すべてのおすすめ
年が明けて何かが変わるかもと
歳の数だけそう想って来たけれど
一度だってそうであったことなんてない

悲しみは悲しみのまま
しんどさはしんどさのまま
ずっと飲み込んできた酸っぱいものが
 ....
 さあさて私は、
空より
咲いて舞い降りる
風すぎる自問光年を
この時が今
永く葬送される雲影を映す
銀河の水面は黙とうを捧げ
冴え渡る
風車
独り様様に
あいさつを交わす
 ....
私は

空に浮かぶあの太陽が輝くのを見て言葉をはく
言葉から自由になる私がいる

自由になる私もいれば
言葉は私を自由にしているとも

そうではなくて

私を思いから解き放つこ ....
知らないところで風が吹く

たとえば長野の山中で

たとえば月のうら側で

知らないところで風が吹く


それがつらくて飲み込んだ

それがつらくて寄り添った


だれも悪 ....
季節の車輪を転がしながら

時代の坂道下って降りて

さあ年の終わりと始まりのテープが切られました

あなたの目にはどんな時代が見えますか

世界は灰色にもバラ色にも染まります

 ....
フロントガラスの前に広がる 
いちめんの里芋畑で大きい葉群が 
わらわら踊ってる 

ここは、公園の駐車場。 
ベートーヴェンの協奏曲が 
カーラジオから 
生真面目で軽快なヴァイオリン ....
ブラ紐なおす白い手がある あなたが嫌悪したのは
愚か者のわたしか
そんなわたしに確かに惹かれた
あなた自身か

抗うなら
そのこどもっぽい欲望へ
覗いた窓から
太陽は見えなかった

あなたは野花をひきちぎり ....
こんな世界で
生きていて
どんな世界が
待ってるか


違う世界にいながら
同じものを見る
同じ世界にいながら
違うものを見る


世界はあまたの
パラレルワールド
 ....
雲を食べ尽くして流星群待つ 死神踏みつけて明日まで歩く 結局 この国が失ったものは
任侠という精神だろう

任侠を暴力団に擦り代えることで
強きものを挫き弱いものを救うという
ひととしてしごく当然のことを

捨て去り邪険に扱うことで
多くの ....
あなたが望む世界がひとつ
彼氏が望む世界がひとつ

親兄弟とか仲間とか他人とか

でも同じコルクボードに鋲で留められる

百個は許しても一個はあなたのものだ

その一個が

大好 ....
クリスマス以降
全くやる気が起きなかった
どうにか今日で仕事納め 
やっと時間が心に追いついたのだ


裸婦像みたいな街路樹の肩にカラス


除雪車に削られた白い壁に車を着けて
ふ ....
同じ強さで信じてくれないなら
信じない

同じ強さで愛してくれないなら
愛さない

私をいつか忘れてしまうなら
関わりたくない

私をいつか置いていってしまうなら
 ....
{画像=121229183854.jpg}

寂しさを払拭しようと

白いメシを白いままにせず

捨てるものなど無いと大根は煮られ

とぎ汁は充分にその存在を現実化した

青菜は塩 ....
 
 
ひし形の歪んだ街に産まれて
時々、綿菓子の匂いを嗅いで育った

弱視だった母は
右手の生命線をなぞっている間に
左耳から発車する列車に
乗り遅れてしまった

毎日、どこかで ....
左とか右とか
ほんとはよくわからない
私はどっち?

インテリ左派は
一度かぶれてアレルギー

はてさて
日本や日本人が好きと言ったら
右なのか?


