鍵をかけた秘密

              ガラクタの木箱

                *
 
              テレビの闇

  ....
新宿
人ごみの中
白いウサギが
紛れてた


何も無いと
きっと
わかっていた だけど
エサを探した


社会の
海は
深そうに見えて
とても浅い
       靜かな小夜の幕が落ち
       氷がカランと啼きました
       喉を刺すのは涙の小骨
       盃を重ねど取れませぬ
       刺さった小骨持て余し ....
字のない手紙をおくった

絵のないスケッチブックがとどいた

おと(な)しあながみちてゆくように
閉め切った部屋の窓硝子の温度差
水滴によって曇っている硝子表面
外界の寒さと此処は無縁の筈だが
独り曇った硝子窓を見つめている自分は
一匹の黒猫だ

雌なのか雄なのか去勢されてから
噸( ....
腹にタップリ
脂肪を蓄えているのは
ちょっとした
飢えや渇きに
耐えられるように
元々なっているからであって
たまたま砂漠に住んでいないとか
たまたま飽食の時代に生きているとか
私の預 ....
                   ?

 とある地獄のスーパー銭湯、小股の切れ上がったイイ男が、下半身をむき出しにして間欠泉を跨いでいた。強面の赤鬼拷問官に槍で脅されて、恥ずかしい格好を強制さ ....
粉のような雪がふりだした

ながめるだけの 白い景色は、
確実なうつくしさと 堅実な
冷たさがある


雪はもう 私の部屋のなかにも
積もり始める
だから
私は、
青い柄のスコッ ....
なぐさめが
嘘だと知っていた
けれど
この世の中に
ほんとのことなど
在るのだろうか

わたしの躰に産みつけられ
冬を越した
薄黄色い{ルビ卵=カプセル}が
もうすぐ
孵化を始め ....
冷たい風

花のかたちに似ている

= =  

偽善者はそっと船を出す

逆さまの煙に色をつけて

= = =    

成長して僕は

ここにいるよ
 
イヨマンテの夜をききながら

体をたぎらせ、心をたぎらせ、

床の中で小さく雄叫びをあげる





*YouTube イヨマンテの夜(伊藤久男)
  http://www ....
住みなれた街で
何をしているのだろう
僕は生きていく目的がわからなかった 
そして コーヒーを買った


そして 疲れた 僕はベンチで
詩を書いては 捨てるのは もう やめた
本を ....
母が達者で花咲いている 茹でてふやけて

むいて食べる

ほっこほこの里芋にっころ

喉がころころ鳴っており

何かおるのかな

うっすら朝もやけのなか

鳥の声と緑の香りがする畑の中から

里芋 ....
手をつないだら
あなたが見える
まあるい瞳で
わたしをゆるす
あなたが見える


手をつないだら
あなたが聞こえる
ひみつの言葉で
わたしを結わう
あなたが聞こえる


 ....
各駅停車で、春に向かう



このあたりは 四十年前より 毒々しい
昔はこの辺りのことを 武蔵といった
私は相変わらず 色白だ
恋人の八雲が人間の女にネコババされるのでの時間を ....
ふるさとで飲むペプシが美味い デブのかく
大量の汗に含まれる
電解質を利用して
発電を行うという計画が
マサチューセッツ工科大学
デブ生理学研究所で進められている
世界中から選ばれた
デブの精鋭たち25人
彼らが未 ....
母さん
ぼくは思いだしました
まだ若いあなたの
細くも強いその手にひかれて夏
緑に燃える蜜柑葉をくぐりどこまでも道はつづいていました
おばあちゃんのお家までねと
暑くて永い昼下がり
眩暈 ....
夜飯食った10分後に
腹減ったから
カップヌードルのデカイやつを
シーフードとカレーひとつずつ
食って直ぐに寝ようと思ったが
棚に置いてある
UFOのデカイやつが気になって
寝られないの ....
万華鏡で迷子になっている ただいま凧が
ひっかかりましたので
取り除く作業のため電車が遅れております
掲示板の文字が流れた

