踊れ、踊れ、踊れ、踊れ、内側から死滅するものたち、皮膚の表面に浮上して落陽の踊りを踊れ、俺は曇天の暮れ時に死亡するがらくただ、踊れ、踊れ、踊れ、踊れ、息切れて汚い泥をその喉から溢れさせ .... 二人で歩く梅林は
さくら咲く前 城跡の
猫に導かれて 迷い道
そこだけ陽射しが春めいている

その梅林に入る前
道端を歩く猫を見つけ
その痩せた背を撫で、餌をやり、
猫の道辿り 梅林へ ....
履歴書×面接=時給

少しでも 生き生きしたいと 動機に鼓動を乗せる

学歴にさほど左右なく 以上と記す


 何がしたいの?
 夢に近いの?遠いの?
 どちらにしろ 現状は近くにあ ....
春を追いこして夏のような
日射しを避けて
市内の茶屋で
みたらし団子を食べながら
足下の干涸らびた蛙に
水をもらってかけてやると
おどろいてちょっと跳ね
またノシノシと戻ってきた
残り ....
旅から旅のセールスマンだったカフカも



















 ....
こと切れる最期の瞬間まで
彼はひとりの少年だった

とっつきにくさは彼の持ち味だったし
時代を憂いても
希望を捨て去ることはなかった




そんな彼との接点
あったのかな
 ....
昔、屠殺場に送られる牛を
トラックに積む前の牛舎で眺めていたとき

その牛は
あと何時間後かに死に
バラバラにされて
肉塊を急速冷凍され
お店に並び
食卓に並ぶというのに

交尾を ....
もみあげの
はしっこをつまんで
ちょりちょりならす

くしょんと晴れる
寒いんだか暖かいんだか
どっちなんだか

そろそろひょっこり
蕾がふっくら
はにかみはにかみ

耳たぶを ....
孤独になりたいという
私の第六の人格

バーコードと
樹木と
宇宙を映し出す目



泣き出しそうな
青灰色の空に
不在の鳥の
鳴き声の残響

黒いセロファン
カミソリ ....
地球はどんどん
狭くなる
ジェット機
ネット
緩む境界

宇宙はどんどん
広くなる
ビッグバン
暗黒物質
ひずみと膨張

創造主の
想像は
どこにいくか
そもそも創造 ....
ねえ、どうして
すごくすごく体重が
ただ重いだけなのに
デブブブブ
みんなに嫌われるのだろう

ねえ、せめて
夢で痩せたいと願う
夜に限って
寝る前に
デブブブブ
ラーメン食べち ....
いのちはあの一本の樹と
わたしの間にあります
やわらかく俯くようにあります

夏の庭の青い花が
ゆらゆらと何かを祈っています
太古のことではないこと
だけが確かなことです

大切なの ....
人のこころは
おそらく丸い

誰かに
支えられなければ
何処かに
転がっていってしまう

ころころこころ

人のこころは
おそらく丸い

どんなに
縛りつけたところで
 ....
はじめまして。クイーンサラダです。
女王ですよ。クイーン言われてます。

護衛はいません。屈強な女王ですし。
ジャングル生まれ、サラダバー育ち。
すごいですよ。それはもう。マジで。
トング ....
特殊なことは何一つできない。

でも、出来ることはやろう。

当たり前にやろう。

呼吸して吐いて、太陽の光浴びて、雨に濡れて、

あまり不摂生しないで、親に尊厳を感じて、
 ....
君は気付いちゃいないのさ
君を縛りつけているものなんて
何もないんだってこと
君はいつだって自由さ
何処にだって飛んでゆける一羽の鳥さ
さあ、飛んでみるんだ
その翼をはためかせて
君は自 ....
太古の海に突き出す
断崖絶壁に
男立ち

煙草の振りをして
エクトプラズムを
鼻から出し入れした

蓄膿症で爛れた
俺の鼻粘膜は
とても過敏

やむを得ず
大きな
くしゃみ ....
のっけからもう
激しいのなんので
いつも街にやってくる
サーカスのテントが燃えている

さんご礁のように街は
雪と夜で静か
人と噂で秘か
道行く人たちの背中に
ひれがあるけど内緒
 ....
愛あなたのふぐり
金あなたのふぐり
恋あなたのふぐり
玉あなたのふぐり

ふぐりのため
世界はあるの
ふぐりのため
世界はあるの

世界のため
ふぐりはあるの
人類のため
ふ ....
そこそこ空いてる車両に乗って
ドアの前に立っておっきいため息ついたら先生があぐらかいて出てきた

ぼんくらとヤってしもたらぼんくらがうつるんやで
愛のないSEXするときはお金もらわな
金だせ ....
誰か止めればよかったのに
投石器に自分の箱庭みたいな心を乗っけて
あいつは遠くへに飛んで行ってしまった
ほらそこのベンチ 降り積もった火山灰
虚ろなカタパルトがじっとしている

誰か止めれ ....
かるかる さるさる
脳は脳の隅
帆をたたんで浮かんでござる
罠は黄色 傾けば白
お手玉しても
増えないいのち
















 ....
つぶあんがびっしりつまった








皮がパリパリかつ


もちもちの












回転焼き

今川焼

一枚六 ....
悲しいこと
諦めること
薄っぺらい選択。

大切なもの
核となるもの
を切り取って眺める。


右折すれば変化が待っている。
恐れることはない。
死ねば両手も焼かれるのだから。
 ....
不摂生を続けた日々が
まるで罰のように
四十男の肉体と心を
蝕むその日まで
食い続けよう
遠くで点滴を打ちながら
何も症状がなかったとしても

俺を見捨てた医者を
憎んで生きるより
 ....
森”ローリング”光子と
泉”ウィークエンダー”ピン子に
囲まれて
静かに眠る
はし、はし、橋田壽賀子

山岡久乃が待っている
藤岡琢也も待っている
はし、はし、橋田壽賀子

きっと ....
どうして見えないのか!

早咲きの桜の下に
噴水の飛沫の先に

賑やかに降り積もっているのは
詩ではないのか?

どうして拾わないのか!

膨らみ続ける蕾の上で
ベンチで踊る ....


必要と頷いても
近くにあっては困るらしい

それは遠くにあって
必要なときにだけお世話になる

ありがとうございました

添えたお礼と深く折り曲げた腰を上げてしまえば
あと ....
真紅の壁を
真っ白に塗り潰すような時間の中で
喉の渇きを覚え、だが
ページをめくる指を止めることはなく
幾つか咳をして
唇を舐める
昨日より冷える気温と
昨日より
 ....
{画像=120318231559.jpg}


人は87年間考えて、
考えて考えて、
考えて生きていくと、
いったい何に成るのだろう。

心に硬い硬い殻を纏った
岩石にでもなるのだろ ....
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