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 「誰でもない何処にもいない」


何回目の夏を送別したのかは とうに忘れてしまった

火傷するほど熱い砂を踏みながら 水平線と湧き上がる雲の先に

いかなる幻影を見出そうとしていたのか ....
生活に意味に訳に理由にことばに金に
がんじがらめになっていたから
こめつぶよりも小さな黒い穴の中に
生活や意味や訳や理由やことばや金を
ほおりこんで穴をふさいで
きよらかな川の流れる音と
 ....
(御巣鷹山。)

やさしさに守られる

緑の視界・・・・。

520の御霊が

静かに眠っている。

尾根へと続く道中で

何かに触れたと感じ取れば

いくつもの墓標は
 ....
そこにいる・・・・。

理由は無く

考えるでもなく

説明でもなく

言い訳でもなく

求め合うかのように・・・・。

(ここにいる/そばにいる。)

近くにいるという予 ....
あたしが何を見たって?
6月27日の夜
そうね、雨だったわ。
2AM
裏通り、濡れて光る外灯の下に
若く、美しい男が立っていた

男がいるのはこの世界の真ん中で
これから男に降りかかる ....
昨日と同じように
夜の匂いが近づく
錆の匂いに震える

夢に怯えた
どこかの子が泣くよ

夢を追えない
労働者が泣くよ

霧の真似をして
肌を濡らす雨が
お前た ....
あの人は
優しい人のように思われる

あの人は
穏やかな人のように思われる

あの人は
楽しい人のように思われる

思われることと実際が
近いかどうかは分からない

けれど ....
{引用=
蟻をころすと地獄におちるのよ
と、きみは云う}


 真っ青な飴をなめて
 ブルーの舌を出してみせるきみ
 背中のリュックで
 水筒の氷が からころ鳴って
 雲のか ....
出逢った頃は
どこか大人ぶって
本当の自分を
隠していた君。

子供っぽい趣味は
見せようとしなかったけど

そのうち
ディズニーもオモチャも
すごく好きになってたね♪

そん ....
私よりも正直な
私のからだを
知らないままに
歩いていた

不調をうったえられて
むきあえば
ひとりでないような
気がする今さらに

天井だけが
見慣れた空のよう

どこにい ....
世間の常識がひっくり返るのをわたしはずっと待っている。


だってこんなのつまらない。
祝日は朝から
気分転換のドライブに出かけました

久し振りの好天気で片道2時間ほどのドライブでした

途中 1車線に切替わるところで20分程渋滞しましたが
渋滞の際 前をゆく車が古いベンツ ....
 
ちくたく ちくたく

くたくた くたくた

ぐー



 
頂上から
山の斜面にある
噴火口のくぼみまで
火山岩の砂利を踏んでくだる
植物のない荒涼たる大地

坂の途中で
凹んでいるところは
地球のえくぼだ
そこからあがったところは瞑った目
 ....
ノーベル賞でもとらないとクラス会に行けない 膝が痛いし明日は雨 天気予報士になる 私は語りましょう

年老いた異国の詩人が誘う
かつての黄金時代の
壮大な物語を


私は語りましょう

彼の地で出会った
美しい少女が流した
喜びの涙の色を


私は語りま ....
夏の余韻を残しつつ私の机上に秋が来た。
窓辺から吹いてくる風はいまだ悩みを含んでいるが、
黄色く色づく葉のそよぎは過ぎ行くものの抒情を超えて、
現実と幻想の間をゆらゆらとはためいている。
 ....
あなたはあなたの好きでない人と結婚し

あなたはあなたに興味のない仕事につき

そして、あなたは一生涯、あなた自身とは何の関係もない

『他人』を演じ続けて、その生涯を終えるだろう・・ ....
道の先には置き忘れた  
少年の靴が、ひとつ   
夏の日に照らされ輝いていた。  

靴は近づき、通りすぎ、遠のいて――  
ふり返るとやっぱり輝いている  
あの少年の靴  

い ....
誰も知らない

気疲れで倒れそうなことを

誰も知らない

右目と右脳が悲鳴をあげていることを

誰も知らない

マッサージ師に?を連発されていることを

誰も知らない

 ....
真昼の荒野に陽炎が立つ。
茫洋たる荒地の果てに大海の在るを望む。
私は干からびた海月だ。
海月に語る者は在るか。(それは心の語り手であるか。)

