{引用=モンキーズ・ダイジェスト}
      エステティックサロン ビッチクラフト代表 竹野ユメ講演
                 「美の魔術師と呼ばれて」より抜粋


 (略)体内物 ....
3000年ぶりに
蓮の華が開いた
泥の池の中で
世界は変わる
天恵は再び
人類の上に
取り戻され
魂の交信が
すべての地の上で
復活する
神が降臨する
金色の光を伴って
長い黄 ....
  

  なにもかもが縺れた朝に
  六月が
  しくしくと雨を浴び
  痛い痛いとさけんでいる



  犯罪者もペテン師も
  愛しきも憎きも
  背に負って
  痛い痛 ....
空から数億の擬餌針が滑り落ち
傘が無いから 針に濡れて風邪をひく
鱗のポケットからポロポロ
小魚たちの夢が零れる

海に落ちた流星は涙色
しょっぱい涙が海に混ざる
夢破れた星屑 水底にあ ....
 {引用=モンキーズ・ダイジェスト} 
         故・鳥丸孫一郎氏回想録「わが温故知新」より抜粋

 ここはメタセコイアの群生する山の深奥。遥か下方のせせらぎを木立
の虚ろと鳥の囀りの ....
『おや 気がつかれましたか。』

「はぁ。」

『まだ眠っててもかまいませんよ。』

「はぁ ん〜 とても長いエスカレーターですね。 」

『そうですね。』

「先が見えない。 ....
ただ 紺 としか言いようのない色の
ベニヤのようなうすっぺらい壁面の上に
サビだらけのトタン屋根がふわりと乗っけられている
建物そのものが 甘く針金で結わえられて
地球の上に ふわりと ....
ホッテントット族が眠たくなって
だらんと垂れているところを
ピグミー族が短い脚を伸ばして
落ちないよう引っ張っている
夜中の十二時半のいびき

その反対側では
バスッケト選手のアメリ ....
スプーンのお腹は 唇の熱を一瞬奪う。
離して写れば 魚眼レンズなお米顔
花柄の柄を掴んで 口に入れちゃう。


スプーンはテレビと違って
私を これ以上小さくすることはできない。
小さく ....
何処の世界へ行きたいですか?
花がたくさん咲いてる世界ですか?
笑みが溢れる世界ですか?
愛される世界ですか?

本当に行ってみたい世界は?

行ってみたいのは 差別のない世界
行って ....
{引用=
鴉の眼に宿る一閃の煌きが人々にとっては畏怖でしかなくとも
夕暮れに戻った巣の中では献身的な愛を育む母鳥であるかもしれない
そう言ったおまえのイメージからははっきりと
精巧な素描の上に ....
僕の
指で
嘔吐する
君の
口内から吐き出される
言葉、言葉、言葉は
キラキラと
美しい
夜の
露の
ネオンの
輝きの
眩しい
現実

夜風が
気持ちいい

夜だ
 ....
長い睫毛の目をくりくりと
人見知りも見せずお話してくれました
独学で成るレゴのヘリコプターと
黒マジックで見事に塗装し直したセダンと
救急車の工程中も見せてくれました
東京ばなながヒットして ....
念のために確認しておく

モーソー
それはある
内容はない

カップラーメンのから
空っぽのビールの缶
それはある
それらに手はない
足もない

カッターナイフはある
ナ ....
姿見に映すわたしの姿
ぷくっと気になる「部位」がある




肩甲骨を意識して
立ち姿に気をつけてみた

たとえばモデルさんみたいに片足を気持ち後ろにずらす

それなのに元カレ ....
いつものブラックでは淋しげだったから
表情のない顔に何か落としてみたかった
今日は気まぐれで角砂糖一個

  ポツン

    呟く音が聞こえてくる

ちっちゃな輪っか 中くらいの輪っ ....
玄関が開き 掃除が始まる。
箒がほこりを集め ほこりが塵取に集められる。
年季の入った 赤のプラスチック製の塵取がチラリする。
中学校で使ったのと一緒ですね。
割れ目がないからそのものではない ....
団子を肴に酒を呑むなんて
これが{ルビ所謂=いわゆる} 粋なのでしょう
乙ですねとも言うのでしょうか
ここは何でもある{ルビ雨風食堂=あめかぜしょくどう}

脂ぎった店主のオッチャンが
「 ....
                  110529


こんな庵では如何でしょう
難しいですね
実現には10年くらいは掛かりますね
企画立案中でしたら
予算化のための具体案をすぐに提出し ....
なんでもない休日の
中間点からおよそ50歩ほど
家に近づいたあたりで
やっぱり雨は降り出した

