燕の背中で寝そべってたら
太陽が睨んできたので
にらっめこの勝負をした
俺が勝ったので
太陽に筆ぺんで落書きしてやった

それを見ていたボーイング737が
調子こいてバク宙してきた
飛 ....
貰ったキーホルダーを見る度に
僕の心は体を離れる
ずっと遠いあの街まで

丘の上には大きな桜の木があって
公民館と図書館と体育館と
少し行くとスーパーがあった

公民館には児童館がつい ....
起き抜けにchampagne
むしろ浴槽を満たして
煙草の匂いはjazzyに

何て素敵な退廃
絡み合って墜落しましょう
不健康な呼吸

よく分かりもしない上等な言葉で
戯れてるだけ ....
澄んだ水にウチは住めぬ

これだけは言っとくよ

by ウチ
どうしたって零れ落ちる。
そこに選別の意思すら介在しないから ぶつけどころすら判らない。


零れ落ちた 気持ち見習いたちは 路上のコンクリに滲みこむこともできなくて。
愛想もない街の固さに ....
今日 夢を見た
だんだん薄れていく記憶
君の声も 君の匂いもわからなくなって
輪郭だけの絵画のように
現実ではなくなっていたが
確かにあった手応えを感覚として垣間見た
再び抱きしめたが ....
奴ももう
もうろくしはじめているので
僕のことを
認められやしないのだ
奴もそろそろ
ろうそくの残りの火も気になるので
僕の顔さえ
まともに見てやしないのだ

奴らと僕らとのあい ....
まどろみの風下で
アミメキリンの夢を見た

縁側の木漏れ日の
網目をかいくぐって
鯨偶蹄目キリン科の
枝先に腰掛けていた

うたたねの岸辺で
アミメキリンの夢を見た

首を長 ....
仕事帰りに街を歩けば
赤い灯青い灯夕闇を照らす。

裏通り馴染みの
一杯飲み屋に
そこに
今日を捨てに行く。

そこでぼくは
ひたすら喋りながら
呑み続ける。そしたら
なんだか偉 ....
「竜巻」

君はハイヒールを投げ出すように脱いで
僕のキャンバスの中で
踊りに明け暮れる
遥か彼方に竜巻が描かれているだろう
あれは
君に惑わされた僕の渦




 「波紋 ....
日が暮れる直前
泣きたくなる時がある
生まれたときから
脳にインプットされてるのかもしれない

日が落ちてゆく光景が
物悲しく見えるのは何故だろう
   だけど懐かしい気がする
    ....
その人には顔がなかった

ゆっくりと動く喉仏
見なくても分かる 嗤っている
高い位置から嗤っている
私の苦手な目をして
私の苦手な言葉を紡いでいる

その人には顔がなかった

 ....
その日の記録。

 宮城県沿岸部某市内,内陸部にある職場にいた。
 ちょうど子供らは午前中で解散。仕事区切りをねぎらう昼食会の担当になっていたので,予約してあった菓子と飲み物を店に受け取りに行っ ....
眼のなかに眼がある
僕の眼のなかの眼は
遠い彼方の星に視線を投げて
すなわち自らを投げ
僕の閾ではないその場所から
ひるがえって僕の眼を見る
僕の眼もまたそれを見返す

彼方にある ....
くだんの事を
耳にしたことは
あろうか

人に牛と書いて


凶事の前兆に
生まれ
その集結と共に
死ぬという

件とは
人の身と牛の頭
又はその反対とも
伝えられ
 ....
{引用=
海面からみあげるとこんもりとした森が公園である
ブランコと藤棚のフジ
それからベンチ
蛇行しながら遊歩道の鎌首をもたげる
ぼんやりした外灯がともる
雨ざらしの石段をの ....
激しい雨が電車の窓を叩いています
明日の天気は晴れるでしょうか?

晴れてたのに晴れてたのに さっきまで こんなに晴れてたのに
なぜか雨雲は突然やってきます
蹴っ飛ばしたコンバースが仰向けで ....
手を離して得られる豊穣さもあって
電卓から加算の記号を外してみる。


ゼロから始め、その終わりがない無限を終局点に見据えて
得てして努力と比例しない努力を費やし、雀の涙でも加算してく。
 ....
高校生活のころ
湿気高い、と書く癖で
わたしの詩だと読みあてた人は
乾というキザなネームが合わなくておかしいと笑う

