すべてのおすすめ
ばあちゃんに書かせた俳句が金賞 いつだっただろう
眉間の裏側の暗闇に
地図が置かれているのに
気づいたのは

等高線もない
記号もない
縮尺も方位も分からない
その地図は

日々の出来事に
カサコソとなびい ....
その橋を渡る気もないひとびとが

渡ろうとするひとを笑っている、もしくは批難している

渡ろうとするひとが

その橋の安全を確かめるのを

だったら渡らなきゃいいじゃないかと

小 ....
薄給を補うための朝刊配り
早起きは三文の徳
それとも 
  貧乏暇なしか

 夜が青く澄み始めるころ
  {ルビ静寂=しじま}に溶けだす光の産声に

早起きで貧乏で
徳もなければ暇も ....
親愛なるショウコ様

わたしは有りもしない食事を温めます
冷静な面持ちで 本質は野蛮
回りくどくて執拗 ときには結果オーライの力技
事の恥部を明らかにしたならば
したり顔で仮想の敵をフォー ....
工具買って直せず 愛がほしい
信頼がほしい

積み足しで
満たされようとする
こころ

でも
それは
きっと
違う


ずいぶん前に
母に云われたことを思い出す

何かをしてもらいた ....
救いの手がとどめを刺した リセットボタン探す指が太い 君はクラスの中でただ一人
輝く褐色の肌を纏った男の子

幼児部の時は
「お母さんに会いたい」とよく泣いていた

お母さんはさぞかし優しい人なのだろうか?
遠足の日 君のお弁当は
ポテト ....
猫でした
まちがいなくねこだったと思うのですが
定かではありません

幸せだったかもしれませんし
そうじゃあなかったかもしれません
宿無しだったのはたしかです

いまでもたいして変わり ....
一行詩が長い 朝の美しい光の中へ船出しようと窓際に帆船が停まっている。
今まさに新しい航海が始まるのだ。
周りを見渡すと思いも新たに船出しようとする人達のなんと多いことか。
口惜しいのは、この朝の光が決し ....
かまってくれない女のブログ読んで朝刊の届く音 下ネタじゃなかったのに もうすぐ私の誕生日になりますが
もう 幼いときのように
物をねだったりはしません

何も要りません

私は

生活に苦労していません

それは

あなた方二人が

私を生か ....
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ テレビで紹介されてた
プロポーズ成功率100%のパワースポット
自然と話題は数年前のあの瞬間へ

ねえ
あのとき私が断ってたらどうしたの

そりゃ断られたらしゃーないわな
ええーっ諦め ....
とうとう左手小指の爪半月が
消えた

何の不具合もない
誰も知らない私の体の変化

どうでもいいことだ
でも
こんなことでも
ずっと憶えている
自分にとって
どうでもいいこと ....
完璧主義で靴下に穴開けてる ピシパキよ
濁ったものが気になるんだ
濁ったものが嫌いな分けじゃないけど
濁ったものがそのままなのが気になるんだ

ピシパキよ
濁ったものが沈殿して澄明な上澄みができることや
貝や濾過器 ....
だれかが泣いていることをぼくは知らない

ぼくが泣いていることをだれかは知らない

それでも時間はすぎてゆく

それでも地球は回っている

こころも自然も移ろって

地震なんかも起 ....
たい焼きと喧嘩するほうが悪い 人はいつ大人になる?
二十歳になったら?学校を卒業したら?
それとも誰かと結婚したら大人になるのかな?

じゃあ大人ってなんだろう?
子供の自分よりも体が大きくて
力があって子供の頃にはな ....
自分の産んだ子どもが
ある日突然、宇宙人みたいになっちゃって、
不登校とか摂食障害とか思春期病とか
病名をつけちゃったりして、
片っぱしから本なんか読んでみちゃったり、
病 ....
十六の唇にさくらさくらさくらの血の味 おかあさんがドアを閉める
やさしくそっと閉める
すやすや寝る僕起こさぬように
みてたんだけどね薄目を開けて

おとうさんがドアを開ける
かえったよってささやき開ける
えがおで僕を覗き込ん ....
新しい財布を買ってから
不思議なことに
お金に困らなくなった

迷信かもしれないけど

新しい財布を買ってから
人でなしになることもあったけど
人になることもできた

 ....
ひたむきに生きて回送電車 洗いすぎて
ごわりとした
ネルの小さなパジャマ
ふたつめのボタンだけ
なぜか赤い糸で
不器用にくくられている
夜泣きのたびに
私にしがみついた
熱を帯びた袖
黄色いライオンの模様
 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ばあちゃんに書かせた俳句が金賞- 北大路京 ...自由詩714-5-14
地図- nonya自由詩23*14-5-14
その橋を渡ろうとするひとへ- 吉岡ペペ ...自由詩814-5-12
分け前- ただのみ ...自由詩12*14-5-12
手紙:RONYORISYOUKO- ただのみ ...自由詩15*14-5-12
工具買って直せず- 北大路京 ...自由詩914-5-12
母の日- ichirou自由詩1014-5-11
救いの手がとどめを刺した- 北大路京 ...自由詩714-5-11
リセットボタン探す指が太い- 北大路京 ...自由詩3*14-5-11
君に与えられた色- 夏美かを ...自由詩28*14-5-9
猫でした- 梅昆布茶自由詩33*14-5-9
一行詩が長い- 北大路京 ...自由詩614-5-9
旅立ちの朝- ヒヤシン ...自由詩10+*14-5-8
かまってくれない女のブログ読んで朝刊の届く音- 北大路京 ...自由詩514-5-8
下ネタじゃなかったのに- 北大路京 ...自由詩614-5-8
私を誉めてください- 無花果自由詩8*14-5-8
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ- 北大路京 ...自由詩814-5-7
プロポーズ- 森川美咲自由詩4*14-5-6
どうでもいいことについて- ichirou自由詩11*14-5-6
完璧主義で靴下に穴開けてる- 北大路京 ...自由詩914-5-6
ピシパキよ_この頃_濁ったものが気になるんだ- ichirou自由詩7*14-5-5
瞬間と永遠- 吉岡ペペ ...自由詩214-5-5
たい焼きと喧嘩するほうが悪い- 北大路京 ...自由詩514-5-4
大人- リィ自由詩114-5-4
宇宙人の子ども- chiharu自由詩5*14-5-4
十六の唇にさくらさくらさくらの血の味- 北大路京 ...自由詩614-5-3
おやすみ_おかえり_おはよう- 森川美咲自由詩1*14-5-3
新しい財布- 小川 葉自由詩12*14-5-3
ひたむきに生きて回送電車- 北大路京 ...自由詩714-5-2
衣替え- そらの珊 ...自由詩2214-5-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144