬の陽の明るい光に照らされてつまの車は祝されてゆく

 歌をかく手を励まさむと点けし狂詩曲2番とははてなぜ
 
 君が絵が壁にある部屋にいて思いははるか吾らのみらい
声帯の下から胃の入り口まで癌が拡がっていると
入院して一週間目の兄が一本目の点滴を受けながら
病室で静かに語る

声帯が大丈夫だったことに安堵した様子で
芸大の声楽科に入って声楽家として
 ....
salcoさんのおすすめリスト(4507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
外の言葉の訛化したのを、響きをきみは美しいといった(きみなど ...- は やし ...短歌210-12-7
赤い船の着く堤防で- 番田 自由詩310-12-7
ノート(雨未冬)- 木立 悟俳句210-12-6
りあ・りあ- 木立 悟川柳210-12-6
そろそろ少しはましなことを- 八男(は ...自由詩110-12-6
- 朧月自由詩210-12-6
呉五五六- TAT短歌1*10-12-5
遺伝子たちの宴- 吉岡ペペ ...自由詩410-12-5
ゼロ地点、もしくはエデン- ホロウ・ ...自由詩2*10-12-5
ピカドン- TAT短歌1*10-12-4
桃色時間- nonya携帯写真+ ...18*10-12-4
導線はいつか- 高梁サト ...自由詩8*10-12-4
女川- 真山義一 ...自由詩1810-12-4
痛々しいのエビー- 花形新次自由詩5*10-12-4
ギソク_孔雀転生の章- ハイドパ ...自由詩3*10-12-3
『明日成ろう』で『あすなろ』- TAT自由詩4*10-12-3
- 風音携帯写真+ ...210-12-3
うちの子は天才です- 光井 新散文(批評 ...310-12-3
- 一 二自由詩310-12-2
静物画家の日記- 番田 自由詩210-12-2
- 葉leaf自由詩4+*10-12-1
It's_my_life- 花形新次自由詩10*10-12-1
もう直せない絵本に- 逢坂桜短歌2*10-11-30
税込み105円- TAT短歌4*10-11-30
『ボク』- がぱ散文(批評 ...1*10-11-30
ともだち- 朧月自由詩310-11-30
なまえのないうた- Mélodie自由詩210-11-30
晩秋- ……とあ ...自由詩810-11-30
光の朝- 生田 稔短歌110-11-30
明治製菓のアポロチョコレート- 板谷みき ...自由詩5*10-11-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151