すべてのおすすめ
ピンで留めたように
肩に力がはいっていると
指摘された

意識して
力を抜くと
肩がわずかに下がる
同時に
手も
いつもの位置より
下にいく

気づかないまま
常に
力 ....
結婚の扉が海の底に沈んでいる 涙の跡が目立つ便箋を選んでいる 月のひかりを浴びながら
つめたくなってゆく
花たちの夏

大樹の枝に
かぜは寄り添って
静かに通過してゆく

静かに
静かに
無かったことになる

命あるものの
頼りなさ ....
太陽は常に西の空へと往きますが
この地球上に立っていると
まるで停まっているようです

花はゆっくり開いてゆきますが
開花はまるで、魔法です

孤児を育てる里親さんは、言いました
「親 ....
金さえ愛さえ社会さえ

受け入れてくれるなら

いま吐き出した欲望は

我慢などしなくていい

切実な循環になるのだ


生命の維持や種の保存は

本能のまねをした観念なのだ ....
割れたスピーカーから朝のラジオ体操 ゆっくり飛ぶことを覚えると
世界中が振動していた
いのちは飛沫を上げて
たゆたいゆらいでいた
風が凪げばふわり
お天道様と池の間に佇んで
煌めきって残酷だ
元気なものへは恩恵
弱ったも ....
もやもやが追いかけて来る日は
暗くなってから散歩をする
世の中から少し離れて
離れ過ぎずに見渡す

女というだけで不審者のように
警察官に職質されることはなく
女というだけで当たり前の様 ....
食品サンプルを見ながら白米かきこんでいる 「分からない」って素晴らしいと思う
分からないなかで あなたが頑張って生きてること
僕は 素晴らしいと思う

誰が何と言おうと僕は素晴らしいと思う
僕だって同じだから あなただってそうだから ....
とぼとぼ帰路の中
目の前の大きな道路

お空の星はもう見えなくなってしまった

時速45kmの彗星が放つガスが
15mの横断歩道の先の少女に纏わりつく

その反対の僕にだって
真っ白 ....
誰も教えてくれない希望や夢
教えてくれないから自分で探したよ
ほら 案外早く見つかるもんさ
宝物の一つになって 神様にお願いしたよ
叶いますようにと呟いて あ これじゃあダメだなと嘆くんだ
 ....
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない 指が忘れない電話番号現在使われておりません 花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ 青春という言葉に詰まった意味も分からず青春を送り
ただの焦りでもただのと思えず 後ろばかり向いて前を求めていた
明日なんて知らないとそんな言葉を涙目でいう その意味すらも分からず
深い何かによっ ....
優しい心を持っていないと、他人の苦痛が分からないのではありません。
他人の苦痛が分かるから優しいのです。
それは、同時に優しい心を持っているということになります。
だから、今のままでいいのです。 ....
わたしの耳には
蔑む声が棲んでいる

わたしの耳には
嘲る声が棲んでいる

だから、気をつけて

わたしは素直に
言葉を受けとめられない

偽りを抱いて微笑むこともある
 ....
ここんところ
物忘れが多くなった
年のせいにしたくないが
やっぱり年のせいか

特に人の名前を失念してしまう
テレビタレントは元より
知り合いの名字さえ出てこない

先日も
道で女 ....
せわしなく魂を洗う

生身のまんま立ち止まる

永久なる過去より聞いている

蝉の鳴く緑のほの暗さよ

ゆくりなく道を行く


遠く消えゆく波間に

空を見上げる

天使 ....
我涙ぐむ
蟹と戯る

我涙ぐむ
蟹と戯る

海と思想の測量船
虹と数字の測量船

我涙ぐむ
蟹と戯る

我涙ぐむ
蟹と戯る

まだ身体と外側が
まだ血潮と海風が

 ....
床の上で夜中に何時間もノートに何かを書いてました
それは小説と言ってもいいのかもしれないですが
とても人には見せられない 滅茶苦茶な小説でした

一日の睡眠時間は2時間で 夜中に滅茶苦茶な小説 ....
嵐のように怒り
自分のために大雨を降らす
周りの者は巻き添えになる
はた迷惑な幸せ者


誰にも悟られたくはない
暗い海の底へ
暴れる心を鉛に詰めて
幾つも 幾つも


寛容と ....
毎年エジソンを読んだ感想文 しをかんがえる。
詩をかんがえる。
死をかんがえる。

詩は、
死の鏡
人は死ぬ瞬間に
必ずひとつの詩を残す



ぽとん、
グラスのなかの
水に赤い汁 ....
みんなみんな渡り鳥

みんなみんな切実さをもって

なんぜんメートル

なんまんメートル

空高く海越えていってしまう

みんなみんな渡り鳥


まっていてくれなかった

 ....
風もないのに木々がたわむ

木々が葉うらを騒がせる

風もないのに

風もないのに

風もないのに不穏がゆきすぎる


地球の皮が地球の皮の下が

ちいさくちいさく

震 ....
突き返された合鍵が錆びついている 解剖してみよう
お前は何だ?どんなだ?一体誰だ?

自惚れるなよ
お前はお前の全てを知らないどころか
お前は我々に作られた
自分が自分を作るとでも
お前は思っているのか?
お前は、 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
肩から力を抜く- 殿岡秀秋自由詩514-8-15
結婚の扉が海の底に沈んでいる- 北大路京 ...自由詩514-8-14
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる- 北大路京 ...自由詩614-8-14
真珠- 千波 一 ...自由詩314-8-14
地球ノ時間__- 服部 剛自由詩10*14-8-14
真実- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-14
割れたスピーカーから朝のラジオ体操- 北大路京 ...自由詩314-8-13
ラストフライト- ただのみ ...自由詩20*14-8-13
世遊び- 川瀬杏香自由詩7*14-8-13
食品サンプルを見ながら白米かきこんでいる- 北大路京 ...自由詩414-8-12
いつでもいい- 陽向自由詩10*14-8-12
地上の彗星- 瑞海自由詩4*14-8-12
掴んだら離さない- 陽向自由詩2*14-8-12
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない- 北大路京 ...自由詩714-8-11
指が忘れない電話番号現在使われておりません- 北大路京 ...自由詩714-8-11
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ- 北大路京 ...自由詩414-8-11
青春- 陽向自由詩1*14-8-11
みな同じ- 陽向自由詩2*14-8-11
ささやきを連れて- 千波 一 ...自由詩414-8-11
【_物忘れ_】- 泡沫恋歌自由詩18*14-8-11
ゆくりなく道を行く- 吉岡ペペ ...自由詩714-8-10
血潮と海風- 吉岡ペペ ...自由詩314-8-10
わがままノート- 陽向自由詩17*14-8-10
徳と毒- ただのみ ...自由詩18*14-8-10
毎年エジソンを読んだ感想文- 北大路京 ...自由詩414-8-10
『鏡』- あおい満 ...自由詩514-8-10
みんな渡り鳥- 吉岡ペペ ...自由詩1014-8-9
終末の風- 吉岡ペペ ...自由詩314-8-9
突き返された合鍵が錆びついている- 北大路京 ...自由詩414-8-8
解剖- 凍月自由詩2*14-8-8

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