tongueという怪物の棲む洞穴にまず招待の愛の共食い
歯の裏を口蓋打ちつ舌踊る孤独吐くだに異国語になる
恋人は菓子パンに似て買う前と装裂き食らう刹那が美味し
君がまだ 更生しない 罰として 僕は自分の 指を潰した 水にとけちゃう
なんとも
あっさりと

水を吸い込み
一瞬
存在感を厚くしてみるけど
ぐるりとひとまぜ
なかったことに


あぁ


そんな女にだけは
なりたくなかったの ....
自傷天才詩人の
ブラックモア君は
半端な綺麗事ばかり書くなと
僕を罵った

確かに
君の本音剥きだしの綺麗事は
美しいけれど

明らかに
臆面もなく格好つけていいのは
君のほ ....
気がつくと、俺は漂流していた
大洋のど真ん中に、俺ひとりだった
広い海は恐ろしいほど青く、そして黒かった

小さな板切れに横たわっていた
頼りなく波間に揺られながら
自分が置かれている状況 ....
世の中男ばかりが悪事を働くと思っていたら、林真須美以来の悪党が
久々に登場とあり、被害者には悪いが、マスコミのヒマ潰しの感があ
った「のりピーネタ」が夜のニュースから一掃されて、私としては喜
ば ....
まっすぐな 道も
あったのかもしれない
どこまでも続く、単調さがいつか
ありがたいものだと、
気づかされる

そんなもの本当にあるの?
真実は、蛇のように曲がりくねった
螺旋のそれ ....
{ルビ鬱人=うつびと}の 命の水を くみ上げて {ルビ六花=ゆき}を咲かせる 水銀の空 鬱々 頭に雨が降る
メンテナンスの時期なのだろう
僕のまるまってきた背中に
灰色の霧がかかる

目玉をかっぽり取り出して
空中にふわりと浮かべ
僕の姿が見下ろせたなら
故障箇所 ....
口笛を吹いて、絨毯を呼ぶ
輝く絹と金糸で幾何学模様に織られた、翡翠色の絨毯
絨毯は主人である僕のもとにすぐさまやってくる

魔法の絨毯に乗り込むと僕は
月夜の花に埋もれて眠る
君の夢の ....
{引用=
風の音が聞こえる

戸外は雨だ

脹らんだ大きな雫が
木の葉の表面を滑る

熟れすぎた文化のなれの果ての
決済の時間のように見える

カーテン越しの
切れ長の瞳は
 ....
生まれたときから
屈託のある顔をした君は
赤ん坊のくせに徹底していて
怒り出すと
……いやっ
興奮し出すと
顔が赤黒くなるまで興奮して
泣いているのか怒っているのか
とんと僕には分から ....
千夜一夜
回転しながら
浮き沈みするリビドー。

スルタンの青い宮殿の奥深く
幾重もの厚い石壁に隠され
永遠に閉じ込められた
千人の女たちが抱く
太陽の宝石
飽くなき欲動。
薄いヴ ....
とあるマスターはこう言った
「一時の情に流されてはいけないよ」
と 熟練の笑みを浮かべながら言っていた



手元には注いだばかりの冷えたグラス
何度目かのおかわりすら忘れれば
カチリ ....
僕はもう終わりを見つけてしまった
君のために祈る
知らない君が愛おしくて、同じように知らないふり


君のために願う


僕はもう終わりを見つけている
すぐそばにある
君も気づいて ....
   祝・誕生

   祝・入園

   祝・卒園

   祝・入学

   祝・卒業

       入学&卒業が数回あり・・・

   祝・就職

   祝・結婚
 ....
まず、声を変える
あー、あー、
自分にとって、いちばん低い声を確かめる。

鏡に向かうと、
バリカンで髪の毛を短く刈り込む
思っていた以上にサッパリとする。
大仕事はこれからなのに
 ....
ドは奴隷のド レは劣情の 身が悶えます ファはファ○クのファ
ソはソドミーよ  ラが乱交で シはシゾイドか? さあ始めましょう

Dough! My dear, I′m in doc?l?ty. ....
白き花 グラジオラスに 魅せられて ひろがる心 おさなごのよに 海と陸に幾つもの水爆が落とされて
夕日が消えてしまった