自らの体に楔を打て。その裂口を見よ。
 ....
王子を待つ女と天使を待つ男がいて夜が明けないでいる ダイエットは明日から 履歴書書くのは明後日から 拝啓 酷暑の折 いかがお過ごしでしょうか
僕は一足先に
夏に別れを告げるつもりです
今日の帰り道 揺れるススキの穂を見つけ
あと少しで訪れる秋が待ちきれなくなったからです
あの頃僕は 夏の活 ....
  するどい刃は
  闇のなかでじくじくふくらむ
  夕暮れ時、しろい壁には
  おおきすぎる影がひろがる



  電話越しに言葉をぶつけながら
  床にはみにくい落書きをし ....
  夏の花びらはたやすく落ちて
  コンクリートで分厚い影と
  ひとつにかさなった



  きみは塀にからだをもたせた
  なんだかひどく疲れたみたい
  ぼくは膝から胸に ....
ビルの窓から外を眺めると

電信柱のてっぺんに一羽のカラスが

佇んでいる

何かたくらんでいるようで隙がない

こちらを向くなと言っている

たくさんの屋根を眺めながら

下 ....
地下鉄通路階段へ
白い杖を軽やかに 階段の端に触れながら
颯爽と背を伸ばし降りてくる 女性とすれちがう

何と言う事だろう この自分
背を丸め まるで牢獄へでも向かうかのよう

 ....
うつろな目を見て鳥はおびえる
束の間の充足、命も短い
泣いて濡らすおりがみ
紙の色は涙を染める
太陽の黒点の明滅とオリジナルが存在不可能であること
最終列車は夜を渡る
明けるまでそのまま道 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の送別- 梅昆布茶自由詩1513-9-4
嵐の夜に- がぱ自由詩3*13-9-4
鎮魂歌- 梓ゆい自由詩313-9-4
無意識- 梓ゆい自由詩313-9-4
若く、美しい男- うめバア自由詩6*13-9-3
夜の匂い・錆の匂い- 御笠川マ ...自由詩213-9-2
あの人- hiroto22自由詩6*13-9-2
暮れゆく夏にきみと- Affettuoso [ ...自由詩413-9-2
おめでとう♪君へ- 清風三日 ...自由詩313-9-2
青空ベッド- 朧月自由詩513-9-2
世間の常識がひっくり返るのをわたしはずっと待っている。- 自転車に ...自由詩313-9-2
気分転換のドライブ- 佑木自由詩3*13-9-2
くたくた- 殿上 童自由詩17*13-9-1
地球の顔を踏む- 殿岡秀秋自由詩713-9-1
ノーベル賞でもとらないとクラス会に行けない- 北大路京 ...自由詩813-9-1
膝が痛いし明日は雨_天気予報士になる- 北大路京 ...自由詩413-9-1
夢物語- キダタカ ...自由詩1013-9-1
秋の始まり- ヒヤシン ...自由詩9*13-9-1
あなた自身- yamadahifumi自由詩213-9-1
少年の靴__- 服部 剛自由詩1213-8-31
誰も知らない- 吉岡ペペ ...自由詩813-8-31
茫洋- ヒヤシン ...自由詩9*13-8-31
王子を待つ女と天使を待つ男がいて夜が明けないでいる- 北大路京 ...自由詩613-8-31
ダイエットは明日から_履歴書書くのは明後日から- 北大路京 ...自由詩213-8-31
秋を迎える為に作る花火があってもいい- Neutral自由詩813-8-31
嫉妬- 草野春心自由詩413-8-31
花のかげ- 草野春心自由詩213-8-31
ビルの窓から- 灰泥軽茶自由詩813-8-30
朝の階段- 佑木自由詩3*13-8-30
おびえた鳥の知る言葉- 杉原詠二 ...自由詩7*13-8-30

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