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イナフは目を閉じ 耳を閉じ つま先をそろえて12時方向を見つめている 
その列車はやってきた。
サフランの花畑のなかを その列車は 悠然と走る

花たちは その風に揺られると まる ....
スーパーマーケットで、安寧芋という名前の芋を買ってきた。鹿児島の種子島の特産品らしい。
よく出回っている鳴門金時芋より少し高いけれど、トースターで焼くと黄金色の身は柔らかく溶けるようで、それだけでも ....
何事においても、排出する事に快感を覚える。
排泄行為は言うまでもない。
お風呂も毎日一時間以上入って、汗をダラダラ流す。
風邪をひいたらラッキーだと喜ぶ。
鼻水を出す喜び、咳をして腹筋使って、 ....
突然、お祭りをはじめたにもかかわらず
多くの方に ご協力を得て 無事 お祭りを終了させていただきます。

わたしとしては、
とても楽しかったです。

以前、祭を企画するなら ....
以前、【節分祭】【雛祭り】という
ポイントなしの レスを できるだけ多くのかたつけさせていただこうという
企画をやらせていただきました。 
節分祭、雛祭り いずれも クレームをいただくこともな ....
 『遺言においてノーベルは、「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最 .... 「土砂崩れのあった山のあたりは 幾たびかの土石流が重なりあってできたので、昔の地名には、 それが残っていたらしい。」と、母が どこからか聞いてきた。調べてみると 阿武山というのがある。
【阿】という ....
 冬になるとおでんなどの他に、父は湯豆腐を作った。というのは共働き
の妻が相当料理下手だった。正確には家事全般に不向きな人で、冷蔵庫の
冷凍室に恒久鮮度を見、洗濯機には水流が回らないほど詰め込み、 ....
 私は蝉の声の中で、ひぐらしのものが一番好きである。少し緑がかったボディに透き通るような翅というビジュアルも美しいと思う。夕暮れや明け方にカナカナ……と聴こえてくれば、夏の終わりを含んでいるようでなん .... そういえば、
と千津子は言った。
貴方何時までここにいるんだい。
天気は晴れかそれとも雨か。
飴でも降ってくれねえかねえ、
そんな事を思いながらお前に飽きる迄だよ等と、
笑いながら答えると ....
かしましいねェ。
ひとが気持ち良くうつらうつらしてたッてのに。
あたしは、よっこらせッと起き上がり上の階を覗いてみた。
幼い姉弟が鬼ごっこをしていた。
椅子を借りて子供たちの甲高い笑い声を聞い ....
あの頃わたしの精一杯で生きていた。



遠い記憶は優しいものではなかったが
大きな怪我も病気もせずに
三十年以上生きてこられた。
親には感謝すべきなのだろうが
生憎ずいぶん前 ....
私はかつて[緑病]と呼ぶべき奇妙な病気に罹ったことがある。
それは十八歳くらいの時で、高校を卒業して初めて社会人となって働き始めた頃のことだった。
なぜか緑色に魅かれて、服も靴もバッグも帽子も身に ....
民俗学者折口信夫が唱えた学説は「折口学」と呼ばれますが、わたしはその折口学の信奉者なのです。

といってもその信奉の歴史はごく浅くて、わたしが折口学と出逢ったのは二年ほど前のことでした。それは折口 ....
詩のしくみについて

まず、詩と、死のちがいについて。
息苦しくなる。妙に胸が痛くなる。そうして間もなく心肺停止状態に陥り死ぬ。理由はさほど問題ではない。心不全ということで一切が丸く収まる。保険 ....
もぬけの殻の四郎は小さな山の頂に立った
6年前美智子と交わした約束
「3年後のこの日に もしまだ好きだったらここで会おう」
美智子は涙をいっぱい浮かべながら細い頤を振って何度もうなずいた
その ....
さて、聖書にはじつに多くの殺人行為の記載がある。

