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私の楽観主義は
現状は必ず変えられるとの
信念に基づいている
故に強くあろう
しなやかであろう
なんとしても負けない心を持とう
いのちの素描 
躍動の結晶を背景に
白い天啓の不規則性
欺くように舞って

――つめたい耳たぶに腰をかける
   そとには沈黙が降り積み
   うちには言の葉降り積む

  
   ....
風の便りを聞いて私の心は再びこの村へ戻ってきた。
今日は良く風が見える。
微かな秋の名残は遥かに遠く、木々の下に集まった落葉の談話が心地良い。
こんなに風の見える日は、きっと私の村も雪化粧に ....
雲海を眼下に望み、聳え立つ古びた塔の最上階。
囚われの身となったあなたは何をして過ごすのか。
小部屋にあるのは、色の剥げた机と椅子と机上に朽ちた薔薇の花。
寒暖もなく、感動も無く、共に笑い合 ....
春がいる

駐車場の奥の
ハイブリッド車伝いに
ブロック塀の上に飛び乗った時
チイ子はそう思った

春がいる

朝の見回りで
ナワバリ荒らしのクロに
やられた三角耳がまだ痛む ....
タトゥーに誤字 まがさすペガサス泣いてやる 蟹は
前を向きながら横へ進むのか
横を向きながら前へ進むのか
蟹のからだの構造上
顔のある方が前だから
蟹は前を向きながら横へ進んでいるのだ
が しかし
蟹も何か目的を持って進んでいる
 ....
わたしを生んだ
女をわたしは知らない

影も匂いも
どんな音を発するのかも
なにひとつ知らない



わたしを抱いて
わたしを褒めて

わたしを叱って
わたしを守って
 ....
セカンドバックにもずくが溢れている お経のチーンの余韻の中の中 サイドカーにまねきねこ ある日窓から花を投げた
あのひとが受け取ってくちびるに寄せてから
あのひとが好きになった 恋をした
みずいろの花 むらさきの花 そしてあかい花
あのひとはすべて受け取ってそっと胸にしまった
 ....
負けるもんか卵でとじる 陽が暮れるまで
はしゃぎ続けた
今も空は茜色
孤独の中で

陽が暮れるまで
煌めき続けた
今も夢はあの彼方
孤独の中で

陽が暮れるまで
書き続けた
今も紙は白いまま
孤独の ....
市井のすみで本能が

真実をねじまげるのは何故

真実とはからくりのようなもの

本能とは時限爆弾のようなもの


共働きの内縁の

事実婚のカレーのルウ

遠くから澄んだ口 ....
出会ったのは
文字の中で
言葉に隠れる君の気持ち
気づけなくて傷つけた

言いあって笑いあって
喧嘩しあって 触れあって
積み重ねが近づけてくれた
二人の距離を

突然に広がる
 ....
せめて私の全人生で愛を感じたい
せめて私の全人格で愛を語りたい
寒風の中にも
日差しは感じられる
心に咲く花は
何色だろう
ひさしぶりに起きて夏の雨の味 猫が背伸びしてお迎えの時間 夏がもこもこしている 海に砂漠がない 君の笑顔が僕を救ってくれる。
君の笑顔は僕を幸せにする。
君の笑顔につられて僕も笑顔になる。
今までは独りきりだったのに。

君は不思議な力を持っている。
君はありのままなのだろうけれ ....
自分に愛想笑い 言葉の針に意図を通すのは難しい
何を繕うでもなく
きれいなシシュウを夢見ては
チクリチクリと傷つける日々


   《針子のトラ:2014年2月11日》
挨拶したのに
ぼくを見て
顔を横にして
何もいわない人の
その一瞬が
ぼくのこころに
小さな傷を作る

返さない人の
こころのうちは
苦しくはないのだろうか

その人のことを
 ....
煙草の煙が青みがかって見える
今日は昨日と同じだったけど
明日も今日と同じかも知れないけど
僕はその中で生きてく強さを
君のためにも手にしたいんだ
忘れられない。
「 無理して忘れようとしなくていい 」
慰めるように
自分に言い聞かせる。



けれど、忘れたい。
やっぱり忘れたい。



忘れないことには
 ....
雪が降った!

私の住む町で
こんなに雪が降り積もるのは
何年振りだろう

熱いコーヒーを淹れて
窓辺に立って外を眺める
まるで紙吹雪みたいに
ひらひらと空から落ちてくる

ひら ....
遍路する足があった遠い昔
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4383)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
友よ強く- 渡辺亘自由詩114-2-26
二月・北国では- ただのみ ...自由詩16*14-2-25
故郷からの便り- ヒヤシン ...自由詩10*14-2-24
行く手の道- ヒヤシン ...自由詩3*14-2-24
チイさい春- nonya自由詩21*14-2-24
タトゥーに誤字- 北大路京 ...自由詩1214-2-24
まがさすペガサス泣いてやる- 北大路京 ...自由詩214-2-23
蟹と人- ただのみ ...自由詩16*14-2-21
雪月花- 千波 一 ...自由詩614-2-20
セカンドバックにもずくが溢れている- 北大路京 ...自由詩514-2-20
お経のチーンの余韻の中の中- 北大路京 ...自由詩314-2-20
サイドカーにまねきねこ- 北大路京 ...自由詩414-2-20
花ぬすびと- 石瀬琳々自由詩12*14-2-19
負けるもんか卵でとじる- 北大路京 ...自由詩914-2-19
陽が暮れた空- ムウ自由詩314-2-19
豊かな風の音- 吉岡ペペ ...自由詩314-2-18
僕らは- ムウ自由詩214-2-18
- 渡辺亘自由詩214-2-18
ひさしぶりに起きて夏の雨の味- 北大路京 ...自由詩214-2-18
猫が背伸びしてお迎えの時間- 北大路京 ...自由詩914-2-18
夏がもこもこしている- 北大路京 ...自由詩414-2-17
海に砂漠がない- 北大路京 ...自由詩3*14-2-17
真夜中のラブレター- ヒヤシン ...自由詩5*14-2-16
自分に愛想笑い- 北大路京 ...自由詩414-2-16
針子のトラ- ただのみ ...自由詩26*14-2-15
無視されたら- 殿岡秀秋自由詩814-2-15
生きる- こいち自由詩4*14-2-14
神々しき太陽の重力_痛々しき月夜の浮力- komasen333自由詩3*14-2-14
【_雪が降った!_】- 泡沫恋歌自由詩21+*14-2-14
遍路する足があった遠い昔- 北大路京 ...自由詩214-2-13

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