重油が雲のように流れうねる
粘液質の眠りの底に響いて届く
何色かの鐘の音色に共鳴する
筋肉繊維の無数の弦が共震し
開かれる眩暈と明晰の間の扉


甘く緩く脊髄を対流する
胸 ....
 
見たくないものを
見ないようにしていても
限界がある
 
自分の心もわからないのに
君に向き合うなんて
やっぱり出来ないのかな
 
今 僕に必要なのは
君じゃないし
君が必要 ....
               頭が落ちていたとしても
               腹を抱えて笑うやつはいるだろう
               やっと死んだよと

              ....
          日の丸をあげると
          あなたがおろすから
          おろしたのというと
          うんと言うから

          私はまたあげて ....
郊外の 狭い畑に ティーアップ 民家めがけて ドライバーショット!
ファァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
太陽が西に傾き
橙色の弱光が窓ガラスを抜け
誰もいない教室をほのかに染める
グラウンドでサッカーボールを追う少年達
その声が
遥か遠くに聞こえる

教室の後ろの掲示板
はられた絵が眠る ....
お母さんの手のぬくもりを

知らない私は

今お母さん



お母さんの手ってあったかいのかな

お母さんの手って柔らかいのかな



ときどき小学校の教科書に

お母 ....
私は何をしているのだろう
ただ 立ち止まっている
{引用=
空っぽの水瓶がひび割れる音がする
誇りを失ったその時は殺して
無様に誰かの足元に跪くことのないように

空想の純潔を
手折る薔薇を
遠視する愛を
合わせ鏡に映して

時々 ....
――――ヨルノさんと詩を巡る旅




あ どもども こんにちワンワン


えっと 先日の日曜 大阪の万博記念公園という所に初めて行って来ました 知的障害者のガイドヘル ....
手首を切り落とす、
という妄想が頭から離れない。
私の手首を切り落とすのではない。
最愛の人の手首を切り落とすのである。

切り口はなるべくすっぱりと潔いのがよい。
切れ味よく骨まで切り落 ....
灌木と雷雨を連れて町を出た
辺境には辺境の掟があるのだと怒られた

探査船に乗って星を出ると
ドーム内の環境シミュレーターで
雷雨は分析され、灌木は実をつけた

この確率は奇跡ですね、と ....
誰もがみんなドアをひとりで叩き潰せるわけではない
こうして 震えている間に冬は過ぎてしまったが
一向に震えは収まらない


歯の根が合わない
力が入らない
かろうじて寄りかかって
動か ....
綺羅星の王冠を眺めながら
骨のようにかたい胡桃をほうばる

失楽園からの贈物に
境目のない儚い理想を夢見ながら

昨日の怒りを
今日の喜びとして享受して

往ったり戻ったりする荒野の ....
ギャルが漕ぐ           ガソリンを           残酷で
スタンド立てた          入れる代わりに         無慈悲な世界
自転車の             キャサリ ....
目をとじると
僕の
思い出の中で
君はいつも
笑っている

懐かしい
あのころ
楽しかった
何もかも
素敵な日々

忘れることのできない
懐かしい
あの日が
僕に
帰っ ....
上下にも右も左も前後にも 動けぬわたしは一点のてん

点と点 離れていてこそ結ばれるくっついてたら ただの点

苦しみはどこにあるかと問われれば 破顔一笑ここだと笑える

幸せがどこにある ....
人生なんて冗談でしかないって
お偉い先生が言っている。

そんなことは地平線まで見える丘に立ちすくんでいる下々の者である僕らにはとんと実感がありません。
大きく言えば 人生って 今生きているこ ....
妄想の残骸と 覚醒の余韻の 間で 猟銃を構え 隠れ 
祈るように 待つんだ 
弱々しくても 灰色や黒色でも やがて射す
光の意味合いを 希望と 呼べるように
狙うんだ
 ....
この黄金の下に集え
薫る風の導きに従い
歓びの羽音を轟かせよ
帝国の女王たちよ
その初子たる娘たちよ
この聖奠にあずかるがいい
光の結晶であるこの聖体をもって
そなたらは御国の世継ぎであ ....
忘れてはならないものらしい
愛した男の名前と
その男を奪った女の名前
そして事の顛末一切合切と発せられた言葉の一字一句まで

こんな近くに勤めているとは思わなかった

東神田の交差点を右 ....
年の数 バーステイケイクに 指挿した 炎の代わりの 紅いマニキュア めぇだば
いたやんどこさの
おんちゃだべさねぇ

すんばらぐ
めなんだら
よぐさもはぁ
おがったもんだでなぁ

まんだ
ごんじょぱって
おどっさ
おがちゃのえごとも
あちゃむ ....
あこがれる すなおなうたをうたうこと 花や草木や鳥のことなど

桜の木 春爛漫と咲き乱れ何も感じぬ自分の怖さ

花見上げ微笑む笑顔あざ笑い強くなりゆく折れんばかりに

逃げまどう人をテレビ ....

からだじゅうの隙間という隙間に
硝子の欠片を
ぎりぎりと押し込まれているような気がして
目が覚めた
いつの季節でも
朝の光は鋭く皮膚を切り裂いてくる
光が当たって切れてしまったところ ....
山麓 冷たく 響く
小川の せせらぎ 凍らせる 鳴声
霞んで 透けた 紫 朝の大気
止まない 一律の 音を含んだ 風の波
湧いて弾ける音符 空気の震動
漣打つ 潤んだ瞳孔 覆う 生臭 ....
Oh,今宵 金星の真下に三日月が!

何と申しましょう
トルコの国旗を縦にして いえいえ
モーリタニアの国旗を藍で染めたよう
ちょっとした回教徒気分にございます
その贅沢な、可憐な様をどう ....
疲れ果てた太陽が垂れ落ちる
代役の月は殺伐とした太古の鏡
さて 頭の中で響いてる掘削機の空回りを
加速させるとしようか
萎みかけた太陽が 最期の一瞬きで
永久凍土を水浸しにす ....
古びた電話ボックスの中にあるタウンページに
妙な親近感を抱くようになり
気付けば少しおせっかいな人になっている
大量にばらまかれたレジュメには
不気味な挿絵が載せられていたけれど
その絵が示 ....
{引用=


 アウストラロピテクス〜はるかに
 ホモ・エレクトス〜さらに

 ひととひととを分かつ外的要因によって
 踏み出す一歩その一歩の歩幅の違いが決定的だとして
 ここまで
 ....
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