あなたは私のことを想うというけれど
私は 私だけを想ってたいの
あなたが私を想わなくなったら きっと
さみしいに違いないけど 
私は生きれるの

ずっとひとりでいたいから
だれかに寄りか ....
毛糸の帽子と手袋を
じっと見つめる
星が、やがて、遠くにあるのだと
気がついたあのときのように
手は、空をきる。

映画館まで行かなくても
と、レンタルショップをうろつく
一人、彷徨く。 ....
電車の中から
空を見上げる
空と一緒に
眠った人々の
少し疲れた様な
顔が目に入る

今、どんな夢を見ているのだろう
何を追い掛けてここにいるのだろう
昔見た夢は今どうしているのだろ ....
ねぇ 朝だよ
あなたの役割は
大声で叫んで
みんなを起こすことでしょう

ねぇ どうしたの
高い所で降りれなくて
そんなにきょろきょろしてるの

ねぇ 何してるの
そんなに羽を ....
おめでとう 

ついになりたい自分に

変わる事ができたんだってね

いろいろ大変だったんじゃない

がんばって がんばって

栄光をつかんだってわけ


家族の中の地位も
 ....
ねえ、この結婚写真。

私のアップあるでしょう。
ほら、ここ。


隠れて、ないんだよね。


普通気を利かせてくれるんじゃない?
だって、一生に一度のことだよ!?



 ....
こんなにも遠くまで来てしまった

振り向けば知らない場所


戻ると言っても
来た道さえわからない


共に歩いてきた人は
私から離れた場所に見えるだけ
四方八方に向かい歩いてい ....
硬い
石の群れに
たまに
私も呼吸を忘れる
人肌の
暖かさも
しばらく
思い出していない


交わるようで
交わりきらないのは
きっと
全てのことに当てはまるようで
母の胎 ....
あなたの頭蓋骨を、かき抱く
この胸に熱く
柔らかな髪に包まれた後頭骨に
私の上腕骨を回して
冷たい額の向こうの前頭骨に、頬骨を寄せる
あなたが考えていることが、私の心に伝わってくる
 ....
君の命を思うとき
自分の命を考える

この生きざまを
君がすべて見ているのなら

私は決して褒められた生き方なんて
できない人間で
これからもうまい生き方ができそうにありませんが

 ....
{引用=
おまえは死への憧憬もないまま 籠を抜け出して
まだ春も遠い 凍える大地へと羽ばたいていった
空高く飛翔することも出来ない そのか弱い翼で
導きの手もないまま 朽ち果てる身体は
誰に ....
私しか「アトリエ」と呼ばない場所で
あのひとは輪郭のまま西を向いている
むせ返るような夕陽の匂いのなか
パレットで乾いた水彩は、それきり


藍が好きだったと思う
雨が好きだった ....
初めて嫉妬されたとき

くすぐられたような気持ちが心地よかった


時間が流れ


くすぐったかったあの気持ちは

私をあやつる見えない鎖になった


逃げることもできず
 ....
  好きな人を

   騙して手に入れたって

    嬉しくない


  だってそれは

   本当の愛では

    ないのですから
 
 
 
  いつか
 
 
  3Dで
 
 
  君を見る事が出来たら
 
 
 
 
 
  君は
 
 
  近づくのだろうか?
 
 
 
 
 ....
翔けだした 
雷鳥さえも追いつきはしない
億年の過ぎ去った
海峡の、氷河の流れに
止められない想いを抱きしめては、
巨きな犬の背にまたがり

髪をふりみだし
人のすがたなどでなく
 ....
窓の外に硝子色の鳥が飛び、静かの海は今日も波が激しい。
雷空から白い光が、幾本も降り、燕が凍った。
白い窓に息を吹きかけて、砕け散る街の色は赤。
街が血を流す、夜が近い。地下室に閉じ込められた空 ....
{引用=


そして

呼ばれている接続詞に

つかの間
休息を与えられ
安堵して

母親の洗った
布団に
潜り込み

今日1日の艶やかさを
昨日と
比べるこ ....
「スカッとしたい!」

ただそれだけのこと


年上同僚と上司からの絶え間ない
ツートップなセクハラ発言
尻はなでくりまわされ

後輩はクレームばかり持ち帰るから
年々増えていくお ....
能開セミナーで
綺麗なお姉さんが
額に手をかざしてくれた
あたたかな波動
とてもいい気持ち

突然
MCのおっさんがたおれ
獣の声でうめきだした
お姉さん
カメハメ波のポーズで
 ....
電線を泣かせるのは
木枯らしだ
冬のからだの
声だ

何も掴めないのは
街路樹だ
冬のからだの
手だ

キシキシと縮こまった
エンジンを震わせて
登り坂を這っているのは
 ....
もっと聞かせて もっと紡いで あなたの言葉の 深みを旅したい



梅の花 香りと共に 消えていく あなたの声は もう聴けなくて



「お帰りなさい」と 声が聞こえる 僕の居場所は  ....
週末、定期的に届く招待状はまるで
光年先の異星からやって来る奇妙な使者のよう


青い光


目視を拒まれた、
太陽と月の錬金術

十六夜の月を鏡に、
くちびるには薄い紅 ....
大好きなあの子が笑っているとき
ぼくは空気になった


冷たいアスファルトの上
共有する呼吸を知った

ひとつになって
やわらかくなって

ぼくらの心臓はまるくなる


 ....
海の稜線が光ると僕は
それがある種類の
誘導光だと
感じる
あの光が誘導する物事は
とても難しいのだけれども
僕たちの大事な部分と結合している

そんな時間とはまた
違う別の時間に
 ....
ラーメン屋の湯気の中で
二人で未来を語っていた時から
おまえは何時(いつ)も ずれた視線をしていた。

駿河台の坂を上って行く途中
ヒラヒラと雪が降り始め
俺には寒かったが
おまえは ....
人がいなくなって初めてその人の価値を知ります
人がいなくなって初めてその人の優しさを知ります

そう思えば
今何気なく過ごしているこの時間も
かけがえのないものとなってゆくのです
朝一番に窓を開けると真っ白に吹雪いていた
時が流れるにつれて徐々に雨へと変化して
暮れる頃にはそれさえもあがっていた


駅の改札を抜けて家路につく
空には呑気に星がちらついていて
コー ....
私のおなかの上で赤鬼みたいな怖い顔をして
額の汗を拭おうともせず
力強さこそが総てと容赦ない恥骨の痛みに涙を流す




さきほどまでの赤鬼が嘘のような寝顔
横になって見つめれば不思 ....
雪国の町は空気も凍る
重い空の下
ねぇ
あなたは凍えていませんか?

秋の日の柔らかな日だまりの中で
産まれたばかりの私を
あなた
そっと抱きしめてくれた
それが暖かで
それが安ら ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
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