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ひきこもったカタツムリが大きい はずしたメガネも夜に包まれていった 隣の家の目覚まし時計に起こされた 社交辞令の「大丈夫?」もない 戦争って何だ?
戦争でなぜ人は死ぬ?
いや違う
戦争で人は死ぬのではなく
人が人を殺すのだ

戦争って何だ?
戦争で勝った方が正しいのか?
たくさん人を殺した方が正しいのか?

戦 ....
借りた雑誌の文通欄に蛍光ペン 赤ちゃん言葉がしゃがれている
あちこちゆらゆらゆれるしろがね
原っぱで ぽつんとひとりそよぐ
手の中のまるみをおびた小石が
ほんのりあたたかい
地面の土は黒く底はなく
白い息 宙へ解ける明滅
山脈の稜線の縁は ....
置いてけぼり加速している 月が昇らぬ夜もドカドカ歩く 君を好きに
ならせてくれて
ありがとう

今日も僕は
僕の宿命と
戦っています
私の楽観主義は
現状は必ず変えられるとの
信念に基づいている
故に強くあろう
しなやかであろう
なんとしても負けない心を持とう
いのちの素描 
躍動の結晶を背景に
白い天啓の不規則性
欺くように舞って

――つめたい耳たぶに腰をかける
   そとには沈黙が降り積み
   うちには言の葉降り積む

  
   ....
風の便りを聞いて私の心は再びこの村へ戻ってきた。
今日は良く風が見える。
微かな秋の名残は遥かに遠く、木々の下に集まった落葉の談話が心地良い。
こんなに風の見える日は、きっと私の村も雪化粧に ....
雲海を眼下に望み、聳え立つ古びた塔の最上階。
囚われの身となったあなたは何をして過ごすのか。
小部屋にあるのは、色の剥げた机と椅子と机上に朽ちた薔薇の花。
寒暖もなく、感動も無く、共に笑い合 ....
春がいる

駐車場の奥の
ハイブリッド車伝いに
ブロック塀の上に飛び乗った時
チイ子はそう思った

春がいる

朝の見回りで
ナワバリ荒らしのクロに
やられた三角耳がまだ痛む ....
タトゥーに誤字 まがさすペガサス泣いてやる 蟹は
前を向きながら横へ進むのか
横を向きながら前へ進むのか
蟹のからだの構造上
顔のある方が前だから
蟹は前を向きながら横へ進んでいるのだ
が しかし
蟹も何か目的を持って進んでいる
 ....
わたしを生んだ
女をわたしは知らない

影も匂いも
どんな音を発するのかも
なにひとつ知らない



わたしを抱いて
わたしを褒めて

わたしを叱って
わたしを守って
 ....
セカンドバックにもずくが溢れている お経のチーンの余韻の中の中 サイドカーにまねきねこ ある日窓から花を投げた
あのひとが受け取ってくちびるに寄せてから
あのひとが好きになった 恋をした
みずいろの花 むらさきの花 そしてあかい花
あのひとはすべて受け取ってそっと胸にしまった
 ....
負けるもんか卵でとじる 陽が暮れるまで
はしゃぎ続けた
今も空は茜色
孤独の中で

陽が暮れるまで
煌めき続けた
今も夢はあの彼方
孤独の中で

陽が暮れるまで
書き続けた
今も紙は白いまま
孤独の ....
市井のすみで本能が

真実をねじまげるのは何故

真実とはからくりのようなもの

本能とは時限爆弾のようなもの


共働きの内縁の

事実婚のカレーのルウ

遠くから澄んだ口 ....
出会ったのは
文字の中で
言葉に隠れる君の気持ち
気づけなくて傷つけた

言いあって笑いあって
喧嘩しあって 触れあって
積み重ねが近づけてくれた
二人の距離を

突然に広がる
 ....
せめて私の全人生で愛を感じたい
せめて私の全人格で愛を語りたい
寒風の中にも
日差しは感じられる
心に咲く花は
何色だろう
ひさしぶりに起きて夏の雨の味
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひきこもったカタツムリが大きい- 北大路京 ...自由詩614-3-1
はずしたメガネも夜に包まれていった- 北大路京 ...自由詩514-3-1
隣の家の目覚まし時計に起こされた- 北大路京 ...自由詩714-2-28
社交辞令の「大丈夫?」もない- 北大路京 ...自由詩514-2-28
戦争って何だ?- ichirou自由詩9*14-2-27
借りた雑誌の文通欄に蛍光ペン- 北大路京 ...自由詩314-2-27
赤ちゃん言葉がしゃがれている- 北大路京 ...自由詩514-2-27
芒野原- こしごえ自由詩3*14-2-27
置いてけぼり加速している- 北大路京 ...自由詩314-2-26
月が昇らぬ夜もドカドカ歩く- 北大路京 ...自由詩614-2-26
断片- 渡辺亘自由詩114-2-26
友よ強く- 渡辺亘自由詩114-2-26
二月・北国では- ただのみ ...自由詩16*14-2-25
故郷からの便り- ヒヤシン ...自由詩10*14-2-24
行く手の道- ヒヤシン ...自由詩3*14-2-24
チイさい春- nonya自由詩21*14-2-24
タトゥーに誤字- 北大路京 ...自由詩1214-2-24
まがさすペガサス泣いてやる- 北大路京 ...自由詩214-2-23
蟹と人- ただのみ ...自由詩16*14-2-21
雪月花- 千波 一 ...自由詩614-2-20
セカンドバックにもずくが溢れている- 北大路京 ...自由詩514-2-20
お経のチーンの余韻の中の中- 北大路京 ...自由詩314-2-20
サイドカーにまねきねこ- 北大路京 ...自由詩414-2-20
花ぬすびと- 石瀬琳々自由詩12*14-2-19
負けるもんか卵でとじる- 北大路京 ...自由詩914-2-19
陽が暮れた空- ムウ自由詩314-2-19
豊かな風の音- 吉岡ペペ ...自由詩314-2-18
僕らは- ムウ自由詩214-2-18
- 渡辺亘自由詩214-2-18
ひさしぶりに起きて夏の雨の味- 北大路京 ...自由詩214-2-18

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