お父さんとこどもかな

そうあってほしいような
別に怒る人もない昼日中
正月もすぎ ....
ウンコが出ないことと
肌荒れの因果関係に
気づいてしまった今では
あなたの化粧のりの悪さからして
恐らくは三日ご無沙汰であることを
言い当てるぐらい
朝グソ前なのだ
累々とした屍を乗り越えて生還した父親達
遠く鴉が狙う死にかけた子供の抜け殻
栄養不良の子供たちの細い手を握りしめ
彼らは生きて行くことを決意した。
社会の再建、国家の再建を決意した。

国 ....
青い空

風すぎる
小さな水の星の
覚める
さようなら
いつの日か
あの日のことを
思い出す
その時そこに
 わたしはいない
月夜ひんやり
みなもに映る
 ....
ひとつの問いが
私の上に落ちてくる
飛ぶ空を失くした
鳥のように

無数の鳥が
私をめがけて落ちてくる
羽のない
石つぶてのように

私が空へ投げ上げた石
虹色の放物線のむこうか ....
閉じていた扉を開けて
出かけた 散歩道
Y字路の 右
いつもは知らない方角へ


桜の木が立ちふさがった
思い出すことのできない道で
名前も知らない誰かの家の前で
心に 4月が訪 ....
海から陸地へ踏み込んだ

小さな町の橋のたもとに

蟹が一匹蹲っている


蟹が蹲っている


こんな陰気な場所に

遁れてきた蟹に

哀れを感じて

指をやる ....
時報に電話する都会の昔の孤独を
歌った年老いたDylanは

顔も見ずに携帯画面で
交換される文字の羅列に生活する
今の孤独を知らない

声で発ッせられる言葉に
恐怖を感じる人の群れは ....
浮気したら作動する型の悪霊
salcoさんのおすすめリスト(4522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
テレビの闇- 北大路京 ...自由詩913-2-20
草原- 番田 自由詩413-2-20
朧に謡えば- 石田とわ自由詩12*13-2-19
Nostalgia - 阿ト理恵自由詩8*13-2-19
窓際の猫- ……とあ ...自由詩9*13-2-19
ラクダ論- 花形新次自由詩313-2-18
シェフの気紛れポエム_タモリタ風_アポカリプス仕立て- 和田カマ ...自由詩2*13-2-18
ポトフ- 月乃助自由詩9*13-2-18
宴_/__春の祝福- そらの珊 ...自由詩19*13-2-18
成長して僕は- 北大路京 ...自由詩513-2-17
イヨマンテの夜をききながら- 殿上 童自由詩15*13-2-17
公園の中の夕暮れ- 番田 自由詩213-2-16
母が達者で花咲いている- 北大路京 ...自由詩313-2-15
里芋にっころ- 灰泥軽茶自由詩8*13-2-15
手をつないだら- 千波 一 ...自由詩5*13-2-12
各駅停車で、春に向かう- るるりら自由詩17*13-2-11
ふるさとで飲むペプシが美味い- 北大路京 ...自由詩213-2-11
人間発電所- 花形新次自由詩413-2-11
夏の日の思いで- 乾 加津 ...自由詩30+*13-2-11
デカイやつ- 花形新次自由詩313-2-8
万華鏡で迷子になっている- 北大路京 ...自由詩713-2-7
電車をとめた凧- 朧月自由詩513-2-5
朝飯前- 花形新次自由詩113-2-4
荒れ地2- ……とあ ...自由詩8*13-2-4
青い空- こしごえ自由詩5*13-2-4
ひとつの問いが- Lucy自由詩15*13-2-4
ありふれた春- 番田 自由詩313-2-4
海の使者- オキ自由詩3*13-2-3
スマ・ホ- ……とあ ...自由詩8*13-1-31
浮気したら作動する型の悪霊- 北大路京 ...自由詩513-1-31

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