阿呆が口をあけてひと言「お豆まめまめ
 泣けてくる ああ 涙なみだの足の裏」
 大きい立派な屁をこいて鼻くそ耳くそほ
 じって湯冷め、うんとこどっこい坂道を
 声を出 ....
南西
紅い沼
ヴェントリン

秋色
誰かの禁断症状
不潔な針

バスタブの汚れ
落葉色の血
アスピリン

惨酷な唯識論
震える轍


シリンダーヘッド ....
嵐の夜である 怒号のごとき轟音をおかし、風神が迫ってくる
木々はざわめき 雨粒が塵界を激しく撃つ
石が転がる トタンが舞う 風見鶏が忙しくはばたく
血気はだえに迫るいきおい

カンカンカンカ ....
{引用=
(あの時こうしていればよかったなんて思っても、本当に戻れたら、きっと同じことをするに違いないのに)


【7.23 快晴】

am6:00、起床。
モーニングアラームをセット ....
上京してまもない
夏のあるひ
一夜を共にした男性に
マルボロに火をつけたとき
背中でポツリと言われた

付き合う?

うれしかったのに
あぁ、その気なかったのかとその時気がついて
 ....
夢の世界は
無くなったのかもしれない港に
言葉の存在を追い求めた つぶやき
水の粒たちだった

暗闇のひとつすらなく
思いを似通う声などなかった
そうではなく
それは 人の体などで ....
 
 
君の目に写るのは
赤い満月か
蒼く光る新月か

目に写る
それは大抵見えている
目に写らない
それも

昨日わたしは恋をした
日没の背に
その向こうにある
朝の胸に ....
桜が大勢で騒いだので
その周りで年寄りがころびました
電車もゆっくりめに走っています
窓の中の人もみています

新入生も新入社員も研修で
桜の中にはいってゆきます
どうしたら花になれるか ....
やさしいひとの
やさしくあろうと
どりょくしているひとの
たましいにふれた


それはなにより
やわらくて
ここちいい


しごとができるとか
くちがうまいとか
おかねがある ....
 自分は土井晩翠の「星落秋風五丈原」を全文暗誦できるんだけど、文中に「蛮触二邦 角の上」と出てくるので、カタツムリを思い浮かべるのだが、カタツムリは常に粘液ばかり出していて恥ずかしくないのかと思う。  ....      流星群が来るんだって
             
     ベランダで受話器を耳につけて
     ぼんやりとあなたの声を聞いている
     広がる夜空を見上げながら
      ....
戸惑いや不安が無くなるに従い

この体もそれ程必要とはしなくなる

歩み行くにつれ

私は森となる

風の声

川の声

鳥の声

途絶える事なく

一 ....
芯削り デスクに立てた 鉛筆を 速いお辞儀で 目に刺し隠す    

朝のうた
うたってみよう
と思ってる
無駄な早起き
六時のわたし



痛みにて
離れし夢の
幸せよ
置いてきたのか
温かい手を

∞ ....
あおい蕾が
春の嵐にぽきん、と折れて
公園のくずかごに捨てられている



花の命のありかがわからなくて
こわごわ抱いて家に帰る



光に翳すと
やわらぎながら
ほどけてゆく部屋



輪郭をも ....
上腕二等筋 上腕二等筋 腕枕

上腕二等筋 上腕二等筋 空いてます

弾力抜群 低反発で

寝心地は良いはずだけど

現実誰も寝ないので

今日も筋トレ サボります
春に体は押し返され
弾みで乾いた鱗が
ばさらばさらと足元を埋める
みだりがわしい温度に
誘われるまま

感知信号に止められて
まるで自分が分銅になった気がし
もう死んでしまったのかと思 ....
ごみ捨て場に
部屋に飾れそうな
くまの
ぬいぐるみが
捨てられていた

誰が
捨てたんだろう
まだ
どこも
壊れていないのに
もったえないなぁ
大きな大きな
それはそれは大きなフルタさん 
おじいさんのフルタさん 
100年いつも
磨きに磨きぬいてピッカピッカの 
黒光りがご自慢のフルタさん 

おじいさんが生まれたときに
既 ....
チョコレイトはいくら食べてもたりないね

まよなかちょこれいと

いくら言ってもおさまらない

ぼくらのあまいあまいことばを

残さず食べちゃって

そうして肥えろ

ちきゅう ....
{引用=

まっしろに結晶化した蜂蜜を ひなたでとかすきみをあいした


寒い
だから余計目は開かない
遠くの方から誰かが僕を呼んでいる
そっと
頬を叩いている

猫が空を飛んでいる
1匹じゃない
何匹もの猫が
鳥が飛ぶ代わりに猫が飛んでいる
僕は喉を鳴 ....
{引用=




なぁぼくは受話器で泣いてるきみを抱けん。その泣き声さえも「ほんもん」ちゃうんや。



気の強いきみの受話器が黙るんは なんでかわかるよ、ぼくにはわかる。


 ....
眉しかめ あなたはベッドを ずり上る 肩に手廻し 僕を沈めた {引用=きみの なまえ なに?
なんの なまえ なの?
それは、
いい においが するの?
さわりごこち いいの?
どんな おとが するの?
おいしい ものなの?
あったかいの? ....
障子越しの陽の光が、やわらかな色味に変わるころになると
あのひとは楽しそうにわたしを呼びつけては
「春を描け」とねだるのでした


わたしはあなたの枕の横に ....
しわしわのかお

しゃがれたこえ

あたしゃまだ三十四

むすめはがっこう

しあわせになりたい

ああ しあわせになりたい



てのひらにしわがない

手相だってわ ....
生意気な
口が
ひとりでに
言葉を
吐いたので

取り返しのつかない言葉だったりするので

煙突の上で
とにかく待った
雨が降る
六月には街では
雨を受け入れる用意 ....
星屑が
あなたにふれる
確率で
昨日に消えた
六花の梢
つまらない昨日にしがみついて
幾つもの朝を見過ごしてきたから
君が咲いていることにも
まったく気づかなかったんだ

いつまでも蕾んでなんかいられない
ホヤホヤの空元気と一緒に
「いってきます」を吐い ....
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