山盛りの洗い物だって
洗ってしまえばこっちのもんさ






山盛りの皿洗いながら
こんなこと考える










山盛りの洗い物に勝利 ....
本当のかなしみを知るひとは
かなしみのあり様をあれこれと邪推せず
涙で濡れた手のひらにあたたかな眼差しを重ねてくれる



本当のかなしみを知るひとは
ひとの過ちをあれこれと論ったりせず ....
天パで頭の悪いムライがお前らのことをにらみつけている
天パで頭の悪いムライ「俺も人の子だったというわけですね…」

天パで頭の悪いムライがお前らのことをマジで殺そうとしている
天パで頭の悪いム ....
静かの海
ここはどこまでも静寂な 砂がさらさらと、
乾いた想いを落としていく
初めて出会った日を思い出しては
ナトリウムの大気に
耳をすませる

小さな部屋で聞いた
パステルの紙を走る ....
{引用=(自動筆記の試みとして)}
薄っぺらい靴底を通してアスファルトが足裏を焼く。
体温と等しい大気の中、人は噴き出す体液で白い布帛を半透明にして抗えもせず、
仕事に炙られ夏にじっと茹でられる ....
角砂糖ひとつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個室
父が一杯の水を差し出す
母が一輪の花を差す
それがかつての始まり
最後に望む光景

角砂糖ふたつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個 ....
 眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ....
手拭を汗ふきとらむと思いてや万葉の歌涙をぬぐう

蕎麦食めば妻の与えし千円の中よりいでしそのそばの金

物乞いをなすと思わじ今朝の妻の与えし何がしかの金

芸術によって何をなさんやただ表面 ....
とてもまぶしいあおい空だった

ひとさし指とおや指のファインダーで切り取った

わたしの空は

ただそれだけの

とても小さな

ソラでした
何も考えずに済む   静かな日々が待っている
それが望んでいたこと        筈だった

月明かりの下を歩く      潮騒が流れ込む
満たされた音を抱え    胸の奥に滴る情動を
なぞ ....
お晩でがんす

むじな似のおんな魚選る夜五つ
閉店後精肉売り場よぎる牛頭
三叉路で人待ち顔の地縛霊
お嬢さん背中に手形ついてます
タクシーが女客拾わぬ上り坂

ウシガエル田んぼあぜみち ....
ひとめぼれをして買ったお護り代わりのパレッタが
一年程見当たらなかった
こどものゴムや100円ショップのクリップで間に合わせていたけれど
落ち着かないので 誕生日の自分へのお祝いに
昨日 新し ....
バケツをひっくり返したようなって言われても
ピンとくるわけじない

ひところ軒先で騒がしかったツバメの巣はいつの間にやら静かになっていて
育ち盛りと餌を催促してた雛たちは
ハーメルンの笛の音 ....
きのう手紙がとどきました。ふるさとのこころの箪笥から。
【前略 私は あなたの本当の母です。あなたは 親に「橋の下でひろってきた」と言われると喜んで、高貴な産まれを夢想するような娘でしたね。卵が先 ....
君に回帰する青空
新しい道具を手に入れて
揚揚と胸を張り進む
紫外線もものともしない

砂漠と草原とステップとツンドラ
悲しみの緯度が増し飛行機の窓が割れ
近く遠く自転しつづけては公転す ....
超BIGなミルクプリンを
すくっては丸飲みする

輝き始めた友人たちを
プリンの中に沈めてやる

甘すぎないその味に
小さな嫉妬が奥行きを与える

明日は呪詛のように
私をコンクリ ....
 狂女の独白

いつもそれは夕刻よりも暗い夜明け
一日は、東の地底で死んだ胎児のように
いつ迄も、紫色の胎盤にまみれて
暗黒の硬い産道に引っかかっている
胎児の頸には硝子のつららが刺さって ....
仕事柄前かがみになることが多くて
いつも腰のあたりに爆弾を抱えてる
過酷な作業 割りに合わない給料
サービスの笑顔に心は込もらない

