引出し開けて眼球を愛でる


価値を産む祝祭の時の色


頭脳で汗かく情報煉瓦


起立するペニスと勃起するミサイル


濃霧に馬の後光の疾風
コツコツと地下階段 黄泉の光も漏れて来て


馬頭人間シャワーカーテンに陰


夜のうちに暴れ回って墓場の菊


戻れない黄泉からは死霊の世直し


飛ぶ夢や妙に明るい都市に住 ....
壊れたものを修理にだしたけれど

どこの店に行っても直すことができなかった

別れ際のあの不意な涙は

今も僕の掌に落ちて染み付いている

必ずハッピーエンドになるとは限らない

 ....
人を
傷つけて
何も感じないのは
とても悲しい

世の中は
信じられないようなことが
たくさん
目の前に起きている

人の
痛みも
わからないのは
自分の痛みも
わからない ....
「メランコリー。」

可愛がってたねこが
朝冷たくなっていた
そんな憂鬱

やりたい事見つからない
夢の消える音聴いた
そんなメランコリー

だから苦しいんだ
靴下片方見つからな ....
タンスの中からウェディングドレスが出てきた
真っ白だったであろうドレスは
少し裾らへんが黄ばんできていた
デザインは当然新しくはない
鏡の前に持って行き、私は
自分の胸に合わせてみた
狭い ....
宵闇に包まれた路地に建つ
戸建住宅の玄関前に
一匹
猫が座っている
しゃんと背筋を伸ばして
正面を見据えて
その確固たる存在感を
僕は
しげしげ見ながら
通り過ぎる
どこ吹く風とい ....
きれいなお化粧を落として
むらさき色の涙が
純白のはなびらを呪うように
ぽつぽつと流れていく
「檸檬をかじったり
桃を剥いたりするような
みずみずしさはだめなの
くちびるにハチミ ....
怖いんでしょ?
他の人は気付いているのかな
あなたは恐れを抱いている時には
微かに瞼が震えるんだ
その震えは
そっと抱きしめると止まる事を
髪を優しく撫でると止まる事を
そして何より
 ....
 ペンネームとか筆名とか、自分の詩に自信があるならばそれで良いし、名前で詩の価値が変わるわけでもない、と思うのだけれど実際は自信もないし、詩の印象が変わる気がして、やっぱり筆名を使うことにした。匿名性 .... 夢魔のヒズメ削り取る血沈の昏さ


女体幻想 目開けば臭いタオル


狂気にてあらゆる体液の可食性


アウ・アウと耳元で紅い唇が呟く


肉欲の狂い腐乱した魂と獣形後生

 ....
もっと話を聞かせてくれませんか

そうしたら、
あたしは、言葉のあいまに置かれた
なだらかな読点【、】に背をもたせ、
気まぐれに口をつぐむあなたの 数知れぬ句点【。】の
小さなその ....
憎しみからは何も生まれない。
そんなのわかっているのに、傷が癒えないまま月日が過ぎる。
何のプライドなのかわからないけど。
そんなプライドいつからあったの?って自問するくらい。
嘘をつ ....
今日は大雨だった

雲っていたから
仕事をズル休みした

人間関係が悪い訳ではない
やる気がない訳でもない

欲しい物がない訳ではない
生活が豊かな訳でもない

自分に対する ....
この町の夜は静かなもので
特に冬の夜は衝動に駆られて
大きな音を立てて改造車で走る
少年少女もいない
その代わり目には見えない何かが
充満していて、それに触れられると
その部分だけ鳥肌が立 ....
 
最近朝早く目が覚めてしまう?なぜ??

僕が朝早く目が覚めるのは
 顔を洗い歯を磨き、朝飯をたらふく食べるためです。

僕が朝早く目が覚めるのは
 黒猫のトイレの砂を換え、黒猫に食事 ....
待ち人でありたいと廊下に立ち
ほとぼりが冷めるまでの言葉遊び
未だに解けない誤解があるなら
不本意な配慮も無駄にはならない


