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霜柱が降りる朝に

日向を選んで歩いた頃に

私は確かに

恋をしていた。

雪解けは早く

花色の風は強く

私は確かに

恋を失った。

そうし ....
上昇志向の階段を私は昇ってゆく。
脇目も振らず昇ってゆくので、私は周りの景色が分からない。
足元に広がる野に咲く薔薇よ。
お前はその身に纏った棘を研いで、私の転落するのを待っているかのようだ ....
窓辺のカーテンをすり抜けて、部屋中に漂う貧弱な香り。
太陽も顔を見せず、私の戸惑う心を反映した薄い雲が
空という画布いっぱいに塗りたくられている。
外を歩く人は思想の往来をただ足早に通り過ぎ ....
いつからかな
僕が見つめたものが 遠く、とてもとても遠くになって
目の前にいたはずのものが
僕の視界から消えていたのは。

僕の立っている地に、一体どれだけの人が生きていたんですか?

 ....
あ、の形にひらいた口から
あ、がこぼれて落ちた


床にふれる
粉々に砕けて、見えなくなった


手を伸ばして鍵を外す
からから、と窓をあける
なまぬるい風が不躾に入り込んでくる
 ....
FOREVERを折ってやる 出口から入った ばーばに手を引かれ
ゆるい坂道をてくてくいけば

「コカ・コーラ!」
わたしは畑に捨てられていた瓶を指さして叫ぶ

ママ、という言葉は知っていたけれど
ママ、と呼ぶ対象がいなかった
日 ....
空の切れ端
火照った裸足
気だるさを体いっぱいに感じる
贅沢な午後
二次元に見放される 君の前で溺れるから人工呼吸してください 切り株は年輪をあらわにごろりと傾く。
森は風の音もなく 葉が降り続く。
朽ちることを拒むものはここにはいらない。
いつまでもあり続けようとすれば
真っ逆さまに高い梢から堕ちるだろう。
ありと ....
一杯の珈琲に人は人生を眺める事がある。
私は常にストレートでゆきたいが時にはミルクを入れたくなることもある。
私はあなたに想像の余地を与えない悪戯をしたくなる時があるが、
今回はやめておこう ....
その重たい扉の向こうにはあらゆる人生が生きている。
その人生を見ようと見まいと全ては自分の意思に委ねられている。
ふと足を止めるが答えは最初から決まっている。
私はその重い扉をゆっくりと開け ....
私は力強いものを求める時、大海を想う。
海はその不思議な力で私の挫けた心を救ってくれる。
雄大な空間に大きく放たれた魂が私に投げかける言葉、
『生きていればこそ。』

私は悲しみに暮れる ....
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
  透明な鍵盤に置くかのように
  あなたの指が宙にとどまる
  噎せ返るほどに暑い八月
  そんな形で朝は始まる



  夢のなかでそれは確かに
  風靡く草原を鳴り渡って ....
詩?
「興味ない」
まあまあ、そう言わずに。
流し読み感覚で。


はじまりの朝だ。
もう、夕暮れだとしても。
はじまろうとしているなら、それは朝だ。


はじまりの ....
まだ、帰るわけにはいかない

決意に追われ故郷を出た
寄せては返す人波に魂を焦がしながら
有象無象にこの身を投じる

揺れる魂
ぶつかる光と闇
そう、分化する地球

なぜ比べる
 ....
安酒飲む口でセレブ婚 ムスクの香りに頼りすぎている男でした しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ....
どうして下らない男ばかり好きになるんだい
あいつは、君を幸せにしない
君のことを考えてすらない
それは君にもわかっているはずだ

君の話を聞くのは好きだ
しかし、あいつの話となると、聞くに ....
あなたとわたしの違いは何だ

あなたはいくつも毛糸を編んだ

わたしはひとつの道を歩んだ

そしてあなたはその時言うんだ


正しいやり方はひとつじゃないし

汚いやり口も時には ....
くそさびしい夜だ

痛かったやろ

こわばったやろ

目どこ見たら

わからんようなったやろ

胸こげたやろ

ゆびさきしびれたやろ

息あさくなったやろ

そんなじぶ ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色

大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す

 ....
 1

 雨に打たれながら
 空をふり仰ぐ
 喜びは消えて

 土に手を当てて
 星の身体の温もりに
 触れる喜びも奪われた

 原発の吐息が
 燃えている

 風に乗り 雨 ....
ひとが見ていないところで優しい   バーガー・ショップの狭いテラス
  台風のあとで椅子が倒れている
  ケチャップでよごれた君の唇
  文脈を外れた一行のごとく
  包み紙はテーブルをこぼれて落ちる
  恐怖
 ....
無数の髪は今日も伸び 
目は開き 
耳は聞き 
鼻は吸い 
口は吐く 
首は支え 
手は掴み 
左の胸は一生涯とくり、とくり、と脈を打ち 
腹は昼頃、鳴るだろう 
そしてお尻はもよお ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私は確かに。- 永乃ゆち自由詩4*13-8-7
野ばら- ヒヤシン ...自由詩4*13-8-6
悲しき野心- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-6
僕は唄を歌ってた。愛する人は_時々怒るけど。- 創輝自由詩213-8-6
同じ窓辺- あ。自由詩713-8-6
FOREVERを折ってやる- 北大路京 ...自由詩213-8-6
出口から入った- 北大路京 ...自由詩613-8-6
もらい乳- そらの珊 ...自由詩24*13-8-6
無題- 久里自由詩213-8-6
二次元に見放される- 北大路京 ...自由詩313-8-5
君の前で溺れるから人工呼吸してください- 北大路京 ...自由詩613-8-5
さとき森_- 非在の虹自由詩213-8-5
甦る魂- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-5
ジャズ喫茶- ヒヤシン ...自由詩1*13-8-5
人生の舞台- ヒヤシン ...自由詩1*13-8-5
でっかい- salco自由詩11*13-8-4
天籟- 草野春心自由詩7+*13-8-4
Morning_Moment- komasen333自由詩3*13-8-4
星はすばる- ゆったい ...自由詩113-8-4
安酒飲む口でセレブ婚- 北大路京 ...自由詩113-8-4
ムスクの香りに頼りすぎている男でした- 北大路京 ...自由詩313-8-4
ショッピングモールへ行く- 梅昆布茶自由詩513-8-4
もらい泣き- アマメ庵自由詩313-8-4
違いは何だ- 中村 く ...自由詩2*13-8-4
くそさびしい夜- 吉岡ペペ ...自由詩1013-8-3
夏休み- nonya自由詩21*13-8-3
黒い手紙- まーつん自由詩17*13-8-3
ひとが見ていないところで優しい- 北大路京 ...自由詩613-8-3
恐怖- 草野春心自由詩513-8-3
神殿__- 服部 剛自由詩713-8-2

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