私生活でもストレスは溜まる一方
スーパーのバイトに去り ....
霙雪の降る夜のこと

夜の夢がそのたおやかな小さな手に接吻すると
まどろむ女の子は口をつぐんだ。

妹の手を握り続けていた兄はその額を優しく撫でて、
火照った熱気を感じて手を止める。
兄 ....
自分の
決めたことを
やり通すのに
実行に移すのに
正しいことなのか
正しいことじゃないのか
私は
時々
考えます

社会のルール
今は本当に
役に立っているのか
どうなのか ....
鬱との戦いに疲れ果て、また、仕事についても悩み、
やっと気分的に落ち着いてきたので、
いま思う事を率直に書いてみようとおもう

ラーメンを食べ過ぎるとウンチが固くなり
肛門が悲鳴をあげる
 ....
産まれ生き苦しみそして死んでゆく
 たった一行闘病短歌

日赤の病棟入り口掲示板
 嘆歌とあって朝顔も書く

これからは口語短歌の詩人です
 出来損ないの痛みを堪え

銀色に輝け外科 ....
     若)まろがふたり でそろった!
     いまからね、バチバチッと
     かっこいいとこ見せあうからね
     その間に 逃げるんだよ

     面白そうだからって見ていて ....
         



経糸の波が島に打ち寄せ
砕けた珊瑚の欠片が筬の羽の隙間を通る  
浜は白く織り上げられ
降っては降りてくる日射に
転がる岩岩は奪われた影を慕っていたが
素足 ....
             



淡い夢をみる夜がある
夏休み庭に植えたブーゲンビリアに
いつの間にか背丈を追い越され
生い茂る葉がどれだけ季節を重ねても
記憶は夏しか残らなかった
 ....
大人なんか大嫌いって



いなくなればいいのにって










言ってはみたものの









後五年もすれば
自分もあっさ ....
初々しく純粋な目 
心輝かせた稚い微笑みの 
幼きあなた

あなたの微笑みが
あなたの目の輝きが
私の胸を愛の歓びで貫く…

あなたのことを想うと
我が胸は甘い切なさが溢れ
心に温 ....
少女が腰をかける
やわらかき光が
屈折して
一人二人三人

1時20分
私はスケッチをしている

桃色の土はしめりて
昼間の太陽はなし
 
お茶の水橋を医科歯科大学の方向に渡る と
すぐ聖橋の下を潜って秋葉に抜ける道へと右折する。
途中、神田明神から降りてくる坂の方向に左折し、
秋葉の方向へ右折する 
と いつもの明神下の路 ....
  申シ訳アリマセン。
  ココニ[本文]ハ、アリマセン。

   何故、コンナ面倒クサイコトヲシタノカ?
   ソレハ、本題ノ想定シタ者ト、同ジ平面デ
   遣リ取リガ、シタカッタ為デス。 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そんなかんじ。- サワメ自由詩510-7-26
本当のかなしみを知るひと- 恋月 ぴ ...自由詩42+*10-7-26
天パで頭の悪いムライ_〜あたしは貴方と恋離の枝になりたい〜- akb48自由詩110-7-25
静かの海- 月乃助自由詩18*10-7-24
夏の奴隷- salco自由詩6*10-7-23
記憶の個室- 瑠王自由詩9+*10-7-22
うつつと夢の間を縫うバスに乗って- 石川敬大自由詩1910-7-22
汗と涙- 生田 稔短歌3*10-7-22
わたしのソラ- いのせん ...自由詩510-7-22
何も考えずに済む/静かな日々が待っている- kauz ...自由詩4*10-7-21
金鳥の夏_…- salco川柳7*10-7-21
imac(イマック)- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-7-21
野良猫のうた- 恋月 ぴ ...自由詩18+*10-7-19
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オルフェウスのように- 瀬崎 虎 ...自由詩110-7-19
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歪み- 1486 106自由詩210-7-19
In_hoc_apparuit_caritas_dei_in ...- 一 二自由詩110-7-18
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まろまろ- 鵜飼千代 ...自由詩10*10-7-16
布晒- 楽恵自由詩17*10-7-16
常夏常世_- 楽恵自由詩8*10-7-16
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「1時20分」- 生田 稔自由詩510-7-13
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『或るひとりの嫌われゐしものへ捧ぐる時間(とき)』- ま のす ...散文(批評 ...2*10-7-13

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