おれはくるしみたい
おれはおまえでくるしみたい
たとえば八月の朝
池をながめるベンチのよこで
たとえば熱い夜道
家までつづく短い坂のうえで
たとえばオクラを
並べた皿のマヨネーズの横で
 ....
転職したいと考える。
あまりにも、職場のにんげんどもが、くだらないから。
もういやだ。と思う。
だけど、もちろん、冷静にもなる。
サラリーマンなんて、だれでも、どこでも、似たようなものだ。 ....
日曜びだから
空をとべるような気になって
ベッドの上で
シーツを掴んでいる

ピアノは弾けないから
頭蓋のふちに立って
波立つ脳の海を
両手ですくっている

そろそろ
時間を積み ....
焦げついた喉の奥に最も暗い夜がある

野犬逹が吠える
それは肺のもっと奥の方

何処か雲で霞みがかる月

歌いだせば
全ては煙のように這いで

誰の耳に入ることもない
それは誰に ....
無頼ぶる俺の性根照らしてごらん白熱灯
どんなにまばゆく暴いてもなにひとつしゃべってやらない

何も変わらないはずの俺たちの裸眼が
夜毎違うものを見せるのだからもう視力など信じるに足らない

 ....
熱帯のスコールが街に降り注いでいる
落ち窪んだぼくに 傘を差してはいても溜まりゆく雨
視界は不慮への屈伏から 夜露を湛えて滲む
爪先から徐々に激しく積み上がる感傷の血潮が
僕に夢を見せるの ....
こいつらがロックなんて言葉口にしたらぼくは間違いなく殺意を覚える
と思った矢先
そいつらは画面の中で
オフホワイトをバックに
しけた顔して不快極まりない口調で「ロック」とはを語り出す

ソ ....
ミンミンと鳴くこともなく
たまたま出会ったセミは
コンクリートの駐車場に
ただ しがみついていた
生きているのか死んでいるのか
さわったら ジ っと鳴いた
逃げることもしないので
ひどく ....
 朝、目覚めると家中クモの巣だらけ、湯気が立っているものもあれば
冷気を発しているものもある。つまり、部屋の中は煙が立ち込めていて、
まともに息も吸えやしない。気が狂いそうだ。おまけに、クモの巣の ....
「このまま
 デブネタを続けられるということは
 結局のところ
 あたしに
 未来はないってことでしょう
 
 右を向いても
 左を見ても
 デブには生きづらい
 ことばかりじゃあり ....
忘れては夏の水底のぞきこみまばたく広さまばたく遠さ



無音から無音に至る無音には尽きた灯の色ただ打ち寄せる



激しくも涼しき雨を走り抜け糸ぬぎ捨てる ....
巨漢6キロ!
ファーミックスの毛玉が
あたしの横には
いつも
横たわっている

ウトウトから
目覚め クセになって
確認するしるしぐざで
カレも目を覚ます

ナァ
(なに?)
 ....
男は94ページを読み終えると、時計を目にした。

7時23分。

昨晩から雨が続いている。
グリーンの縁の窓から臨む景色は、霧がかっている。
溜め息をついてはみたものの、こんな休暇も悪くは ....
畳の上
四角い日時計うごいてる今は朱色の長四角

藺草くさい
桃とぶどうと線香とまわり灯篭お盆の浴衣

渦巻の
蚊取り線香の灰落ちて焦げ付いた跡ほじくって

8畳の
カーペッ ....
{引用=



きみに咲く色を今日も決められず温い水に絵具を流した


六時から弾けた部屋の真ん中でわたしもラジオも終わりを待ってる


利き手から最短距離で触ろうとしているきみ ....
あなたから這い出た僕は小さな僕を水面に見ている
ああ僕は碧いのだ
艶やかに湿る僕は赤い目をしている
景色を映すそれが涙のようだ
潤んだ世界のほかを僕は最期まで知ることはないだろう

今から飛び降りる世 ....
これからは 君の 世界に あわせる
例え 占いの 結果が 悪くったって

私は 更に 
   皿の うえに
   沙羅を 重ねてゆく

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・° ....
64分音符にのせてジョイントをつくってるあなた、赤いマールボロの箱をさかさむけにして、フィルムは大切だから取っとくのよねと言っているあいだに、鏡にカッターで細ーいせんを引く彼女、彼女昔ながらの .... 何も思いうかべることのない
壁の中で
風をしたためている 気がする
恐らく そうなのだと