戦争はもちろんいやだけど ....
眠れぬ夜がつづく
なぜに睡魔は訪れないか

こころに障ることもなく
日々は穏やかに流れつづける

それなのになぜ眠れぬ
それなのになぜ睡魔は訪れぬ

そのときにようやくに気づく
こ ....
夜の天幕はマグネット
キミが蹴ったつまらない石ころを
引き寄せて
星にすりかえる
朝が来るまで
せめて忘れたふりしてる

自分が永遠に満たされることのない
闇であることを

さみし ....
ヒツジが眠っている
先を越されてしまったので
きみはなかなか眠れない


ヒツジの夢を追いかける
かすかに指のさきが温かい
温もりはだんだん体じゅうにひろがり
いつもの草の道に迷いこむ ....
耳もとに流れついたさまざまな木を
彫っても彫っても同じかたちにしかならないので
枕もとに置いたり
うなじにぶら下げたりしていたのだが
いつのまにかまた流れ去ってしまっていた
 ....
随分我慢したはずだった
やいばが突き刺さっても
空は空だと知りっぱなしのこのうつろな
何もないとおもうことで

和歌を詠むように
涙を流した
美しいみ寺の春を
思い浮かべるように
こ ....
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは関係ありません


佐藤:私の名前は佐藤亜美。この物語の主人公。
   北大路学園に通う17歳の高校3年生。
   これはある日の教室 ....
ロマンティックが好きである
もう恋をする年ではないけれど
恋をした思い出なら
心のポケットにいっぱい詰まっている

怒りでベッドに
携帯投げつけたことも
男の背中をグーで
思いっきり殴 ....
もっと寒くなれよ冬
体を貫く冷たさで
焦がれてゆくばかりの心を
殺してはくれないか

もっと寒くなれよ冬
町を駆け抜ける風の
ありのままの勢いで
一緒に海へゆこう

春がくる前に
 ....
朝日の足跡はみんなのあくび

夕日の足跡はみんなのただいま


とことことこ


雪の足跡は清水

花の足跡は蜜

夏の足跡は実り

北風の足跡は落ち葉


ぱたぱた ....
私がこうして何かを書けば

あなたは“それ”を読んでくれる。



きっと、そんなに面白くもない

たぶん、どちらかっていうとつまんない

口語体が多い“それ”を

いつか ....
(S(HE)) 日本語と言う言語のすごさを私は
知りつつある。
まぁ 自分の命が絶えれば 私の中の思想は
また 誰かに純粋には伝わらないのは
百も承知であっても
その悲しみにきっと打ち勝ってくれるだけの力を ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4383)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祝詞- HAL自由詩8*13-1-1
六花- こしごえ自由詩3*13-1-1
私と空- 吉澤 未 ...自由詩6*13-1-1
風が吹く- 吉岡ペペ ...自由詩513-1-1
2013年_新年に思うこと- ただのみ ...自由詩24*13-1-1
みどりの言葉_- 服部 剛自由詩612-12-31
ブラ紐なおす白い手がある- 北大路京 ...自由詩412-12-31
嫌悪- かや自由詩212-12-31
いつかどこかで- シホ.N自由詩312-12-30
雲を食べ尽くして流星群待つ- 北大路京 ...自由詩1012-12-30
死神踏みつけて明日まで歩く- 北大路京 ...自由詩812-12-30
旅情より- HAL自由詩5*12-12-30
百一個の画鋲- 梅昆布茶自由詩1112-12-30
連休熱- ただのみ ...自由詩15*12-12-29
おかえり- レイヨウ自由詩4*12-12-29
失格者は今日も創作をする- ドクダミ ...自由詩5*12-12-29
誕生日- たもつ自由詩2312-12-28
つながり- 眠り羊自由詩212-12-28
美しい空白- HAL自由詩4*12-12-28
マグネット- そらの珊 ...自由詩20*12-12-28
眠るヒツジ- yo-yo自由詩912-12-28
ノート(49Y.12・27_Ⅰ)- 木立 悟自由詩512-12-27
虐げられて- 玄一自由詩212-12-27
女子高- 北大路京 ...自由詩11*12-12-27
【_恋に遊ばれて_】- 泡沫恋歌自由詩16*12-12-27
もっと寒くなれよ冬- 四角い丸自由詩5*12-12-27
足跡- 小原あき自由詩11*12-12-27
私を育ててくれているのは、あなた。- 元親 ミ ...自由詩1012-12-26
彼女のなかに彼がいる- 阿ト理恵自由詩8*12-12-26
日本語・・・- 玄一自由詩312-12-26

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