すべてのおすすめ
――おや
結婚飛行に乗り遅れたのかい
風に煽られ一人きりで
なんとかしがみついたものの
車のフロントガラスじゃ洒落にもならないよ
こんな剣呑な崖を登り切ってみたところで
そこには余計強 ....
病院の待合いの長椅子で
おじいさんがあくび
おばあさんがあくび
その隣のおにいさんもあくび
くたびれた私もあくび
うっかりもらっちゃったけど
あくびの正体は知りません
からくりがあっても ....
ゼラチンをふやかしとろかし
またかためてとろかした指ごと
腐るだろう
ほら、がんばりなさい

「膝に生えたきのこを毟って食べたら
おとこおんなになったよ」
と、手紙に書いた

あらゆ ....
ゾンビに敬語使っているのか みかん箱に入っていたい気分なんだ今夜は エロい事考えて耳から血が出る 「私は一人じゃ生きていけない」と
はらはらと涙を流した君の事、今でも良く覚えてます。
こないだ、君の事、見かけました
不器用そうな男が、必死こいて君を幸せにしようとしてました
君は十分幸せそう ....
こころもからだも捨て身のひとよ

焦がれてただせつに歌う

おまえは少年の瞳をきらめかせる


おまえよどうか愛するひとを護りたまえ

おまえへの純信にやすらかに応えたまえ


 ....
深い深い海の底に僕の故郷がある それは静かで暗い世界 すべてを押し包む沈黙が支配する

僕は光のサインで話す 君の眼に僕の言葉が映るだろうか

ひらひらゆらゆら僕は泳ぐ 強大な水圧のなかひら ....
心を見た人はいません。  
心に手をふれた人もいません。  
それでもみんな 
心の場所を知っています。 

もしも心がなかったら 
今日のあなたは、笑わない。 
昨日の私は、涙を流さな ....
逃げた方がいい

戦うよりも


言わない方がいい

言ってしまうよりは


疲れているならば

辞めた方がいい


それでも行きたいのなら

止めはしない


 ....
何も感じない事です
ここでは
ここでの正しい過し方は
何も感じない事です
痛みなど
そのうち何でもなくなります
恐れなど
全く意味の無い事です
ただ能面の様な顔をして
毎日を過ごせば ....
耳はかたむく零雨にしげる 無職でサラリーマン川柳を吐く 未来の自分へ書いた手紙に苦しめられている 一円にもならぬ詩を書いて寝ている 第一レースで君は僕に向かって
「いきそうになったら言って」と溜め息を吐くように言う
それは優しさですか? それとも愛ですか
そんなこと、どうでもいいんだ

たまに小さな嘘が吐けたらいい
誰 ....
たとえば海に沈んでゆくあいだ
仰向けに真っ青な空を眺めながら
ゆっくりと溶け合うように
その感情に浸っている
太陽の光を浴びた無色透明の
その澄み切った色をキャンパスに描いてみたくなる
誰 ....
おれの家にはカミサマがいる
毎朝公園を散歩する
おれがよりそって歩くので
怪しげな影は近づかない
近所で揉め事だ
カミサマを守っておれが出ていく番だ
言葉に気合を入れる
四十年近くも会社 ....
会社の女の子は俺に緊張している

いつのまにか会合でも

年下の奴には偉そうになっている

出会うひと

出会うひと

もう自然体で偉そうになっている

いつ頃くらいからだろ
 ....
僕は今日は怒ってないがいつか拳振り上げて立ち上がろうと思っているんだ

何にって 僕にもよくわからないんだが 何か僕に巣喰う不条理とか

それは俺がお袋の熱いあそこからうまれた証なんだ

 ....
こがね色の岩の洞
居ないものの影が映る
葉より上に浮かぶ捕食者
傷のように緑を焼く


骨と星 骨と星
白紙が白紙に落ちる距離
昇る泡のなか
線を描いて


猫 ....
才能があったら27で死んでた 腹話術でラジオ出てるのか 「泣かないで」の声が泣いている その時、私には見えたのだ。
彼の繊細なすべての指たちから薄く透き通った白い糸が出ているのを。
彼は己のリズムに体をくねらせて、黒い母体の敏感な部分に触れているのだ。
そしてその彼の指は決して ....
森に囲まれた白い家の個室で私は私の感性を解放する。
それらのうち、あるものは壁に反響して部屋中を駆け巡り、
あるものは開けた窓から外の空間へ抜けてゆき、そしてこれが一番厄介なのだが、
そのど ....
今日は
久しぶりの休みだが家賃の振り込みやら
することたくさん
洗剤もなければ砂糖もない
あの店この店買いものに行かなくちゃ
髪はぼうぼう
お茶パックもそういえば
あっ免許更新に行かなく ....
 
土曜日の昼下がり
カーテンを干す

まどろむ僕を横目に
酸素を目いっぱい吸い込む彼女は 

手を広げて
大げさな素振りをする

揺らめくカーテンは
彼女の頬を掠め

無邪 ....
帰り道
行く道
いくつもの子供たちが
近づくものを拒んでいる



山の手線は今日も
我を忘れて 走りだす
過去も未来もなくさせられた
どこへ 行くのか


いつも目に ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羽蟻- ただのみ ...自由詩13*13-8-2
うつるんです。- そらの珊 ...自由詩16*13-8-2
空気- 平井容子自由詩713-8-2
ゾンビに敬語使っているのか- 北大路京 ...自由詩313-8-2
みかん箱に入っていたい気分なんだ今夜は- 北大路京 ...自由詩413-8-2
エロい事考えて耳から血が出る- 北大路京 ...自由詩313-8-2
一人じゃ生きて行けない- 創輝自由詩1*13-8-2
せつに歌う- 吉岡ペペ ...自由詩713-8-2
深海魚- 梅昆布茶自由詩7*13-8-1
地球の夢__- 服部 剛自由詩8*13-8-1
E- ビル自由詩113-8-1
煉獄の歌- 和田カマ ...自由詩4*13-8-1
水道- こしごえ自由詩2*13-8-1
無職でサラリーマン川柳を吐く- 北大路京 ...自由詩713-8-1
未来の自分へ書いた手紙に苦しめられている- 北大路京 ...自由詩713-8-1
一円にもならぬ詩を書いて寝ている- 北大路京 ...自由詩313-8-1
いきそうになったら言って- 北橋勇輝自由詩5*13-8-1
此岸より- ねこすけ自由詩213-8-1
おれは番犬だ- 殿岡秀秋自由詩813-8-1
出会うひと- 吉岡ペペ ...自由詩213-8-1
君よ憤怒を糧にたちあがれ- 梅昆布茶自由詩3+13-7-31
ひとつ_呼吸- 木立 悟自由詩513-7-31
才能があったら27で死んでた- 北大路京 ...自由詩313-7-31
腹話術でラジオ出てるのか- 北大路京 ...自由詩313-7-31
_「泣かないで」の声が泣いている- 北大路京 ...自由詩613-7-31
創造する者- ヒヤシン ...自由詩4*13-7-30
感受性〜生まれ持っているもの- ヒヤシン ...自由詩6*13-7-30
今日すること- 灰泥軽茶自由詩513-7-30
天使が居た- ニワコ自由詩4*13-7-30
涙の路地- 番田 自由詩313-7-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146