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職業欄に忍者と書いて消したあとがある
ダンボールに鋏を入れたあの日から生きている
寿退社する君へと
パッションフルーツを
プレゼントする昨日
月末に送別会があるようで
退社するときに演説する
練習をまたしている
揺りかごから
墓場までと云う言葉を
知っている?と ....
余韻とやらを味わいたくて
夜のいちばん明るいところばかりを
かぎ回っていた
浅薄な憧れはいつしか
秘めるべきものへ変わっていったのに
なぜだかそれは継承すべきものでもあるらしい
....
涙をくみあげる ゆびさきの淡い痛みが枯れるときは来ない
かぎりない往復は いくつもの色で潤滑されて
かなしみの精度をふやし
五官のうつせみにくりかえされる干満
光のない静寂には 距離をはかるの ....
非自力発光天体を集めて翼の折れたペガサス
これだけ情報が溢れる世の中
私は無意識のうちに検索し
人の噂や点数を気にして
なるべく良いところを選ぼうと苦心する
しかしそれが
私の物事に対する眼差しや
何か危険 ....
凪ぐ頃に
思い起こせる名前はすべて
水をはらんで柔らかく呼べるから
私そのものが優しいのかと
間違えてしまう
凪ぐ頃に
思い起こせる約束ごとは
そのときが期限
解き放たれる
....
ぶわっと窓から風は吹き
カーテンははらり、膨らみ
空気の塊りに
部屋のドアが、開いた
人生のドアを開く
風も
思いがけずに、訪れる
風が流れる
静かに
静かに
時をのせて
積み重ねてきた歴史
生きてきた証が
そこにあるから
ひとは
ひとに
やさしくなれるのだと
包み込む自然が
微 ....
達者でありましょうね、きっと
必ずや笑んでおいででしょうね
喜びようの一つ一つを隔てなく
過ちようの一つ一つさえ隔てなく
見届けてくださった、あなたですもの
わたしがなにを望 ....
刺青のキティちゃんが泣いている
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり
自分がどこまでやれるのかなんて
そんな小さな事は忘れましょう
例えば空より高い所にある宇宙は毎日誰にも
気づかれずに大きく広がっていく
だから自分も知らない間に
大きくなってゆくのだから
....
【水だ】
空が、しだいにコーラルブルーに
かすむ
骨だけになって、鯨は
今日も尾頭付き
水族館の いっかいから
二階にかけて
....
生卵ぐちゃぐちゃにして生きろ生きろカレーライス
体温計がなく温度計を脇にはさんでいる闇
詩 舌足らず
詩 知ったかぶり
詩 失敗ばかり
詩 四苦八苦
詩 死んでたまるか
詩 しらけちゃダメね
詩 しっかりしろよ
詩 叱咤激励
詩 獅子奮迅
詩 試行錯誤の
詩 支離滅裂 ....
無作為に捨てましょう
身近な物を
涙こぼさず
すっきり出来たなら
あなたは十分に渇いています
物足りて
こころ貧しき暮らしです
{画像=140706133117.jpg}
フリーという言葉に何を思い浮かべますか?
海月(くらげ)?
海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
色の薄いピンクした煙が空を漂っている
この場所は、世界の屋根の下にある火葬場だ
おどろくべきことに、神さまは面倒を見ないという
薄汚れたビル群が、異邦の地を区分けしている
言い訳と嘘がごちゃま ....
体温によって色の変わるポエムの口あけた
うっすらと雨の音
心の殻を指先で
とつとつと叩くような
なにか楽しいことないかなと
マーチがとつとつと
一日雨が降って
夜にやむ
空気を吐き出したくて
....
風はその指先
山の緑を掻き分け
光の欠片のよう
白蛾の群れ舞い散って
橋から覗き込む
水音は涼しげに響き
燕が足下をくぐり抜ける
遠く切り取られた海が
傾いだ陽射しを溶かして
....
浮き輪ふくらませ海に行かないでいる
冷蔵庫に賞味期限切れの
ちくわが一本残っていた
二日しか過ぎていない
まだ大丈夫だろうと
丸かじりする
食べながら
ちくわの穴と対峙する
もしかしたら……
別世界が見えるかも知れな ....
職業欄に「女優」と書いたおっさんのヒゲ剃りあとが青々
不器用なカラスも在るだろう
情け深いカラスも在るだろう
愛すべきカラスの在る
可能性を打ち払うがごとく
カラスという言葉の響きには
快さがない
こずるさ不潔さ忌々しさ
....
取って付けたような季語と寝ている
テレビでも見ててと料理しなれてない手
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト
(4318)
タイトル
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カテゴリ
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日付
職業欄に忍者と書いて消したあとがある
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北大路京 ...
自由詩
7
14-7-11
ダンボールに鋏を入れたあの日から生きている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-11
ラストメッセージ症候群
-
りゅうの ...
自由詩
15*
14-7-11
短夜
-
千波 一 ...
自由詩
6
14-7-11
夢、一夜
-
橘あまね
自由詩
12
14-7-11
非自力発光天体を集めて翼の折れたペガサス
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-10
オススメの罠
-
灰泥軽茶
自由詩
13
14-7-10
凪ぐ頃に
-
千波 一 ...
自由詩
2
14-7-10
風
-
服部 剛
自由詩
2
14-7-10
「_ひととして_」
-
椎名
自由詩
2*
14-7-9
さらわれて、ゆく
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-7-9
刺青のキティちゃんが泣いている
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-7-9
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-7-9
ゆっくり
-
リィ
自由詩
1*
14-7-9
【水】引き潮
-
るるりら
自由詩
22*
14-7-9
生卵ぐちゃぐちゃにして生きろ生きろカレーライス
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-8
体温計がなく温度計を脇にはさんでいる闇
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-7-8
おれの……
-
ただのみ ...
自由詩
17+*
14-7-6
渇きを知るすべ
-
千波 一 ...
自由詩
2
14-7-6
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい
-
beebee
自由詩
28*
14-7-6
わたしはどこで生きればいいの
-
黒髪
自由詩
7+*
14-7-5
体温によって色の変わるポエムの口あけた
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-7-4
雨と鼻唄マーチ
-
灰泥軽茶
自由詩
7
14-7-4
夏らしき日よ
-
ただのみ ...
自由詩
16*
14-7-3
浮き輪ふくらませ海に行かないでいる
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-7-3
【_ちくわ_】
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泡沫恋歌
自由詩
22*
14-7-3
職業欄に「女優」と書いたおっさんのヒゲ剃りあとが青々
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-2
カラス
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-7-2
取って付けたような季語と寝ている
-
北大路京 ...
自由詩
1
14-7-1
テレビでも見ててと料理しなれてない手
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北大路京 ...
自由詩
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