ありきたりの舗道を
無邪気に塗り潰していく雨粒
いつだって間が悪い僕は
もちろん傘な ....
雨が降る
雨落ちる
暗い空から
水落ちる

見ず聞こえる
見ずに聞く
言葉の嵐
こころの声

越えてゆく
越える山
からだ使って
山のぼる

病んでいる
悩んでいる ....
年賀状だけのやり取りが十九年
余震が続く四月にイレギュラーで
安否を尋ねる手紙をもらってから
毎日メールで話すようになった
なんて
私もババアになったもんだよね
文脈には生活の蓄積を窺わせ ....
藍色の街を見下ろす丘で
声もなく涙する背中は壊れそう

届かない光へと
変わらぬ愛を歌う
あの時から目が離せなくなった


くだらない誓い
見え透いた嘘
荊で織られた鎖と檻と

 ....
  出る幕ではなかったのだ



  悲しみも
  砂粒のごとき憐憫も
  わたしの心の切れ端ごと
  烏に啄ばまれるがいいのだ



  それは景色ではなかった
  累々 ....
けだるい床に敷かれたままの寝具が
なだらかな山を見せ
私は脚を崩し
あなたはインドの仏さまのように
片腕で頭を支え横になっている
輪郭だけを知っているつもり
ぬくもりに残像を刷る朝
(  ....
雑誌で特集されていた 最先端の仮面を買った。
形はフルフェイス型ではなく 鼻から額までを包むハーフ型で
ベースとなる模様は 赤・緑・青の三色。
アイラインにも一工夫されていて パッチリ感が半端な ....
少年は淋しげな木に 小さな言の葉を飾り付けた
少女も 紳士も 婦人も 老人も 通りがかる人達も
小さな言の葉を飾り付けた

不揃いの言の葉が瞬く
誰もが足を停めて
それぞれの言の葉で暖めた ....
アンテナのとらえる
周波

そのとき
その場所

そのまま。

脳が
肌が
髪が

感じる

こっちだぞ
その道だ

迷路でも
悪路でも

突き進む

やが ....
もうすぐ帰るのだ
少し前は他人事であったが
今は自分ごとになっている
人の一生は短いものだね
30年経つともう次の世代になる
理屈では前から分かっていたが
いざ死んでみると実感する
「逝 ....
煙の皮を被った太陽が吐いてるよ
表の表はオモテでウラじゃないよ

CMまたいで裏ワザ続きはwebよ
ダイヤとクローバー蛸壺カードを切るよ

トリケラトプスの話術kira☆k ....
beebeeさんのおすすめリスト(6567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マイ・レヴォルーショナル・エステティック- salco散文(批評 ...4*11-6-1
3000年ぶりの蓮の華- ジム・プ ...自由詩8*11-6-1
六月の背中- 草野春心自由詩511-6-1
諦めを知らない小魚たち- subaru★自由詩4*11-6-1
眠り姫- salco散文(批評 ...2*11-6-1
天国へのエスカレーター- 北大路京 ...自由詩18+*11-5-31
あまみずの_水化粧- yumekyo自由詩10+*11-5-31
十二時半のいびき- 乱太郎自由詩10*11-5-31
匙な相棒- 電灯虫自由詩6*11-5-31
本当に行ってみたい世界- subaru★自由詩13*11-5-31
冷血の行方- 高梁サト ...自由詩1011-5-31
海月になろう。- プル式自由詩411-5-31
SiD- salco自由詩6*11-5-30
自己確認- シホ.N自由詩411-5-30
隠すひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*11-5-30
珈琲- subaru★自由詩4*11-5-30
そんな素敵さ- 電灯虫自由詩5*11-5-30
狐と狸- subaru★自由詩5*11-5-29
あまみずの_水化粧- あおば自由詩3*11-5-29
雨_雨_フレフレ- nonya自由詩13*11-5-29
雨あるがまま- シホ.N自由詩311-5-28
友人- salco自由詩4*11-5-28
夜想曲- 涼深自由詩311-5-28
- 草野春心自由詩4*11-5-28
夜明けを占う- たちばな ...自由詩1211-5-28
粋なやつ- 電灯虫自由詩5*11-5-28
言の葉_ヒラリ- subaru★自由詩7*11-5-28
魅かれるまま- 森の猫自由詩9*11-5-28
30年- あおば自由詩1*11-5-27
楽で強引なソング- 北大路京 ...自由詩8*11-5-27

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