私は語りましょう

年老いた異国の詩人が誘う
かつての黄金時代の
壮大な物語を


私は語りましょう

彼の地で出会った
美しい少女が流した
喜びの涙の色を


私は語りま ....
そう、彼女は遥か遠い北国からやって来た。ボブ・ディランの名曲にのせて。
彼女の国では今でも夏に雪が降ると言っていた。
僕はその言葉を本気で信じていたんだ。
彼女が嘘をつくなんて夢にも思わなか ....
 
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
平凡に雑草の上プカプカと浮き輪に身体預ける火種 気分ではない 体の疲れが此処に響く 気分ではない

怠けて課題を溜めるという頑固な菌が まだ繁殖してくる 雨の日だからか

気分ではない であれば 脇役か裏方か台本を一章くらい破くか してみる ....
蝶は夏の光を泳ぐ

ふわり ふわり

目には楽しげで 

花を愛し

仲間と戯れて

ときに人にも寄り

いのちの季節を謳歌する



さて黒い揚羽がまるで
 ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう

すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして

朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方

短信の むこうに見 ....
ぼくは もちろん きみじゃない
ぼくは もちろん あなたじゃない

きみも もちろん ぼくじゃないし
あなたも もちろん ぼくじゃない

けれどたったひとつ
ぼくにもきみにもあなたにも
 ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
砂浜を覆ふ石蓴や処暑の海 真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
                 130823

みんなからぁぁぁー
浮くのが嫌だ怖いと考えて
いぢめの列に並んだのよぉ
ぶうぶうと抗弁するのもしないのも
選り分けないで押しつぶし
天日 ....
時にゆっくりと或いは急に速度を増して上下する人生
君は金の木馬に僕は銀の木馬に くるくると廻り続ける 音も無く

それはやがて闇に溶ける 美しい二人の風景だ

まるで回文のように行ってはもど ....
色褪せたカーテンを捲ると ベランダに小粒な

カーネーション一鉢

猛暑の今も咲かせてしまって申し訳なさに少し喉が渇く

三ヶ月前 ノルマで給料引きされた縁の一鉢

カーネーション
 ....
「原理主義的ツインテール2013」は、「PAKUTASO/ぱくたそ」という無料写真素材サイトのいち企画である。
「ツインテール」という言葉に反応された方なら、このサイトはお宝になるに違いない。

 ....
秋口の効率悪いオシャレ服 もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか

もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか

僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
 ....
仕事から帰宅したら タイマーでひんやりしているリビングに赴く
猫たちが 御主人様おかえりなさいなどと云わず
御飯くれ御飯!御飯!と絶対に云っている

暑くて疲れています

UVのパーカーを ....
御爺ちゃんは お魚を食べるとき それはそれは丁寧に 
その骨をならべて
なぜか 零戦の話をしてくれた 
骨のアーチを並べながら、「綺麗だ」「綺麗だ」と
繰り返えしながら 並べられる銀色
 ....
シャワーを

浴びている

君の

眼鏡を

こっそり

掛けてみる
私の言葉の源はどこにあるのか?
3日間 眠り続けた
3日間 起き続けた

私の言葉の源はどこにあるのか?
3日間 凝視した
3日間 無視した

押しても 引いても
見えて来ない
私 ....
 鳥と   誤謬
眼の無い 朔に咲く
 花師   項の

 謎紫   白く
八日とも 病み世に
 想い   魅せ


啞啞あなた彼方此方


    が

  揚 羽 が
 ....
わたしたち本当に
三十五年も会ってなかったのかしら

ベルギービールの酔いはまわる

芳醇な香り

懐かしいというより
現在形の友情

ゆうじょう?
友情ってなに?
暫く使った ....
自分の昔を投影している



もうここにはいないあの人を

ただひたむきに思って

涙している自分が好きなのだ



わたしは女にはならない

あなたに好かれるあの ....
そら
くう
から



変換キィで
世界は変わる

くうですか
くうですね
ひとしくみんなくうになってゆきました

昨晩はよくふりましたなあ ざんざばらん
おかげでからっ ....
涼みを乞う 安寧の片隅に松明の炎 温まってゆく脳内温度
この時代を綿密に計算を弾き出し 宿い 瞳を開けた

何気なく途方も暮れず 穏やかな天性は決意を極めることもなく
どんな川にも流れ方向を拝 ....
それぞれの屋根は真昼の太陽に辟易し白々と病んでいる。
こんな日は思い切って外に出てアカシヤの路でも歩いてみたい。
しかし結局我が倦怠がある魅力を持って私に寄り添い、テラスに出て庭の草花を
見 ....
立ち上る陽炎の道には郷愁を誘うものがある。
ある者はそれに故郷を想い、ある者は自己の魂の遍歴を見る。
忌まわしい出来事は時の彼方に去ったのだ。
ただ眼前に横たわる幻想に今ここに在る為の心の拠 ....
軍艦を持っていようと
戦闘機を持っていようと
ミサイルをもっていようと

外国に戦を仕掛けず
外国を攻撃せず
腹の立つことも我慢して

バーチャルゲームで
破壊し殺し

世界の平 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢物語- キダタカ ...自由詩1013-9-1
北国の彼女- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-26
夕立- 殿上 童自由詩17*13-8-26
平凡に雑草の上プカプカと浮き輪に身体預ける火種- 北大路京 ...短歌113-8-26
気分ではない+- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-25
仕舞蝶- ただのみ ...自由詩21*13-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
晩夏へようこそ- 梅昆布茶短歌913-8-25
ぼくらは誰にも似ていない- HAL自由詩6*13-8-24
蟷螂- そらの珊 ...短歌17*13-8-24
砂浜を覆ふ石蓴や処暑の海- 北大路京 ...俳句4*13-8-23
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
浮くと思っていた- あおば自由詩6*13-8-23
人生は回転木馬- 梅昆布茶自由詩1013-8-23
一鉢のカーネーション- 朝焼彩茜 ...自由詩613-8-23
原理主義的ツインテール2013- 殿上 童おすすめリ ...3*13-8-23
秋口の効率悪いオシャレ服- 北大路京 ...俳句4*13-8-22
人生は不思議だね_- 梅昆布茶自由詩1213-8-22
素朴の素描- 朝焼彩茜 ...自由詩19*13-8-22
- るるりら自由詩17*13-8-22
秘密- キダタカ ...自由詩413-8-22
言葉の滝つぼ- 小川麻由 ...自由詩7*13-8-22
とりとめのない- ただのみ ...自由詩16*13-8-21
ピンクの象- Lucy自由詩11*13-8-21
無題- 自由詩213-8-21
あおいそら- そらの珊 ...自由詩24*13-8-21
涼みを乞う- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-8-21
真昼の気晴らし- ヒヤシン ...自由詩9*13-8-21
陽炎の道に立ちて。- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-21
今、日本が平和であるとすれば- イナエ自由詩9*13-8-20

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