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あめとうとう
硝子を濡らし
景色を隠し

ゆめうとうと
意識を揺らし
兆しを示す

ことばばかりがほとばしり
あぶらえのようにおぼれるみどり
ただあって 泣く まじりあって

 ....
覚えてるかい?
いや、そんな筈がないか
僕と君とは他人同士
何の接点も無く
いわば二つの点
そこに直線が引かれることは無い
惹かれることはあっても

覚えてるかい?
覚え ....
何故生きるのか
この灼熱の問いが
僕を責め続ける
何故生きるのか
この灼熱の問いが
僕を責め続ける
今夜は眠れそうにない
苦悩の夜を突き抜けて
苦悩の夜を突き抜けて
やがて黄金の太陽 ....
「愛してる」と「大好き」を使わない恋文を要求されている 首振りっぱなしの扇風機が家族旅行の留守を守る 再放送で観たから君が思う歳ではない 今日の日に、まだ誰にも踏みしめられていない土が香る。
私は一人、森の小道を往く。
だんだんと緑の匂いも強くなる。
ふと私には聴こえる。あいつはもう辞めさせた方が良い、と。

ああ、忌々し ....
まぼろし、という刀剣は
切れ味が良くて

背負わされた一切を
味方にするのに都合が良い

取り返しのつかない傷痕を
重ねても

透明に、静謐に、
それは継がれてゆくもの ....
水着に着替えてそうめんと一緒に流されている ごはんの時間まで家出 抱きかかええて寝た一升瓶に麦茶が入っていた  
あなたが連れてきたのは、雨と汗のにおい

あなたはシャワーなんてあびたりしてさ

あたいは期待とソファーに包まれるのさ


 
犬を連れた二人の男が行き会った
血統書付きの犬を連れた方が自慢を始め もう一方に
「雑種なんか飼うのは時間の無駄だよ」
ああ 好きか嫌いか別として
そんな考え方があってもいいのだろう
もっと ....
華がなければ
覚えてもらえない

名前がなければ
呼んでもらえない

色がなければ
背景にもなれない

嫌ってもらわなければ
記憶にもなれない

でも
生きている

 ....
そよ風に負けている 黄昏のような明け方、夜の今際
悲しみに暮れる夕焼けの如き早朝は
空の青と昇る陽の赤が
混ざり合い織り成す紫
また明日、と言って君に背を向けた
その明日が今日だ
染まる雲の柔らか ....
銀河のほとりには
ため息たちが花開いて

湖面は
ゆらめく



つかの間の風のなかに
つかの間の風のそとに
言葉の実る予感、が
色づいて

瞳の奥を波が走る

 ....
細長く影が伸びる帰り道に聴きたかった声 「しぇけなべいべなぁ」と書くための墨を黙って擦っている 繁みの間から語りかけてくる友だち

幼いころに拾い集めたら
食べるとどもりになるよ
あの子はきっと
食べたんだよ
という子がいた

友だちの中にひとり
どもる子がいた

きみはド ....
真夏の彼方から
静かな夜空へと手前に延びる
扉を開けると
独り涙に濡れている君がいた

ぽろぽろ汗を流しながら
仕事から帰り着いたばかり
ずっと一緒に生きていこうと
伝えた僕は
花瓶 ....
夜の黒が
何時だって怖かった
だけど僕は知っている
夜空に浮かぶ月を

三日月は美しい
それはもうすぐ消えてしまうから
だから美しい
だから耐えられる

でも新月の夜は無理 ....
風に運ばれて
なつかしい匂いが
辺りを
湿らせる


葉の裏
こもれび
ガラスの小瓶

窓枠
ベンチ
まっすぐな歩道



言いかけた、名前



少し ....
僕らは社会の文体を学んで成長してきた
はたまた親の文体に反撥しながらも生きるために
それを受け入れて

今度は自分自身のフォーマットに縛られながら
それとの葛藤にちょっと疲れているのかもしれ ....
道路に飛べない鴉がいた 危うく轢きそうになった
大人という者は 大人という冠を被ったガキだ
もう短い命だろう この鴉はそんな大人たちよりも
余程 命を懸けて生きている

……
 ....
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴 帰りたくない林檎に砂糖ふっている おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る 清々しい朝の光に芝の緑が艶やかに萌える。
美しい旋律は時代の背景となり、
脈々と流れ、
粘りを含んだ人々の呼吸の中で発展する。

季節の花々が咲き乱れる様は
まるで人間の感情のようだ。 ....
橋の途中で車を停めて
降りてみたのは
海風のなか

半袖のシャツを抜ける海風は
きみとぼくとをかすめて
手の届かない
ブルーになる

うっすらと
肌をぬらした汗も
すっか ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おとあめ- ただのみ ...自由詩27*14-8-7
すれ違った- 凍月自由詩10*14-8-6
灼熱- 渡辺亘自由詩314-8-6
「愛してる」と「大好き」を使わない恋文を要求されている- 北大路京 ...自由詩514-8-5
首振りっぱなしの扇風機が家族旅行の留守を守る- 北大路京 ...自由詩814-8-5
再放送で観たから君が思う歳ではない- 北大路京 ...自由詩314-8-5
日常(八月のとある日)- ヒヤシン ...自由詩9*14-8-5
諸刃- 千波 一 ...自由詩314-8-4
水着に着替えてそうめんと一緒に流されている- 北大路京 ...自由詩314-8-4
ごはんの時間まで家出- 北大路京 ...自由詩814-8-4
抱きかかええて寝た一升瓶に麦茶が入っていた- 北大路京 ...自由詩414-8-3
期待- 殿上 童自由詩20*14-8-3
詩と詩人と似非批評- ただのみ ...自由詩21*14-8-3
かたおもい- nonya自由詩26*14-8-3
そよ風に負けている- 北大路京 ...自由詩514-8-2
vibgyor七重奏- 凍月自由詩11*14-8-1
奏でるよりも聞き惚れて- 千波 一 ...自由詩914-8-1
細長く影が伸びる帰り道に聴きたかった声- 北大路京 ...自由詩514-8-1
「しぇけなべいべなぁ」と書くための墨を黙って擦っている- 北大路京 ...自由詩514-8-1
ドングリ- 殿岡秀秋自由詩914-8-1
真夜中の向日葵- りゅうの ...自由詩16*14-8-1
月を追って- 凍月自由詩4*14-7-31
恥じらい- 千波 一 ...自由詩414-7-31
おでん屋- 梅昆布茶自由詩21+14-7-31
- 陽向自由詩8*14-7-31
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴- 北大路京 ...自由詩714-7-31
帰りたくない林檎に砂糖ふっている- 北大路京 ...自由詩214-7-31
おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る- 北大路京 ...自由詩414-7-31
- ヒヤシン ...自由詩11*14-7-30
南風- 千波 一 ...自由詩214-7-28

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