 貴方には才能があります
 がんばってください

一晩中ふるえてか ....
それでも君は
真正面に瞳を据えて
行く手を遮るものに
立ち向かうのだろう

恨みもせずに
拗ねもせずに
飽きもせずに
前へ進むことだけを
考えるのだろう

降り注ぐ光のままに ....
夏の甲子園。
全国高等学校野球選手権大会 決勝戦。

北大路高校 対 羅生門学園。


エース三千院が好投しております。
9回裏。
羅生門学園の攻撃 二死ランナー無しで
バッターは3 ....
どうしようもなく悲しい世界になってしまったなあ、
つらいことばかりが浮き彫りになっていく。
ニュースキャスターは落ち着いた口調で教えてくれる、
世界の終わりに合図はない。サイレンは鳴らないよ ....
 野に咲いていた
 赤い花を
 むしんにむしっていた娘に
 わたしは言った

 かわいそう
 花さん、いたいいたい
 白い花さん、いたいいたい
 赤い花さんも、いたいいたい
 ....
雪がこんこんと降り続いた次の日は
まだ夜が明け切らない早朝から
トラクターのエンジン音が響く
凍てついた大気では
空に昇る煙も、どこか力無い
そんな極寒の中で
現役を引退した男たちが
除 ....
いまさらオーネットコールマン

意味不明の言葉の羅列が
たくさんの誤解を招き
バイト先の立ち食い蕎麦屋のカウンターのように
汁にまみれRu

言葉の羅列に色はないが
汁にまみれていたの ....
ゆうひかとおもったら
もうあさひだ

しずかなときが
ここにある

いきている
いまもどこかで

たいようの
ゆめをみてるひとが
言われた方はよく憶えているように
一方的に別れさせられた彼の方がよく憶えているだろう。
きっかけは何だった?
彼に問われるのが怖くて。


関節は滑らかに動いていて、立派になった彼の振る舞 ....
石粉と鉄屑で青い星を飾り立て
束の間の目撃者が自己存在証明を試みる
中でも稀有な人々は、歴史を彩るアクセサリー
人類という動物の思い出に花を添える

誰もが誰かと邂逅する為に生まれて来
誰 ....
懐かしい向かい合わせの座席
小旅行ってことばの似つかわしい車内の雰囲気

(偶然だったのかな、向かいの席に座った男のひととの軽い会釈)

それでも嵌め込み式のガラス窓では吹き込む風に往生する ....
嗚呼私がもっと馬鹿で
あなたの云うことをそのまま信じていたら

嗚呼もしも私がもっと無邪気に
あなたとの幸せをまっすぐに夢見ていられたら

そんなに子どもじゃないのよ
そんなに可愛くない ....
beebeeさんのおすすめリスト(6567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空での出来事- subaru★自由詩3*11-5-1
扉の向こう側_(未詩・独白)- プル式自由詩8*11-5-1
デカダンス- れもん自由詩4*11-5-1
これだけは- 殿上 童自由詩11*11-5-1
気持ち見習いたち。- 電灯虫自由詩2*11-5-1
間違ってない- 西日 茜自由詩311-4-30
虫がふふんと鳴いた- シホ.N自由詩211-4-30
キリンの夢- nonya自由詩20*11-4-30
酒呑み2- ……とあ ...自由詩16*11-4-30
竜巻- 乱太郎自由詩9*11-4-29
黄昏泣き- subaru★自由詩2+*11-4-29
顔のないひと- 三奈自由詩20*11-4-29
五十日目の日記- 縞田みや ...散文(批評 ...29*11-4-29
- シホ.N自由詩411-4-28
くだん- 森の猫自由詩10*11-4-28
書き記さなければなにも残らないノートに- 石川敬大自由詩13*11-4-28
雨のち・・・晴れるでしょう- subaru★自由詩3*11-4-28
増えない電卓。- 電灯虫自由詩3*11-4-28
乾く- 乾 加津 ...自由詩21*11-4-27
涼風- nonya自由詩13*11-4-27
9回裏_ツーアウト- 北大路京 ...自由詩8*11-4-27
NEWS- ゆうと自由詩111-4-27
つくりものめいた、花- 石川敬大自由詩15*11-4-26
年寄りの住む村- 見崎 光自由詩8*11-4-26
何を今さらオーネット- ……とあ ...自由詩12*11-4-26
太陽の夢- 小川 葉自由詩411-4-26
語らい- 電灯虫自由詩3*11-4-26
稀有な人々- salco自由詩7*11-4-25
滑るひと- 恋月 ぴ ...自由詩13*11-4-25
青ざめていく心- れもん自由詩311-4-25

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