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まだ、たった五文字の言葉を伝えられない…。

明日
僕は生きているだろうか

愛する人に伝えられない
「ありがとう」
明日には 僕は{ルビ同胞=はらから}に刺されて死んでいるかもしれない ....
眩しい女がいて花が霞んでいる ケーキを食べるためについている口だ 雷が落ちそうな棒を持っている たまにあるんです

自分でかいた詩が

よくわからない時が
物事が順調な時は

現代詩が

不調だったりします


風の強い日 姉さんは洗濯物になる
海からの風は 姉さんを裏返したり表にしたりする
はたはたと身体の鳴る音にいちいち反応しては
子供みたいにはしゃいでいる
時折 砂混じりの風が当たると ....
{引用=
小学校の桜にいつか辿り着く 吉田右門

学校前の坂を上っていくと
コンクリートで固められた左手の斜面に
ぴたりとはめ込まれた形の地蔵がいて
土の猛威を抑えているのか
背中を見 ....
泣くよウグイス情緒不安定 ひとりごとのボリュームをあげた エスカレーターで小さくなっていく顔の大きな女 澱んだ川面に石を投げる。
幾度も、幾度も。
投げられた石は水を跳ね返す事も無く、
澱んだ川面にねっとりと吸い込まれてゆく。
 
石は私自身の言葉であるかのように音も立てず沈んでゆく。
 ....
煙草の煙は揺れて登る。

あなたの無言の言葉に変わって消える。

灰皿と吸殻と

濁った空気だけを残して。
霜柱が降りる朝に

日向を選んで歩いた頃に

私は確かに

恋をしていた。

雪解けは早く

花色の風は強く

私は確かに

恋を失った。

そうし ....
上昇志向の階段を私は昇ってゆく。
脇目も振らず昇ってゆくので、私は周りの景色が分からない。
足元に広がる野に咲く薔薇よ。
お前はその身に纏った棘を研いで、私の転落するのを待っているかのようだ ....
窓辺のカーテンをすり抜けて、部屋中に漂う貧弱な香り。
太陽も顔を見せず、私の戸惑う心を反映した薄い雲が
空という画布いっぱいに塗りたくられている。
外を歩く人は思想の往来をただ足早に通り過ぎ ....
いつからかな
僕が見つめたものが 遠く、とてもとても遠くになって
目の前にいたはずのものが
僕の視界から消えていたのは。

僕の立っている地に、一体どれだけの人が生きていたんですか?

 ....
あ、の形にひらいた口から
あ、がこぼれて落ちた


床にふれる
粉々に砕けて、見えなくなった


手を伸ばして鍵を外す
からから、と窓をあける
なまぬるい風が不躾に入り込んでくる
 ....
FOREVERを折ってやる 出口から入った ばーばに手を引かれ
ゆるい坂道をてくてくいけば

「コカ・コーラ!」
わたしは畑に捨てられていた瓶を指さして叫ぶ

ママ、という言葉は知っていたけれど
ママ、と呼ぶ対象がいなかった
日 ....
空の切れ端
火照った裸足
気だるさを体いっぱいに感じる
贅沢な午後
二次元に見放される 君の前で溺れるから人工呼吸してください 切り株は年輪をあらわにごろりと傾く。
森は風の音もなく 葉が降り続く。
朽ちることを拒むものはここにはいらない。
いつまでもあり続けようとすれば
真っ逆さまに高い梢から堕ちるだろう。
ありと ....
一杯の珈琲に人は人生を眺める事がある。
私は常にストレートでゆきたいが時にはミルクを入れたくなることもある。
私はあなたに想像の余地を与えない悪戯をしたくなる時があるが、
今回はやめておこう ....
その重たい扉の向こうにはあらゆる人生が生きている。
その人生を見ようと見まいと全ては自分の意思に委ねられている。
ふと足を止めるが答えは最初から決まっている。
私はその重い扉をゆっくりと開け ....
私は力強いものを求める時、大海を想う。
海はその不思議な力で私の挫けた心を救ってくれる。
雄大な空間に大きく放たれた魂が私に投げかける言葉、
『生きていればこそ。』

私は悲しみに暮れる ....
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
  透明な鍵盤に置くかのように
  あなたの指が宙にとどまる
  噎せ返るほどに暑い八月
  そんな形で朝は始まる



  夢のなかでそれは確かに
  風靡く草原を鳴り渡って ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たった五文字_ありがとうを、僕は言えない- 創輝自由詩213-8-8
眩しい女がいて花が霞んでいる- 北大路京 ...自由詩113-8-8
ケーキを食べるためについている口だ- 北大路京 ...自由詩513-8-8
雷が落ちそうな棒を持っている- 北大路京 ...自由詩413-8-8
青りんご- 左屋百色自由詩4+*13-8-7
赤りんご- 左屋百色自由詩2*13-8-7
岬の家- 佐東自由詩10*13-8-7
別府湾- 春日線香自由詩5*13-8-7
泣くよウグイス情緒不安定- 北大路京 ...自由詩413-8-7
ひとりごとのボリュームをあげた- 北大路京 ...自由詩1113-8-7
エスカレーターで小さくなっていく顔の大きな女- 北大路京 ...自由詩613-8-7
一服まで- ヒヤシン ...自由詩3*13-8-7
さよなら。- 永乃ゆち自由詩4*13-8-7
私は確かに。- 永乃ゆち自由詩4*13-8-7
野ばら- ヒヤシン ...自由詩4*13-8-6
悲しき野心- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-6
僕は唄を歌ってた。愛する人は_時々怒るけど。- 創輝自由詩213-8-6
同じ窓辺- あ。自由詩713-8-6
FOREVERを折ってやる- 北大路京 ...自由詩213-8-6
出口から入った- 北大路京 ...自由詩613-8-6
もらい乳- そらの珊 ...自由詩24*13-8-6
無題- 久里自由詩213-8-6
二次元に見放される- 北大路京 ...自由詩313-8-5
君の前で溺れるから人工呼吸してください- 北大路京 ...自由詩613-8-5
さとき森_- 非在の虹自由詩213-8-5
甦る魂- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-5
ジャズ喫茶- ヒヤシン ...自由詩1*13-8-5
人生の舞台- ヒヤシン ...自由詩1*13-8-5
でっかい- salco自由詩11*13-8-4
天籟- 草野春心自由詩7+*13-8-4

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