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そっと今も
地球に隠されている
新しい一日には

夜明けの太陽から
陽射しが煌めいて
鳥たちが
鳴き始める約束の朝
窓を開ける
君の微笑みに

旧来の知人から
感謝の手紙が届い ....
見えないものを見 聞いたことのない歌をうたう
聞いたことのない声を出し 人と関わりたがる

私の目は 饒舌に喋り続け
下半身の纏った嘘を 脱がせようとする

私に口はないが 手はい ....
ほどよく素っ気ない風が
袖をめくり上げたシャツを
透過していく

さらさらと粉っぽい光が
釣鐘堂の屋根を滑り
落下していく

手桶と柄杓と
線香と花と
いくばくかの懐かしさをぶ ....
指きりげんまん人間未満 眠りを妨げた選挙カーに投票しない あたたかいところ



つちのなかで ねむってる


どんなに 外がつめたくても


くらいひとところにまるまっていると


自然と あったかくなってしまう

 ....
公園で子供たちが遊んでいる。
今日はシャボン玉だ。
微笑ましく見ていると、私は自分が老いたのを感じる。
シャボン玉が魂に見えたのだ。

子供の咥えるストローからシャボン玉が生まれる。
 ....
不幸だからと詩を語るのは正しくはないだろう

幸せに足らないからと詩を描くのはもっと正しくはない

いまあなたが誰かを思うように

言葉はぶつかり合う陽子と中性子の悔塊

ひ ....
わかっているのだ
燃えるゴミは火・木曜日
かんとビンは水曜日
古布と資源ゴミは土曜日
でも、間違えたのだ
自治会の方がやってきた
ゴミを突き返し、怒るのだ
間違えた、やってしまった
そ ....
正論を吐く人のカツラずれている ミドレンジャーとしか答えられない立場 たこ焼きは

少し冷めてから食べる

帰る途中に温もりを

暗闇の中

川沿いの公園

ベンチでつまんでいると

カップルが街灯近くの木の下で抱き合っている

ゆっくりとゆ ....
わだかマリは美辞麗句に対する発酵した恋情を
月明りに晒された真っ赤な隠語に注射しながら
言葉が死滅した宇宙を金縛りのまま浮遊する

陽気な殺意のクラリネットが舌先を蛇のように操ると
殻も割ら ....
夢、を
にぎり締めたつもりで
ひたすら走った

走るしかなかった



懸命に汗をかいたら
報われるのだ、と信じた



吹く風は
流れる汗を連れ去って
清々しい ....
ちょっと長いけれど
暇だったら聴いてください


私は小学校五年の頃 
お化粧に興味を持ちました
鏡台に姉の化粧品が入っていたので
ある日 赤い口紅を塗って
三面鏡に映った自分を見てい ....
他人のように思えないが他人でいたい 生きあぐねては
バイオリン
青と黄色の夜泣きする
恨むなら
火の粉舞い
瞳の水面に沈み往く
夜露の匂い
あなたを紐解いた誰かが
咥えたままの台詞
植物たちの黄昏
古いグラビアに
 ....
畦道は緋毛氈 緩やかに
尖っていた葉を 柔かな色に変えて
稲穂は黄金色に 垂れた頭が揺れる
埋もれてしまえば 高い空はあの世へ


お寺へ続く 暗い石段の両側で
「死人花」と嚇された ....
ドーナツに吸い込まれるまでは好きだった すべて愛酔いつぶれて眠る ブロックし合って愛している 角膜を塗らす涙が涸れて
風景が乾燥する

人々は宙を歩いて
ぼくの中を通り過ぎ

アパート群を包む
光の霧はさらさらうごめき

新緑の山に光の粒子が
飛び跳ね渦巻き

光の雨が ....
ともだちってなんだろうな

やたらと気になるし
いいことがあるのをみるとうらやましい
正直ねたんでしまう

でも
悲しんでいるのをみるとなんとなく
自分の肌がちくちくする

強引に ....
船は水平線を追いかける

疲れた今日が沈み
絶望が沈み
青春が沈んでいく水平線

追いかける船も
やがては
水平線に沈んでいく
 
目には見えるけれども
決して捉えることは出来な ....
裏切って裏切って表切り 雨がやんでしまうまで恋人  
所変われば旨さも変わる

しかも賞味期限つきときたもんだ


あんたとあたいの正しさも、そんなもんだろ



 
純白の雲から
いつか夏の終わり
銀色に耀く雨粒となって
熟れた小さな果実のように
堕ちていったBluesky
なくしていた蒼い傘が
見つかりました

遠く霞む
紅にたたずむ山脈の
 ....
赤錆びた内なる世界から
私の退屈な半身が生命の扉を開けた。
今度は長旅になるらしい。
私は我が生命の光が再び灯るよう、半身に祈りを捧げ、見送った。
意気揚々と旅立つ若者に、私の心は鋭く反応 ....
ぼくらは言葉を繋げて
この暗い宇宙を何処まで渡って往けるだろう
一冊の詩集が時を越えることは
真空パックの棺が難破船のように
意識の浅瀬に漂着し鮮やかに燃え上ることだ
死んだ詩人についての{ ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君の微笑みは世界の何処かに- りゅうの ...自由詩27*14-9-23
- 為平 澪自由詩8*14-9-23
彼岸- nonya自由詩21*14-9-22
指きりげんまん人間未満- 北大路京 ...自由詩914-9-22
眠りを妨げた選挙カーに投票しない- 北大路京 ...自由詩414-9-22
じねつ- つきのい ...自由詩414-9-22
シャボン玉- ヒヤシン ...自由詩11*14-9-21
生まれ出るために- アラガイ ...自由詩9*14-9-21
テキトウに、生きる- うめバア自由詩14*14-9-21
正論を吐く人のカツラずれている- 北大路京 ...自由詩814-9-21
ミドレンジャーとしか答えられない立場- 北大路京 ...自由詩514-9-21
たこ焼きとラブホテル- 灰泥軽茶自由詩814-9-20
わだかマリのために- ただのみ ...自由詩21*14-9-20
風をさがして- 千波 一 ...自由詩414-9-18
【_私の化粧履歴_】- 泡沫恋歌自由詩27*14-9-18
他人のように思えないが他人でいたい- 北大路京 ...自由詩1014-9-18
暗夜景- ただのみ ...自由詩20*14-9-17
曼珠沙華- 藤原絵理 ...自由詩8*14-9-17
ドーナツに吸い込まれるまでは好きだった- 北大路京 ...自由詩1014-9-16
すべて愛酔いつぶれて眠る- 北大路京 ...自由詩314-9-16
ブロックし合って愛している- 北大路京 ...自由詩214-9-16
ドライアイ- イナエ自由詩12*14-9-15
となりのあんた- 朧月自由詩514-9-15
水平線- イナエ自由詩20*14-9-15
裏切って裏切って表切り- 北大路京 ...自由詩314-9-15
雨がやんでしまうまで恋人- 北大路京 ...自由詩1614-9-15
そんなもんだろ- 殿上 童自由詩23*14-9-14
Into_The_Bluesky- りゅうの ...自由詩19*14-9-14
親愛なる詩人達へ- ヒヤシン ...自由詩11*14-9-14
残らない詩のために- ただのみ ...自由詩31+*14-9-13

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