カーテンを開かなくても分かる 今日は晴れ。
眠気を感じず きびきび 起きれた。
迷いなくベッドメイキングをする。
積んでた本に 小指をぶつけることなく洗面所に行く。
歯磨きからコンタクト装着ま ....
 
 
「子供の頃」
 
ねるまえに
おかしが
たべたくなるのは

まだ
こどもだから

おなかがすいて
しかたがないのだ

こどものむしや
おはななども
やっぱりそう ....
僕はおさなかったので
ミッキーマウスが
消防夫だったりした
脳膜がメンマになって
少しおかしかったりした
火星人に思いを馳せると
くしゃみが出そうだった

トタン屋根が何かを
 ....
月曜日
何もする気にならなかった
朝の授業をさぼった
明日の予習を済ませて
午後から散歩に出かけた
音楽を聴きながら
大学の中の公園で
ぼーっとしていた
木立の間を風が流れていた
土 ....
パステルで
どんなに綺麗に描いても

たった一滴のそれで

闇につつまれてしまう

いや
闇さえも

一色ではないから

魔の色なのかもしれない





強 ....
お疲れさま♪

優しく声をかけたいのだけど
つい嫌味な言葉なんかを付け加えてしまう

どうしてなのかな

額に汗かいて努力したのはあなただし
わたしは洗い物とかしながら眺めていただけ
 ....
青空に首を突っ込んで
即死した変死体の傍ら
空飛ぶ鶏の嘴(くちばし)が夥しい数で囀(さえず)る

青い空に白い雲
夕方には赤い夕日と
朱に染まる山の端
(絵に描いたような五月晴れ)

 ....
様々なほつれが
絡まり
絡まり
新しい網をつくる
それは思いのほか
大きく強く

抗えない

ああ
感情よ消し去れ!
全ては事もなしと目を力強く瞑り
握りこぶしをポケットに隠せ ....
浮かんだことを綴る
渇いた笑いが聞こえる
戸惑う でも綴る
自己陶酔 自慰行為
そう?かもしれない

嘘はつきたくない
不器用なりに言葉を発しても
どなたかが聞いて
その方がその方の ....
ひらがなの
かきじゅんが
ぜんぶさかさまだから
おかしかった

まるですきにさきみだれる
はるのはなを
みているようで

まちがえていることが
ただしいのだと
きみに ....
佐野元春の「日曜日の朝の憂鬱」を聴いていたら
自然に泣いていた 
寂しいと感じていることに
今更ながら気がついた
今まで一人で戦ってきた
暗闇に向かって拳を突き続けるみたいな
手ごたえのな ....
古い連れに暴走族の集会に来いと誘われた
面白そうだから行ってみた
古い連れは十五の夜にバイクを盗み 補導された
僕は十五の夜に 他人の物は盗めそうになかったから
親父のワープロを盗んだ ....
夜が辺(あた)りの色を奪うとき
灰色の濃淡だけの風景の中
独り佇み窓の外
悲しみだけの夜道を歩き
とぼとぼ何処へか歩き出し、

夜が心も奪うとき
沈む気持ちのその先に
灯りがぼーっと点 ....
杉林 針葉の緑をすり抜け 
どこからか 舞い落りた白い花弁が
木蓮の紫の蕾近くを行き過ぎ
日陰に残る雪より先に 土に落ちた

山の 日が射す場所は暖かく
雪で登る事が難しいと思っている間に ....
iPod nanoを買った
僕は音楽をイヤホンを使って
フルボリュームで聞くと
身体の真ん中、丹田の下から
頭のてっぺんまで通路が開き
身体の中の気が噴出する
この気には二種類あって
ひ ....
雛菓子をつまむ指先の
その感触は
母さまの温もり
 
ひとつまみ
もうひとつまみと
雛の飾りから拝借する君の
{ルビ当=あ}て{ルビ所=ど}ない{ルビ戯=たわむ}れは
長き ....
私の娘に出会ったら
どうか伝えておいてください
何一つ伝えるもの残すものはないのだと
ただそれだけを伝えてやってください

私が道のそこかしこに置いた石に
あのこが躓こうとも
教えられよ ....
土手の切れ目が1本のラインに見えるから
平らになってる地面ギリギリまで 後方にバックして
50m走でそれなりに女子に褒められた 足の速さをもって
ホップステップで 夕陽に煌く川面に行ってみる。
 ....
おまえがねむらなくても
かわりはいくらでもいる

