どうしてと聞かれることが苦手で
常に受け入れてきた。

他人を先頭に持ってきてしまう癖が
いつの間にか本能となって
軟体動物のように私の隣で呼吸し ....
優しさが欲しかったが愛が欲しかったわけじゃない




笑顔が見たかったが微笑んでほしいとは思わない




なにもいらないなにもいらないなにもいらない



 ....
カレンダーを捲ると標語が書いてある
『向上する意思があれば道は拓ける』
自信たっぷりのその言葉に釈然としない

テキトーに世間ではそう言うけど
さも正しい事みたいに言い切れる
その根拠は ....
泳ぐ風 太陽の粉を砂鉄の様にくっつけて

煌くの

雨天に割り込んだ泳ぐ風 まるで子供

ケラケラ ケセラケラ笑う 

痛みを泳がし癒すの 子供のくせに

何を悟っているのさ

 ....
私は


地球上で
唯一無二の私。


他の誰にも
代えられない
たったひとりの存在。

でも



あなたには

たくさんの中の
たったひとり。

なくなって ....
トラックのエレメントとオイル交換をしてもらう
33万キロも大地をかけぬけた偉大なポンコツだ
いきつけのスタンドの早川さんとちょいしもねたジョークで
あいさつして笑いあう

こんな日常もいいか ....
私が知らない大人とSEXしても

あなたは大人なので気付かない。



お金をもらってしもうた。

そんなことを考えてて。




小さい猫の鳴き声がする。

蛙 ....
 
俺なんてこんなもんだって思えたら、おめでとう

所詮、俺なんてこんなもんだ

そう、俺だけなら



 
 頭の中で魚が跳ねた
   ぴしゃんと深みへ姿を消した


 黒い子猫が静かに見てた
   風がぱらぱら捲っていった


 時間は長くも短くもない
   人の物差しはいい加減だ
 ....
褪めた月で明日を占いながら

ひび割れたスピーカーの帰り道で独り

ラプソディーが夜の虹を創っている
 
{画像=120608223742.jpg}



何もないが降った日に


季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ....
封印の切れ間から解き放たれた
過去の残照

触れることの出来ない 誰かの眼差しが
導線を伝って呼び覚ます 同じ痛み

掛け違いのボタンが全部 床に散らばって
ようやく向き合えた私たちは
 ....
♪その壱

ぞうは木の上で鳥の卵をかえせるのか?

こたえはホートンが知ってるよ

♪その弐

橋の上から、犬は川面に映る自分の姿に吠えて、くわえた肉を落とすのか?

こたえはとなりのジョンに聞い ....
今日もあせをかいて老母と
子供たちと彼女のあしたのかてを用意する
支払いが間に合わないことなんてたいしたことじゃないさ

金星はゆうゆうと太陽面を通過して
菊地直子もつかまった
消費税も上 ....
僕の家は
坂道の上にあるので
坂道の下から
生えている木の
てっぺんの部分を
ちょうど
一階の窓から
見ることが出来る

鳥の巣や
枝に突き刺さった
蛇の干物や
デリケートな部 ....
「きゃりーぱむぱむって噛まずに言えるもんね」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『きゃり ....
バラードの汚れない 水溜り
つま先でなぞって
 描きながら 踊る
 
何を舞うか語るまでもない 守りの舞い

 楕円にも正円にも守り抜く 精鋭隊
 節度の節目は万人様々の

 天が宿 ....
スローモーションに

望む 

測り知れない

されど

測りたい

己の器を

自分史のページは

いつになれば

プロローグに辿り着くのか

王道なしと 

 ....
つるくさは
伸びていく
明日の空へ向かって

つるくさは
伸びていく
しなる鞭のように

つるくさは
伸びていく
答えをつかまえようと

つるくさは
伸びていく
時々誰かに ....
私たちは
どこからかやってきては消えていく
エスカレーターの途中の段の上で
足踏みしているに過ぎない
もしくは
ミシン針のように
足踏みしているに過ぎない