「この時、主の霊が激しくサムソンに臨んだので、サムソンはアシケロンに下って行って、その町の者三十人を殺し、彼らからはぎ取って、かのなぞを解いた人 ....
今まで観た映画で一番印象的だった作品は?
そう問われたら、私は即座にフランス映画の『天使』と答えます。
この映画を観たのは、たぶん三十年以上も昔だと思いますが、当時、吉祥寺に五十人劇場という小さな ....
我々は月の裏側で未知の物体を発見したとNASAの報道官は興奮気味に捲し立てた。
送られてきた映像を見ると巨大な長方形の石板の様な物が月面に斜めに突き刺さっているのが分かる。
早速 国連の主導で国際 ....
大きなガラス瓶の中に半分くらい貯まった百円玉
それを見ながら四郎は考える
毎日百円はいとも簡単 それでも積み重ねれば結構な額になる
ということは少しずつ積み重ねれば人の驚く様な事も出来るようにな ....
「おおついにアルブウが完成したぞ!」
「博士おめでとうございます、ついに血中アルコール濃度を瞬時にゼロにする薬が出来たのですね」
「おおそうだ この薬でもう酒酔い運転の心配はなくなるし 閑古鳥が鳴 ....
僕の実家の近くに、一軒の八百屋があった。その八百屋は『杉本青果店』というごくありきたりの名前だった。その八百屋では、おそらくは杉本夫妻であろう中年二人の男女がただ淡々と働いて、野菜を売っていた。僕は登 ....  この本を読み終わった人間は必ずや、辛い苦い思いを味わう事だろう。作者のミシェルウェルベックは、まるで、現実の僕達の醜い部分を僕達に無理やり見せようとしているかのようだ。僕達はこの書物を読んだら、沈黙 ....  私が各地(といっても3都市だけだが)転勤の末、夫の出身地である広島へ行くことになった時のこと。

 それを聞いたある人が言った。
「大丈夫なの? 広島に住んで。ナマ水とかは飲まないようにしたほ ....
塔を建てようというのが誰の発案であるのか不明である。
しかし、建設が始まると人々は、何の疑念もなく塔の建設に熱中した。
全ては塔の建設のため。そこには身分も貧富の差もなかった。
 はじめに塔を建 ....
 僕はインターネット上で『山田薫』というペンネームで、小説を書いて発表したりしている。もちろん、僕はまだ無名の書き手にすぎない。しかし最近は自分の作品にも少し自信がついてきて、肯定的なコメントなどもも .... 昨晩の月は絵に描いたような朧月だった。
まるで大きなオブラートに包まれたように
柔らかで幻想をまとった月だった。

粉薬にオブラート。
昔、ありましたよね? 紙の箱に入ったうすい半透明の、 ....
         2014年5月10日9時32分

日記とはと考えながら
つぶやきはとはなにか
然らば
反射的な言動の源は何かと考えた。

鏡は反射率が高いほうが良いと言われ
 ....
ひなげし食べたら鳥になる、とは語呂合わせた比ゆ的な表現だと感じながら、ひなげしはどんな花かも知らずに書いたが、
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=67187 ....
七十九歳になって

 今日七十九歳になった。よく生きたものだと思う、というのも、身の回りの知人の次々と、訃報を聞く。とにかく来年の傘寿八十まではまずは死ぬまい.昔流行った歌を次から次とyoutub ....
beebeeさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『サフランの髪飾り』- 座一散文(批評 ...314-11-17
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排出の快感- 桐ヶ谷忍散文(批評 ...9*14-11-8
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★10月31日_ハロー勝利(ウィン)_【収穫祭】企画のお知ら ...- るるりら散文(批評 ...6*14-10-30
二〇一四年ノーベル賞を肴に雑感- もっぷ散文(批評 ...414-10-11
阿武山- るるりら散文(批評 ...9*14-10-6
湯豆腐と冷奴- salco散文(批評 ...514-9-4
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「地縛霊BBA」- 桐ヶ谷忍散文(批評 ...7*14-8-21
さよなら、お母さん。- 永乃ゆち散文(批評 ...714-8-1
散文_【_緑病_】- 泡沫恋歌散文(批評 ...10*14-7-21
続・詩のしくみについて_(折口信夫とわたしの因果関係を妄想す ...- たま散文(批評 ...16*14-7-16
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_約束- アンドリ ...散文(批評 ...114-7-9
サムソンとデリラ- atsuchan69散文(批評 ...2*14-7-7
散文_【_印象的なモノクロームの世界_】- 泡沫恋歌散文(批評 ...6*14-7-7
__無理- アンドリ ...散文(批評 ...214-7-3
_わしは風- アンドリ ...散文(批評 ...214-6-26
_アルブウ- アンドリ ...散文(批評 ...114-6-24
_僕が『小説』を書くきっかけになった、とても小さな出来事__ ...- yamadahifumi散文(批評 ...5+14-6-18
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夜更けの紙相撲_水の月_プロミストランド- そらの珊 ...散文(批評 ...11*14-6-3
塔の寓話- ……とあ ...散文(批評 ...7*14-5-26
無名の作家へのJKからのファンメール- yamadahifumi散文(批評 ...4*14-5-23
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反射的- あおば散文(批評 ...4*14-5-11
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七十九歳になって- 生田 稔散文(批評 ...7+14-5-7

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