いっつもおんなじ

後ろ髪ひかれつつ

やってしまっては

後悔のくりかえし
白い大きなシャツを着た
無邪気な少女が
駅前のロータリーに
集う鳩の中心で
詩の朗読をはじめた

僕も鳩に交じって
道路にダンボールを敷いて
排気ガスを吸いながら
彼女の言葉を聞いた ....
整然と並ぶ
薄暗い部屋で
こんなに人がいるのに
と思う

誰にも会わない夜
誰にも会わない朝
白く濁す冷たい空気が
わたしの存在を確認する

研ぎ澄まされて

幸運かどうか分か ....
四角い窓からみた海に
オリオン座が落ちてった
僕はそれを電車の窓からも
見たような気がした
ちいさなリゲル
君の名前に似たリゲル


制服のリボンタイの匂い
香水と煙草のまじった匂い ....
ほら
巻き方が甘いんだよ、

ひとりひとり
人が違うように
ひとつひとつ
こころの形も違うんだ


幾つかの
こころを固めて
ぐるぐる巻きにして
静かに
箱の中へ収めてきたけ ....
カチッ―スイッチON

ドッカーーン!!!!!


ヒャハハハ!いきなり爆発してビビってんじゃねーよ!な?

触れたらすぐに切れてしまうトラップ
切るのは赤のコード?青いコード?
触 ....
  すれ違う キミにあげれぬ チョコレート
   冷蔵庫の中 ひとり冷えつつ

  チョコレート ほろ苦き想い 抱きつつ
   戻れぬ想いで 自分の口にす

  あたたかな あなたの笑顔で ....
君の胸が時を刻む
窓の外の冬空は
白い雲が流れてとどまらない

君がいるのに
哀しみが凍みてくる
静かに待とう
もうすぐやってくる夕暮れに
一瞬でも優しい色に染められるよう
きっちり塗っていたのに
反対車線にはみ出す
雲が蜘蛛が雲の隙間から太陽や太陽が鋭い爪を
刺す
差す
おおきなおおきな
くも
はみ出た者を串刺し
みんな応援している
手拍子が聞こえる ....
Xが私
Yが貴方でZは君

貴方は私を未だに好き
でも私は貴方が嫌い
もう終わった恋

私は君を未だに好き
でも君は私が嫌い
もう終わった恋

どちらも終わった恋 ....
蛍光灯の白い明かり
白と黒に世界を分けて
無機質な
感情の無い人工ライト

ただ僕は堕ちていく
何も掴め無いまま

血色を奪い取る青白い光
白と黒に世界を分けて
有機質の
観念恐怖を持つ人工ライト

 ....
西大路さんと東大路さんにも同じチョコ贈りました。
三個のうち一つは激辛ハバネロ入りのチョコレートです。
放課後、「誰が食べたでSHOW?!」を開催します。
女子みんなで誰が食べたか当てて盛り ....
ゆっくり気持ちを包み込んで
綺麗なリボンでラッピング

桜色の包装紙
深紅のバラの飾り

慣れない手つきで作ってみたけど
私の愛は重すぎますか?

…ホントは義理なんだけどね。
い ....
三十年前
子宮の降下口は閉じてしまったらしい
 
だからわたしはひとりのままで
おてんとさまはつぎはぎで
 
心臓、前10cmの空間で
両手を合わせてほしをみて
 
ここはとかい、 ....
靴箱に ぬか喜びのチョコレイト
同じ苗字のモテるヤツ宛て

この時期は
ダジャレみたいで嫌になる
「千代子」という名 隠す如月

チョコレート一生貰えない手相
生命線は やたらと長い
 ....
白くまが
冬に飽きて夏を生きている
空へ掲げた太陽から
モーター音がする
眩しくてほんのり暖かい
故郷ではインテリアでしかない太陽だ

夏の代名詞は軋みながら首を振り
永久凍土に芽生え ....
「ねぇ、わたし達3人、うまくやっていけるのかしら…」



「さぁ…誰かが買ってくれないと、ぼく達そっぽ向いたまま、仲良く交わることなんてないんじゃないかな?」
2月14日 バレンタインデー

モテないオイラにゃ関係ない日

最低気温マイナス2度 寒いのに コートもマフラーも校則違反

バカバカしい校則とも もうすぐ おさらば

卒業式まで ....
君と僕の間に
閃光弾を落とす

一瞬で周囲をくらまし
光だけ
誰も傷つけず
ふたり
姿を消す

それは
真を幻が包み込み

やがて幻が解ける頃
僕は真を
街に焼き付ける
 ....
時間は矢のように

「光陰矢の如し」だなんて言うけれど
時間が矢になる人はごく少数で
充実してない堕落な毎日じゃ
目の前で輝く可能性も掴めないんでしょ?
チャンスの神様は逃げ足が速くて前の ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない


レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
 ....
たそがれの花束  海野小十郎
 
月が出る
まばらの雲より
昨日出会った
あの少女
この花束を見ておくれ

誰ぞ彼
この山の上
かすむ月影
あの少女
この花束をあげたくて

 ....
凍りついた瞳
どろどろの衣服

"汚れてなんかいない"

一寸先は白い闇に
埋もれ、惑い、雑踏に流され

"消えてなんかいない"

淡い期待 ....
液晶の画面の中では
愛と恋とが
消費されて擦り減って
それでも笑顔を忘れずに
人間の傍にぴたり、と
まるで一人では生きられない
飼い馴らされた犬みたい


マニュアルなんて
何も知 ....
こんな雪の日は
貴方がいた日を思い出す

舞い下りた雪が
二人寄り添う肩で遊ぶ
ひとつのマフラーを
二人で首に巻き
ずっとこのままがいいねと見つめ合う

また明日と別れたその夜
私 ....
あなたの住む街へ行こう
そう思う

そして
意図的な偶然で
何食わぬ顔をして

あなたに道を
尋ねるんだ

一緒にいることは
できないけれど

それでも
せめてわたしにでき ....
目に入る光が痛い
頭が痛い
満員のバスが痛い

英語の文章80近く
地下鉄の加速度にちぎれてくシナプス

そんなロジック
駆り立てて
研ぎ澄まして
吐き気がしそうなくらいの眩しい反 ....
深い森から抜け出して もうすぐここから旅立つよ
夜に抜ける 風と潮の香りで 飛んでいく
深い夜の飛行船
蛍と共に舞い上がる


死ぬように眠ってしまった 子ども達も誘おうか
頬杖ついて  ....
ロングコートのポケットに両手を突っ込み
ヒリヒリした寒気に急かされ散歩する
時々口元に手を当てて息を吐き
ひと肌の温もりを味わう

ふと思う
冬の息が白いのは
報われないまま死んだ誰かの ....
どうやらそれは
ブーツキーパーというものらしい
ねこ鍋と聞いて
顔をゆがめたリリーのことを笑えない
迷った末に手にしたのは
大好きなキャラクターであるシルベスター

家に帰ると
かわい ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
振子時計- Honesty自由詩1*08-2-17
東京ROTARY- ニカコイ自由詩10*08-2-16
重影- こゆり自由詩4*08-2-16
ばら色の頬のころ- アヅサ自由詩8*08-2-16
ギプス- こゆり自由詩5*08-2-15
時限爆弾- 相羽 柚 ...自由詩1*08-2-15
チョコレート3題- 風音短歌4*08-2-15
哀しみ- さくらほ自由詩7*08-2-15
虹について- 七味とう ...自由詩14*08-2-15
例えばXYZとして- 相羽 柚 ...自由詩1*08-2-15
人工ライト- 相羽 柚 ...携帯写真+ ...5*08-2-14
2月14日、チョコレートと一緒に- 北大路京 ...自由詩13+*08-2-14
ラッピング- 相羽 柚 ...自由詩2*08-2-14
ちゅうぜつ- ゆるこ自由詩208-2-14
チョコっと- 北大路京 ...短歌8*08-2-14
太陽の下で- 佐々木妖 ...自由詩10*08-2-14
時計- Honesty自由詩3*08-2-13
2月14日、朝- 北大路京 ...自由詩6+*08-2-13
エナジー- こゆり自由詩5*08-2-13
とりとめのないこと- 相羽 柚 ...自由詩2*08-2-13
2月14日、前日のコンビニ- 北大路京 ...自由詩19*08-2-13
たそがれの花束- 海野小十 ...自由詩208-2-13
私はまだ死んでない- 相羽 柚 ...自由詩4*08-2-13
出会い- 小原あき自由詩24*08-2-13
降り積もる想い- @ショコ ...自由詩408-2-12
境界線- こゆり自由詩6*08-2-12
昼夜逆転- 相羽 柚 ...自由詩2*08-2-12
深い夜の飛行船- どらちゃ ...自由詩108-2-12
想い- 佐々木妖 ...自由詩7*08-2-12
生平- FUBAR自由詩5*08-2-12

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