時間は
未来から過去へよ ....
あさねこです。

よるから
あさに
くるくる〈う

あさねこみそうになりましたが

うすらめあけて
うすいひかりをいただきに
おはようございますのあさねこまいったり
まよったり
まいりました

く ....
雨が降っている
傘がない
濡れる

冷たい

ふるえてもいい
のだろうか
僕は

家への帰り道
あと十数分で
辿りつける

冷たい雨

ふるえる前に
拭き取ることがで ....
小さい頃から自惚れてた

もしかして自分は特別で

ゲームの主人公みたいに

死んだら世界が終わって

みんな居なくなると思ってた



一生を捧げようとした人が

 ....
あまぐも

垂れ下がる昼下がり

うっかり爪を引っかけたら
鈍痛を引き寄せてしまいそうな



あまがさ

濡れた匂いは嫌い

美味しくない想い出と憂鬱が
しつこ ....
 
恋には形があるからさ

だから、つくれるしさ

だから、こわれるしさ


 
かたつむりがね
いないとさみしいよね
木の葉の影の雨宿り
でもね
木のてっぺんにもいるんだよ
きっとね
だって だって
ひなたぼっこしたいから


アリさんがね
いないとさみしい ....
夕暮れの大気
弔辞を書く為に
薄墨に筆を染める

水っぽい墨が
時間とともに
幾重にも
幾重にも
塗り返され

暗い時間へ
暗い時間へと
遥かなる
水魔の国へと
僕を誘って ....
歩け!走れ!動け! 希望も野望も鈴鳴らし 音を選ばせ囲み込み
 
込み入る感覚 反射から還り 選音された洗脳

溶け入る感情 時計回りの秒針のみに 瞬き疲労

HEY アルファベットのマットレスで鈴鳴らし 吸 ....
どれだけ時が過ぎただろう
手を繋ぎ 押し黙ったままの二人の上を…
 水の中の寝室みたいに
 あまりに静かで 目が醒めた

風が紡ぐ詩には 節があって
伝えられない言葉はいくつもいくつも ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10500)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨音- 中山 マ ...自由詩312-6-15
遠く遠く- 永乃ゆち自由詩4*12-6-14
【_標語_】- 泡沫恋歌自由詩10*12-6-14
泳ぐ無邪気- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-6-14
唯一無二の私- 日向なつ自由詩312-6-14
古書店- 梅昆布茶自由詩20*12-6-14
女とゆうやつは- 自由詩212-6-11
俺なんて- 殿上 童自由詩20*12-6-11
釣りには良い日だ- ただのみ ...自由詩20*12-6-9
ラプソディー- 徘徊メガ ...自由詩512-6-8
日本橋のイタリアンレストランで_/__2012.05.27- beebee自由詩25*12-6-8
Corundum- 南 さや ...自由詩312-6-8
♪こたえはやってみなくてもわかる動物実験- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*12-6-7
夕餉- 梅昆布茶自由詩2512-6-7
飛ばない鳥の目- 和田カマ ...自由詩4*12-6-7
#poem24_揺れる- 北大路京 ...自由詩12*12-6-7
バラードの水溜り- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-6-7
プロローグのゴール- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-6-7
アラベスク- そらの珊 ...自由詩1112-6-7
時間旅行- そらの珊 ...自由詩1412-6-6
おはようございます!- 阿ト理恵携帯写真+ ...8*12-6-6
冷たい雨にふるえる- kauz ...自由詩6*12-6-3
ゲームオーバー- 自由詩312-6-3
あまがみ- nonya自由詩20*12-6-3
恋には形が- 殿上 童自由詩27*12-6-3
きっとね_2011- たま自由詩26*12-6-2
薄墨- 和田カマ ...自由詩3*12-5-31
叱咤- HAL自由詩4*12-5-31
走らせる- 朝焼彩茜 ...自由詩4*12-5-31
待ち合わせ- 南 さや ...自由詩312-5-31

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