といって
すいまがおとずれます

ああ、ねむることも
いきることなのだと

ゆめのせかいで
きがつくことができたなら
 ....
父親の圧迫骨折が悪化して 
日々の介護の不安に 
瞳を曇らせたまま 
嫁さんが布団に入った深夜に 

密かな寝息をたてはじめた寝顔を 
そっとみつめて、心配事の全てを
癒してあげたいと思 ....
 あんなところまで
 かけあがってゆく脚力があった
 なんて、知らなかった
 あれが
 かけのぼってゆく波のペニスだったなんて

 美しい波形
 コバルトブルー
 夏の日に ....
身体を澄ませて

夜が囁く言葉に

精神を傾ける時

無限に広がる天球から

探していた答が

静かに降りてくる

五月の真夜中

足元の地球が緩やかに回転する

天恵 ....
雑草のようになりたいと思いました

何処に逃げても

ストレスって奴は
 
ホントにストレスって奴は

鬼のように

しぶとく追いかけて来ます

どうせ捕らえられるのなら

 ....
押勝の横顔は
琵琶湖に沈もうとする夕日
の照返しを受け
朱く染まっていた

湖畔勝野の鬼江から
船を出し、助かる見込みの無い闘争
せめて家族はという家長の気持ち
そんな気持ちも家族は一 ....
夜陰に潜む空蝉
気付く者だけが
月を研ぎ澄ませば
金色の刃が孤影を浮かび出す

掌に止まった蝉
月は意地悪く照らし続け
君が鳴いてるんじゃないかと錯覚する

孤独な薄い影を見逃さず
 ....
加工を免れた水分も蒸発した紙の様子 その月日は残したいから
ホームセンターで購入したコロコロを使って
紙から浮いた「好き」を構成する言葉だけ 巻き取る。


口説きも含めて たくさん言葉は貰 ....
声高に叫べないから
文字の裏にスルリと隠す
ほとばしる感情をメタファーにゆだねて
苦く噛みしめる思いをほどいて昇華していく


そうやって幾つ言葉を散らしてきたのだろうか


押し黙 ....
♂「いいか。一度しか言わないから よく聴けよ。」

♀「ええ。」

♂「おまえのことが... 好きだ。」

♀「えっ? なんて?」


♂「・・・。 いいか。一度しか言わないから よ ....

小料理屋の前で
ミャアミャア鳴くお前は
「リアル招き猫か!」と
心の中で突っ込んでは惚けてみた

あの凍てつく日から
平日の朝は日課のように
小料理屋の前を守っているんだ

夜 ....
さがしています
わかりやすい たいど
わかりやすい ことば

澤にいたのでしょうか
青筋アゲハが よこぎります
そんなはずはないのに
蝶番のように 澤の景色が見えました
 ....
beebeeさんのおすすめリスト(6566)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
気分- 電灯虫自由詩9*11-5-17
初恋- 小川 葉自由詩311-5-16
つたない断章- シホ.N自由詩311-5-16
運命が変わる気がした- ジム・プ ...自由詩3*11-5-16
黒。- 森の猫自由詩9*11-5-16
深紫のひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-5-16
マイ_ブルーヘブン- ……とあ ...自由詩8*11-5-16
あたらし(未詩・独白)- プル式自由詩411-5-16
言葉を綴る- subaru★自由詩4*11-5-16
一年生- 小川 葉自由詩511-5-16
僕の無力- ジム・プ ...自由詩2*11-5-15
キレイゴト- yumekyo自由詩3*11-5-15
彼者誰時(かわだれどき)2- ……とあ ...自由詩911-5-15
どこかで- 砂木自由詩7*11-5-15
iPod_nano- ジム・プ ...自由詩4*11-5-15
桃の花- 鵜飼千代 ...自由詩16*11-5-15
魔女の娘は- 佐々宝砂自由詩8*11-5-15
行ってみる。- 電灯虫自由詩5*11-5-15
眠り- 小川 葉自由詩511-5-15
夫婦まじしゃん_- 服部 剛自由詩311-5-14
地勢が、波の舌、波の騎馬で…- 石川敬大自由詩18*11-5-14
身体を澄ませて- ジム・プ ...自由詩6*11-5-14
雑草のように- subaru★自由詩4*11-5-14
仲麻呂- ……とあ ...自由詩911-5-13
投影- subaru★自由詩3*11-5-13
失恋後- 電灯虫自由詩5*11-5-13
囀り- 渡 ひろ ...自由詩20*11-5-12
ラブストーリー_告白- 北大路京 ...自由詩11*11-5-12
野良猫チャトラン(仮名)- subaru★自由詩7*11-5-12
変態の季節- るるりら自由詩12*11-5-12

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219