特殊なことは何一つできない。

でも、出来ることはやろう。

当たり前にやろう。

呼吸して吐いて、太陽の光浴びて、雨に濡れて、

あまり不摂生しないで、親に尊厳を感じて、
 ....
近頃だせーダッフルコートを
ファミレスで脱いだ娘は今どき見上げたショートボブ
カラーリングもメイクも知らない
つぶらな瞳を見開いたまま
発育を15で停めた18歳のレジスタンスは北風の中
孤立 ....
年度末の会議の後 
僕は所長に 
新たな年の契約書を、手渡して 
旅の報告をした 

「 石巻の日和山から見渡す一面の荒地に 
  ひとり・・・ふたり・・・と 
  笑顔の花を咲かせたい ....
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ....
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ....
 しかし、啓示を受けたのだ。山の彼方へ行くように。地平線へ。





俺という人嫌いは
背中にうっすらとした毛が生え
頭部には後光が輝くよう
髪が一部欠落している。

歩き出し ....
                       120322





uytqkdhuZq94ugt@djr ....___
?
なんか楽しくなったような気がしますね
春になると
 ....
入ってくるものが
多すぎる
出ていくものは
少なすぎる
残ったものは
結晶化し
塩辛い粒となる

時々こうして
泣いてみるのは
心の塩を
涙にまぜて
捨てているからなんだ

 ....
これから起きる人も
これから眠る人も
いつもの朝だ

やかましいアラームも
ガラガラ声の鶏も
イビキをかくオジサンも
この世に存在している賑わいも
いつもの朝だ

全速力で
朝が ....
 
携帯をスマホに変えたら
 
何にも詩を書く気が起きなくって
 
何故だろうかと考えてみる
 
 
4年近くも愛用していた前の子とは
 
書き込み方
レイアウト
文字のフォン ....
たとえリリカルに謳おうと、

あえてシニカルに謳おうと、

半ばやけくそな起承転結で、

ファンタジックに謳おうと、

結局、想いはハラスメント。

なにかをコトバにする度に、 ....
空が涙をせがむから みんな互いに殺し合った
立ち昇る黒煙と 未亡人の嘆き

立ち尽くす 一人の少年
泥に覆われた 丸い頬
額にかぶさる 前髪の茂み
その奥にきらめく ひび割れた瞳
干上が ....
気に入らねえなら閉ざせばいい
てめぇの都合で塞げばいい
森羅万象 千差万別
そうする権利はてめぇのもんだ

信念ならば黙していけ
悪意の類なら気張っていけ
聞いてもないのにしゃあしゃあと ....
まんさくの枝に結んだ恋みくじ

啓蟄や動き出せたら良いのにな

雪解けか小指贈って手打ちかな?

木の芽どき秘伝のタレの壺を割る

車椅子押してもろうて春の月

合格が捻り捻れて ....
{画像=120321141924.jpg}

           「おはよう」

           春風が挨拶をする

            足元のプランターに

    ....
雪がとけはじめたので
家族に会いにいく

小径のうす紅の梅が春を さそっている


久しぶりに会う誰もが
笑顔でいるのに ほっとする

( もう 一年になるのですね )そう語りかける ....
ゆうてみて
あたしのどこがきつねなのか

そらぁ
お天気の日に雨はおっかしわなぁ
そんでもなぁ
この雨を降らしたんはあんたやで
しょぼくれた顔してうどん食べてたから
声かけたん ....
誰か止めればよかったのに
投石器に自分の箱庭みたいな心を乗っけて
あいつは遠くへに飛んで行ってしまった
ほらそこのベンチ 降り積もった火山灰
虚ろなカタパルトがじっとしている

誰か止めれ ....
つまり愛だ

どんなものへも
愛があればゆるせる
ゆるせないこともまた
愛だ
憎しみさえ

イキモノに大きい小さいもあるか
祖父の言葉が重く
私には

粗末という言葉を教えたの ....
スカイブルー・スカイ
去年の私は
もういない

テロメア
擦り減って
私は少し身軽になった

あなたのメール
まばらになって
私は
一歩踏み出す準備

愛してるって
転写し ....
悲しいこと
諦めること
薄っぺらい選択。

大切なもの
核となるもの
を切り取って眺める。


右折すれば変化が待っている。
恐れることはない。
死ねば両手も焼かれるのだから。
 ....
微細だが、あきらかの痛みが、脊髄の周りにあつまってくる。

シナプスが泣き言を言い始める。

身体は重く背中はこりかたまっている。

誰にも会いたくない。

何もしたくない。

未 ....
商談フロアは明るかった

外光のような明るさはすべてLEDだった

設計課長が施工後の保証を求めて来た

外からはこの社屋の外壁工事の音がしていた

私たちはその仕事を商品の納入だけだ ....
街の
人の

屋根瓦を
頬っぺたを
ボンネットを
ランドセルを

街の
人の

やわらかいところを
かたいところを
親切なところを
依怙地なところを

つついて
 ....
薄いセロファンに
優しく包まれている
そのなかに
甘いものが
入っていることを
私は知っている

子供のころ
歯医者が大嫌いだった
何より
歯医者のおじさんが嫌いだった
というか ....
届かない
あんたに触れたい指先は
夜に搦め捕られる


張り付く空気には微かな花の香
見遣った窓には真ん丸には足りない上弦の月が浮かぶ


あんたは今、誰と愛でているんだろう?
誰 ....
どうして見えないのか!

早咲きの桜の下に
噴水の飛沫の先に

賑やかに降り積もっているのは
詩ではないのか?

どうして拾わないのか!

膨らみ続ける蕾の上で
ベンチで踊る ....
                        120319



プーブカ鳴るラッパの音で目を覚ます
漁獲規制の銅鑼が鳴り
天ぷら長屋で眼を覚ます
騒がしい朝の訪れに
着流し ....


必要と頷いても
近くにあっては困るらしい

それは遠くにあって
必要なときにだけお世話になる

ありがとうございました

添えたお礼と深く折り曲げた腰を上げてしまえば
あと ....
意味もなく
きみの匂いを嗅いでいる
そこには
しあわせだとかふしあわせだとか
そういう類のものは
感じられない

春先のつめたい空気の中
アイスをほおばる
その口元
きすをするのに ....
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俳句2012_3月中旬- 北大路京 ...俳句14*12-3-21
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副作用- 青土よし自由詩512-3-20
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春の、匂い- かんな自由詩9+*12-3-19

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