風の中でページをめくり
立ち止まり 彩りを
見つめているとき
草の色の 内側に

呼吸を ....
今日も山手線に乗られては、知らない人と肩を合わせて心を揺りうごかさている。窓の向こうは今日も暑くなりそうだった。鉄の線路の向こうには埼玉県のような、千葉県のような山々があって、薄い群青色の面をしていて .... 青春前期に
熱に浮かされたように訪ねた仏たち
結局今まで
その眼差しの中を
彷徨っていただけのようだ

時を経て向き合い
あれから様々なことがあったと
あの時何か得たような気がしたけれ ....

聞こえた 
え 
聞こえました?
天啓

夜ポートランドの丘の上
越えて走れスーパーカブ
時速二五マイル
パンパンパンと
マフラー破裂する
流星が
昇りながら脱線して
エ ....
悪かったのは俺のほうだ

毎週、同じ時間いつもの場所に

アナタは必ず来てくれたのに


アナタの気持ちも考えず

他のヒトと遊びに出かけたこともあった

アナタの想いも考えず
 ....
甘えんぼな あたしは
あったかいひと
やさしいひとに
ふれると

ホワンとしたきぶんに
なってしまう

気を全開にゆるしてしまう

たまに失敗することもあるけど
猫の勘はたいがい ....
道を歩けば 犬とすれ違う
人とすれ違う
暗雲を 見上げ
虹を見つめる

屋根を見上げ
雨だれで 口を潤し
石ころの 匂いを感じ
緑の葉を 味わう

小石を拾いあげる
川の中に 放 ....
楽しげな手応えを 夕暮れは手のひらで掴もうとしている
確かな 部屋一面の 公園が 
たったひとりの 自分でもない 雷鳴の中
鋭いアパートの極彩色が聞こえている


テレビをつけると 亀 ....
{引用=

6月の雨が
まだどこかに残っていて
それが7月の終わりになっても
降り注いでいる
一月以上寝かせたからだろう
いらないものがたくさん混じってる
人間の気持ちに置き換えたら
 ....
もう一度
障子戸にぼた雪のあたるカサカサという音聞いて寝たい

楽器はね
唄うように奏でるんだよ高校二年のヒゲのはえた青年

あのひとの
帰ってきた車の音聞いただけで胸が詰まる愛情の ....
雲の図鑑が欲しいのです
ありきたりの色を集めて
正しく真名を呼んだなら
痛みと祈りは
この空に
届くかしら
 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
salcoさんのおすすめリスト(4500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おれはおまえでくるしみたい- 吉岡ペペ ...自由詩710-8-1
日曜日19時の女- はだいろ自由詩410-8-1
なにもない- 因子自由詩210-8-1
誰にも見えぬ夜- 瑠王自由詩7*10-8-1
無頼ぶる光- 自由詩5*10-8-1
黒馬- 坂井ハナ自由詩210-8-1
そんなんじゃ濡れねーんだよ- カチキ自由詩410-8-1
セミ- ベンジャ ...自由詩9*10-7-31
辻褄- プテラノ ...自由詩310-7-30
散々な夏- 花形新次自由詩2*10-7-30
めぐり_ひびく- 木立 悟短歌510-7-30
横たわる毛玉- 森の猫自由詩4*10-7-30
healcaのお客様へ- 瑠王散文(批評 ...6*10-7-30
畳の上- 蒼木りん短歌210-7-29
カラースケール。- あぐり短歌5+*10-7-29
フェンスの端から- ひち携帯写真+ ...2*10-7-29
*海の底- 藤鈴呼自由詩3*10-7-29
QP00lif- はるな自由詩110-7-29
青さ、ノートの空の- 番田 自由詩310-7-29
データ化する心- 番田 散文(批評 ...210-7-29
古都を旅した- 西天 龍自由詩210-7-29
天啓- 自由詩2*10-7-29
懺悔〜夏を前にして〜- 自由詩210-7-28
あったかいひと- 森の猫自由詩13+*10-7-28
立つ河原で- 番田 自由詩310-7-28
フルーツ家- 番田 自由詩310-7-28
雨の残りもの- 真島正人自由詩9*10-7-28
愛情の量り- 蒼木りん短歌210-7-27
雲の名前を教えて- あまね携帯写真+ ...610-7-27
雪月花_- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-7-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150