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空から桜の花びらが一枚
ひらひらと舞い降りてきて 私のほっぺに張りついた
よく見るとピンク色じゃないみたい
さくら色ってどんな色?
子供の頃 桜の絵を書いたら
間違いなくピンク色 ....
産まれた時は みんな真っ白い心で
余計なものを何も持たず
求めることはただひとつ お母さんのこと
子供の時って 目がとてもきれい
真っ直ぐな気持ちで 自分に正直に 手に入れようとする
手 ....
テーブルには いちごがあった
私は食べたかったのを我慢して
クローゼットの横に体操ずわりした
パパとママはお互いを罵り合う
傷つけ合いながら 存在を否定しあう
出て行けとパパはい ....
ぽつん ぽつんと空から降りてきた 冷えたつぶは
壊れそうな私の身体に ぺたっと張り付く
いつかスキー場で見たサラサラした雪ではなく
もっと水分を含んだべったりしたその物体は
私の冷えき ....
1月1日
新しい光が窓から差し込み
やわらかな日差しが 私を包み込む
昨日までの がむしゃらに走ってきた身体が
その光に 許しを得る
身体が次第に溶けていく
肩の力抜いて
....
私のお気に入りのもの
見ているだけでよかった
それを 手にとることができたら
自分のものにしたいとおもう
手に入れたら
今度は離したくないとおもう
もっともっと…
見 ....
星を見て いっぱい話して 笑い合って
それでもうまく伝えられなくて 思いを断ち切った
あれから一年たった
時は過ぎ あの時とは気持ちも状況も変わる
あの日 弱っている私に 優し ....
抱えるものが多すぎて
いつからか 歩けなくなってた
泣くことをやめようと決めたから
いつからか 泣けなくなってた
でも大好きな映画を見て
久しぶりに声を出して泣いた
映画で ....
街が 色とりどりに装飾された季節
いつの間にか 心は踊り ざわざわして
気がつけば はじまりは訪れる
思いはたくさんあるけれど
うまく言葉にできなくて
伝えたい事も 話せないま ....
懐かしいな
東京の音大に勉強しにいっていた 高3の夏
でも色々悩んで 両親とけんかして 話し合って
結局こちらの大学へ行くことになって
あの時 もし東京に行っていたら
違う人生にな ....
生きている意味 分からなくなって
それでも生きていくために
壊れかけた心 何とかしたくて もがいてた
そうだ
あたたかい真綿でぐるぐる巻きにして
そっとポケットにしまおう
....
いつも 楽しそうだね
ねぇ どうして そんなにがんばれるの?
生き生きしてるね
仕事で出会う周りの人は 私のことをそう言う
なんでそんなに不安になるの?
もっと自信もったらい ....
夏美かをるさんの葉月桜子さんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私のほっぺ
-
葉月桜子
自由詩
2*
14-4-5
お母さんの声
-
葉月桜子
自由詩
1*
14-3-18
パパとママ
-
葉月桜子
自由詩
10
14-1-17
午後2時の太陽
-
葉月桜子
自由詩
3
14-1-11
やわらかな日差し
-
葉月桜子
自由詩
4
14-1-1
もっともっと
-
葉月桜子
自由詩
3
13-12-30
神様のいじわる
-
葉月桜子
自由詩
4*
13-11-14
声を出して泣いてみた
-
葉月桜子
自由詩
5*
13-11-11
うまく言葉にできなくて
-
葉月桜子
自由詩
6*
13-11-8
もしも_あの時…
-
葉月桜子
自由詩
3*
13-11-7
ゆっくりと_ゆっくりと
-
葉月桜子
自由詩
4*
13-11-5
ねぇ_お母さん
-
葉月桜子
自由詩
8*
13-11-3
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