森林が砂塵に帰して
息が止まりそうになる

人間が
スピンオフエイプの化石として
砂漠に埋められた

世界は焦土に食べ ....
青灰色に輝く海岸沿いに
小さな赤い屋根の家が立つ
その家には
ブラウニーの妖精たちが棲んでいる


小さな妖精たちは
茶色のボロ着を身にまとい
いつからかその家に棲みついている
 ....
大きな引き出しは
アングリ口を開け
ようこそ、よくできたお客様です。
などと歯の浮いた世辞を言って
そのくせ、舌なめずりの音が
家中に響きわたっている。

それでも人の良いインテリ面した ....
先輩ってまんまセブントゥエンティーなんですね

褒められているのか
それとも貶されているのか
一回り年下の後輩が私の耳元で囁いた

街中でも見かけるあのスタイル
脚の短さを隠そうとしてパ ....
ある夏の日盛り、
少年は縁側で西瓜を食べていた
ふと、
太陽に西瓜の種ほどの翳りを、
極く僅かな変形を認めた気がした
気にもかけずに少年は
浴衣の足をブラブラさせながら食べ続けた

1 ....
泣き虫に大きな壁が立ちはだかった


途方もなく続いている道
下手をすれば踏み誤ってしまいそうで
たったの一歩がなんとも重いこと

行くしかない
行くしかないのだと歯を食いしばる
わたしの 遥か上空 ....
 
℃、インターナショナル。
――クライン・ブルー!

 震える 指の、
 「ナンデ簾乃ぉー?
 オラ、もさげに
 馬火きーナ、緋釜℃


餐ゲな女、
恥もこして 零零
麗しき ....
季節は無言のまま過ぎて行く

昨日まで咲いていた木は

咲いてはしげり

赤色に染まりかれていった

もう僕は迷子の一人ぼっち

昔呟いた言葉を思い出す

テレビに写った君に恋 ....
昨夜の雨を吸った落ち葉はぶよぶよと柔らかくなり
いくら踏みしめても何の音も鳴らさなかった
足跡さえも吸収してしまいそうな弾力は
寒さを忘れそうなほどの優しさで失望を覚える


冬はいつだっ ....
私のふたつの乳房は
アムリタの豊饒に満たされている
明けたばかりのこの夜
現世が終焉するその前に
私のアムリタをあなたに飲ませたい
真っ赤な舌をチロチロと動かす毒蛇のように
長い
この腕 ....
じゃあさ、とりあえずこの山を登ってから死のう
それで頂上に着いたら生きてよかったって一度だけ死のう
蔑んだり後悔したなら、それらのピリオドとなって死のう
じゃあさ、朝日が映っちまった瞳の中で死の ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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Teacher- ハイドパ ...短歌6*10-2-27
シークレットペーパー- こころゆ ...自由詩2*10-2-27
綺麗事- nonya自由詩8*10-2-27
アホウドリの島- 楽恵自由詩810-2-27
毒婦の系譜- salco散文(批評 ...110-2-26
螺旋- 月乃助自由詩12*10-2-26
Melancholy- ハイドパ ...短歌7*10-2-26
最先端- オンガシ自由詩1*10-2-25
魔法の絨毯- 楽恵自由詩710-2-25
失墜する文明- 真島正人自由詩8*10-2-25
娘へ_−だめ親父の伝言−- ……とあ ...自由詩16*10-2-24
ハレムの女たち- 楽恵自由詩710-2-24
バーボンをロックでいただく- 窓枠自由詩8*10-2-24
end_of_tales- 三上あず自由詩1*10-2-24
創書日和「祝」_めぐる「おめでとう」- 逢坂桜自由詩510-2-23
男装- 楽恵自由詩910-2-23
ドレミの歌- salco自由詩210-2-23
Fascination- ハイドパ ...短歌6*10-2-23
言うまい- 乱太郎自由詩13*10-2-23
ブラウニーの棲む家- 楽恵自由詩13*10-2-23
ところの引き出しに仕舞われてしまったあなたに- ……とあ ...自由詩10*10-2-23
コブの無いひと- 恋月 ぴ ...自由詩11*10-2-23
日蝕- salco自由詩510-2-23
もう泣き虫なんて呼ばせない- 窓枠携帯写真+ ...7*10-2-23
”レ”を剥ぐ!- atsuchan69自由詩5*10-2-23
画面の前で泣き叫ぶ- こめ自由詩1210-2-23
帳尻を、合わせる- あ。自由詩21*10-2-22
乳海撹拌- 楽恵自由詩12*10-2-22
気晴らしのための下絵(2- 瑠王自由詩3*10-2-22

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