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ヘタヘタ笑う前に
ありがとうを言おうよ

ヘタヘタ愛を積み重ね
ヘタヘタ歌を唄おうよ

いつまでもいつまでも
ヘタヘタ歩こうよ
濡れて帰った鞄から折り畳み傘 秋の空に
Fly highー
高く高く
Fly highー
時を超えて
Fly highー
どこまでもどこまでも
翔んでいけ
Fly high
夢よ願いよ祈りよ誓いよ
翔んでいけ
 ....
ヒール脱げない恋と寝ている となりに越してきた人のひとりごとが大きい ブーケトスをマイケルジョーダンばりに獲って捻挫 昇天したくなるような
空一枚 鉤裂きにして


「おまえもおんなじ
       襤褸だねえ


握りしめた石ころ落とす 
脆弱な意思の皮袋


かけはぎなんかいらない
ミシ ....
赤い糸たぐり寄せて見なかったことにした 考えるカンガルーをハンマーでゴン 隅田川より低い千住の街を
駆けていく幼い日のぼくの
こころの隙間に
川風がはいりこむ

湿気を含んだ重い風は
低い街並みをよぎり
川辺から離れた神社に
ぼくを連れていく

友だちは ....
うまれてからずっと
うまれあっている

きみはこどもとして
あなたはおかあさんとして
ぼくはおとうさんとして
はんとしまえにここにうまれた

うまれたものがふくらんで
ここにもそこに ....
言い知れぬ倦怠や怒りには

チャイコフスキーの5番しかなかった

頭をしびれさせるほどの眠気と強張りには

チャイコフスキーの5番しかなかった

どんよりとした悲しみや震えには

 ....
XYZzzzzまだねむれない 友人が子猫を二匹拾ってきた
寂しそうにしている僕を見兼ねたのかどっちか一匹もらってくれと言う
…どっちにしても雑種の野良猫だから美しくはないが、と前置きをして…

訪ねてみれば、確かに顔は ....
 夢は常に遥か遠くに横たわっている。
 僕らはあらゆる手段を用いて少しでもそれに近づこうとする。
 幾つになってもそれは大事で光り輝く真夏の太陽のようだ。
 空には気さくな雲が流れている。
 ....
顔ヨガしながら散歩しているのか 本屋で万引きしたレモンが硬い ずぶ濡れのアパートを 飛び出して
たよりない街の たよりない自分から
駆け出して行く

「お前を産んだ途端に、
お母さんの人生は終わってしまったんだ」と、
罵る泣き声のようなもの ....
なにか
あたらしい生命を宿したように
ある種の覚悟を
はらんだようにもみえる
鮮やかな紅の群れ

陽をあびて
風にながれて
堅くも軟らかな血脈として
秋を運んでいる


そ ....
素直に
想いを伝える
命の煌めきは
身体を紅く
染める耀きの
燃料になっていて

未来へと
想いを運ぶ
夜空を照らす
裸のままに
燃える僕らの炎
それは時を越え届く手紙
――封筒は茶色く変色して
だが土色の背中に亀裂が入るように
そうして新たな啓示を告げ知らせる妖精が
花弁のような華奢な翅にその霊妙を巡らせて
そよ風とワルツを踊りなが ....
3日前から並んでて中止 ひとりで走って一等賞 吹きすさぶ
嵐が接近する
真夜中に
灯火で照らすのは

きっと陸にある
港のような君と
海を航行する
船のような僕を
繋ぎ止める
綱の堅い結び目で
しかないのだろう

小さな ....
そのままでは
苦みが目立つだけ、だけど
他と交ざり合うことで
やわらかい香りの
洗練された甘みに
なる

涙もそうかしら
偽りもそうかしら
ため息もそうかしら

今す ....
ぬけがらは
掌の不浄に砕かれやすい

ぬけがらも不浄も掌も
やがては土へ帰す
全くの異種

ぬけがらを砕く枝は
融合であり
ぬけがらを砕く雨風は
融合であり
ぬけがらを砕く掌 ....
わたしの知らない
誰かの食事

わたしの知らない
誰かの寝息

そんなこと
知らないなら知らないで
なにひとつ困らない

そもそも
知らないことのほうが
はるかに多い
 ....
ウサ耳つけてトトロにしか見えない 降り注ぐ星のシャワーを全身で浴びる。
宇宙に横たわる星座達の囁きが聴こえる。
エメラルドグリーンの胎動を感じながら
鮮やかな爆発の連鎖に息を呑む。

無意識を意識すると宇宙が見える。
 ....
地上と天上とを結ぶ黄金色の光の帯に
限りなく果てしない眩きが伝わり
辺り一面の闇を吸い込んで
私を幸福の世界へと導いてゆく。

輝く光の帯は雄大に広がり
いつしか生命の母となる。
海 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
柿のヘタ比べ_#pw柿組- 北大路京 ...自由詩3*14-10-17
濡れて帰った鞄から折り畳み傘- 北大路京 ...自由詩514-10-17
紙飛行機- 渡辺亘自由詩314-10-17
ヒール脱げない恋と寝ている- 北大路京 ...自由詩514-10-16
となりに越してきた人のひとりごとが大きい- 北大路京 ...自由詩214-10-16
ブーケトスをマイケルジョーダンばりに獲って捻挫- 北大路京 ...自由詩314-10-16
顏もないのに笑ってやがる- ただのみ ...自由詩21+*14-10-15
赤い糸たぐり寄せて見なかったことにした- 北大路京 ...自由詩514-10-15
考えるカンガルーをハンマーでゴン- 北大路京 ...自由詩214-10-15
風の問いかけ__- 殿岡秀秋自由詩714-10-15
ハーフバースデイ- 中村 く ...自由詩3*14-10-14
屹立せよ- 吉岡ペペ ...自由詩214-10-14
XYZzzzzまだねむれない- 北大路京 ...自由詩114-10-13
この美しくない猫たち- アラガイ ...自由詩10*14-10-13
夢語り- ヒヤシン ...自由詩10*14-10-13
顔ヨガしながら散歩しているのか- 北大路京 ...自由詩314-10-12
本屋で万引きしたレモンが硬い- 北大路京 ...自由詩214-10-12
刺さる雨- 為平 澪自由詩614-10-12
紅葉群- 千波 一 ...自由詩614-10-12
裸火- りゅうの ...自由詩12*14-10-12
敬愛- ただのみ ...自由詩15*14-10-11
3日前から並んでて中止- 北大路京 ...自由詩414-10-11
ひとりで走って一等賞- 北大路京 ...自由詩414-10-11
嵐の夜に灯火を照らして- りゅうの ...自由詩10*14-10-11
バニラ・エッセンス- 千波 一 ...自由詩314-10-11
空蝉- 千波 一 ...自由詩214-10-10
祈りに似ている- 千波 一 ...自由詩314-10-9
ウサ耳つけてトトロにしか見えない- 北大路京 ...自由詩314-10-9
白日夢- ヒヤシン ...自由詩4*14-10-9
幻空- ヒヤシン ...自由詩3*14-10-9

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