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結婚指輪はめて守備力上がる 君が
はじめて私の手を離し
自分の羽根で
よちよちと
はばたいていった日のことを
母は忘れることができない

君はとうに
逞しい翼をひろげ
上空の風に乗り
母には見ることもできない ....
夜空の彼方から私の窓辺に舞い降りる音の輝きを見る。
煌めく音の粒が私の心に絶え間なく降り注ぐ。
それは確かに、天上の天使が奏でるピアノの純音。
流麗な音色が疲れた私の心を癒す。

私は自 ....
誰しもが持つ少なからずの不安に梢で緑が揺れている。
あなたが私に声を掛けて下さった時、
(そう、あの時私は心此処に在らずだった)
それは天使にも悪魔にも似て、ただ薔薇の香りを鼻先に届けた。
 ....
エメラルドブルーと白銀の世界を僕は見ている。
この美しい光景に僕は戸惑う。
果たしてこの世界に踏み込んで良いものか。
良いと言われれば、今すぐにでもこの身を投じよう。

感情の襞を鎮め、 ....
大木になりたいから大木になるよ

あなたに木陰をつくりたいから

それは宇宙いちの木陰だから

あたまのうしろで手を組んで

得意げに目をとじて

風の声や鳥の声

光のささや ....
遺影用の写真撮られている それぞれが

それぞれの

それぞれを

それぞれに
まだボケる余力がある 瞬きがまだ終わらないうちに
なくなってしまう
数知れぬ一秒にも
満たない想いがあるだろう
とは思うけれど

一瞬のあいだ瞬きをするうちに
恋の始まりはきっと
終わりのない愛になる

 ....
山にはもう

やわらかな緑はないようだ

濃い万緑におおわれている

鶯の歌声も完成にちかづいている

からだで鳴いている

のどで押していないからふくよかだ

みずみずしい滴 ....
  すてきな溝があったので
  かたほうの耳をそこにあずける



  夏草は風にこすれ
  虫たちが{ルビ清=さや}かな羽音をたてる
  日の光のなかですべては
  ひとしく ....
目覚めても
夢が続くのか
岩穴に
風が吸いこまれていく

のぞく眼に
洞窟の奥でうつむく子どもが映る
近づけば
幼いままのぼくだ

小さいからだを
剃刀の風が
音を立てて
通 ....
開いて
閉じて
開き直る

胸のちょうつがいを
ギシギシ言わせて
自分の扉を開け放つ

隅から隅までよく見てみやがれと
立ち塞がった戸口の後ろで
気弱な本体が震えている

 ....
拡がる電波

急かす最先端のその先を

終わりのない文明開化

空を見上げる度に

何かを忘れていった
投げキッス打ち返されている 投げキッス横取りされている よく晴れた日の朝、公園の人々は僕に優しい。
それぞれの日課をこなす人、ふらりと散歩に来た人。
見ず知らずの人同士がお互いに軽くスマートな挨拶を交わす。
素晴らしい一日の始まりがここにある。
 ....
雨ですね
言葉がふえる季節

無口な人の傘が
はっとする色で驚く

傘がそのまま人の
数になり
忘れられるものもまたある

帰る頃には晴れて
笑顔になったり
いっそう激しくなっ ....
相対愛対 おみやげの賞味期限切れてた Aカップの拇印 私は舞い降りた

そっと爪先で立ち

首筋と背筋を伸ばし

ふんわり舞い降りた

私は言の葉の妖精 


誰かが私を呼ぶ声に

そおっとふんわり

舞い降りた

私は ....
俺は 
俺以上でも 
俺以下でも 
無い 
みじめな俺も、俺。 
時折かっこイイ俺も、俺。 
どちらも、俺。 
ならば? 
悩みの全ては外面上の(夢)であり 
俺は俺として、俺を背負 ....
  冬の蛇のように
  ゆるやかなとぐろを巻き
  光たちはもう、
  眠りに落ちてしまったから
  わたしは雨の音だけが
  心を満たしていてほしい
  歌をうたうくちびるのよう ....
風は雲を押し流す
雲の願いは
移動すること
あるいは変異

低い雲は
厚く
光を遮って

高度を増すにつれ
透けて
かすれて


雲は迷いだろうか
それとも
願い なの ....
消えない過去、死してなお終わらない未来
人生とは人の中身そのものである

うぬぼれなんかじゃない
誰かから褒めてもらった喜びを
いつまでも失いたくないだけだ

不器用なんかじゃない
誰 ....
 そよいでみるか

 みどりのさくら

 みじかいはるに

 もやしてみるか

 みえないものの

 たゆたうながれ

 みえるようにと

 そよいでみるか

 そ ....
ゆくすえは
どこまで見まもることが
できるのだろう

吃音のことで
それほど悩んでいたなんて
知らなかったけれど
親は子の悩みを
まるごと肩代わりすることはできないし
してあげたいけ ....
悔い残さなきゃあかんやろ
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
結婚指輪はめて守備力上がる- 北大路京 ...自由詩513-6-3
えんじのベレー帽- Lucy自由詩23+*13-6-3
F・H- ヒヤシン ...自由詩3*13-6-2
告白- ヒヤシン ...自由詩5*13-6-2
美星- ヒヤシン ...自由詩4*13-6-2
大木になるよ- 吉岡ペペ ...自由詩613-6-2
遺影用の写真撮られている- 北大路京 ...自由詩613-6-2
ギフト- 秋助自由詩3*13-6-2
まだボケる余力がある- 北大路京 ...自由詩413-6-1
恋と愛のあいだの何秒か- りゅうの ...自由詩7*13-6-1
六月の歌声- 吉岡ペペ ...自由詩513-6-1
夏草- 草野春心自由詩713-6-1
膜の中での変身- 殿岡秀秋自由詩913-6-1
ちょうつがい- nonya自由詩23*13-5-31
空の木- 秋助自由詩1*13-5-31
投げキッス打ち返されている- 北大路京 ...自由詩213-5-31
投げキッス横取りされている- 北大路京 ...自由詩413-5-31
朝からの訓示- ヒヤシン ...自由詩5*13-5-31
相合傘- 朧月自由詩713-5-30
相対愛対- 北大路京 ...自由詩113-5-30
おみやげの賞味期限切れてた- 北大路京 ...自由詩313-5-30
Aカップの拇印- 北大路京 ...自由詩213-5-30
柔らかな日差しに・・・- tamami自由詩613-5-30
重力の在る世界で_- 服部 剛自由詩513-5-29
雨の日の花- 草野春心自由詩813-5-29
風に・・- Lucy自由詩8*13-5-29
無題- Neutral自由詩3*13-5-29
素粒詩骨詩- ただのみ ...自由詩15*13-5-29
ゆくすえ- そらの珊 ...自由詩21*13-5-29
悔い残さなきゃあかんやろ- 北大路京 ...自由詩313-5-29

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