街灯が照らし出すと同時に
忘れていたものを思い出す
何気 ....
轟くフリギア旋法
石作りの建物の中で
ひんやりと木っ端微塵
ガラスみたいに割れていく

流星のような簪
左手に乳房の重さを
右手にシューベルトの歌曲を
地上に平安と退屈を

空は晴 ....
親バカならぬ爺バカかもしれんが、我が孫ヨシオは将来が楽しみな天才野球少年。
俊足巧打の内野手で、運動神経抜群。
打てばホームラン、守ればファインプレー。足の速さはウサイン・ボルトよりも速い。
 ....
言葉は時々嘘になる 
心は時々嘘をつく 
優しい嘘であって欲しい 
悲しい嘘は不安になるから 

君の癖 
嘘をつくときの癖 
 ....
もしもちゃぶ台返しができたなら
私はその場でその必殺技を繰り出したことだろう
それ程にそのカレーは不味かった
しかしながらその煮込み料理は
今時に似合わず親切なご近所さんからの頂き物
無下に ....
君の細い指を

とても美しいと思う

その指がいつか

あたしに触れればいいな

君の白い頬っぺたを

あたしはちょっとつっついた
朝から肌を切るような寒さだった
だけど空はいつもよりずっと水色を豊かにしていたし
風は空気の1番すてきなところだけを選んで運んでいるみたいに気持ちいいにおいがした
今日が晴れでよかった、と私は満 ....
うちがわにうちゅうがあるから
ふとんから
でられない

たいくつはしてないんだけど
ひとに
おこられそうだな











すもももももも
すみずみまでみずみずしい


ほしふるよるに
ビクターのいぬ






すやすやとやすらかに

 ....
最近では人の姿もめっきり少なくなった

街角の公園


細い木立の合間

ブランコが木枯らしに揺れる


寝そべり始めた太陽が

砂の上にいくつも影を落とす

錆付いた ....
琵琶の湖は 都の命つなぐ甕

神が落とした ひとつぶ涙
そろそろ秋も終わる
木々は葉を染め
散り際の命の謳歌
吐く息はかすかに白く
もう眠りの季節の入口

弱音なんて吐かない
赤い瞳は強がりで
遠くの山々に涙を堪える
随分冷たくなった風に ....





電車をおりたら、正しい冬の予感がした
冬の匂い!
冬の匂い!
冬の匂い!
冬の匂い!
冬の匂いが冬の匂いで
あたしはとっても幸せだ
今年の冬はシチューのC ....
{引用=

悲しむことなどいつでもできるのです 

とどかない想いは、手にあまるほどなのに
あきらめない
今という日をすごす 今日

           透明な引き潮は、
小さな入 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
輝く馬- アハウ俳句409-11-22
巡る黄泉- アハウ俳句4*09-11-22
ケルト音楽- こめ自由詩1809-11-22
自分だったら- そよ風さ ...自由詩6*09-11-22
メランコリー- 雨流れ。自由詩4*09-11-22
オーダーメイド- 智哉自由詩1+09-11-22
路地裏の野生- kauz ...自由詩10*09-11-21
チェリービーンズ- アヅサ自由詩2*09-11-21
眠れない夜を飛び越えて- 奈々自由詩509-11-21
瀬崎虎彦は今日も詩を書いています。- 瀬崎 虎 ...散文(批評 ...6*09-11-21
生々しい夢魔- アハウ俳句209-11-21
銀杏- 月乃助自由詩11*09-11-21
制裁- 高杉芹香散文(批評 ...4*09-11-21
17歳でいたい- くゆら自由詩409-11-20
夜町- within自由詩15*09-11-20
僕が朝早く目が覚める理由- ……とあ ...自由詩12*09-11-20
カンセツキッス- 中原 那 ...自由詩8*09-11-20
こころだけ_まだ- 瀬崎 虎 ...自由詩309-11-20
ショートの神様- 北大路京 ...自由詩8*09-11-20
嘘とアジサイ- 雨流れ。自由詩5*09-11-20
メインの隠し味- 智哉自由詩109-11-20
君の。- 雨流れ。自由詩1*09-11-20
11月19日- とんぼ自由詩109-11-19
冬のいちにち- 笠原 ち ...携帯写真+ ...11*09-11-19
みずのみのりといぬのいのり- 笠原 ち ...自由詩409-11-19
揺れるブランコ- 楽恵自由詩6*09-11-18
平安ブルー_27- 北大路京 ...短歌5*09-11-18
赤い瞳- ミツバチ自由詩7*09-11-18
独白二篇- 笠原 ち ...自由詩809-11-18
「三元素」- 月乃助自由詩6*09-11-18

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