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しみだらけの顔に
クリームを塗る
傷んだ肌は
彼の足跡
生き伸びてきた証
刻まれた皺に沿って
生きてきた
流されまいとしても
大きな流れに抗いようもなかった
仕方のないことだと
諦 ....
海であったかもしれない、その水たまりを、誰かは容易
に跳び越えてしまう。とめどなく溢れながらこぼれなが
ら変遷していく歴史だったかもしれない、それが映す風
景の色味について、語ることもなく。
 ....
世界から受けた鮮やかな光を
この腕に受け止めて

いつかあなたに
返さなければならない
太陽を歌いたくて
光はあの娘のように純粋に燃えていて
癒えない悲しみもくっきりと思い出されて
本当の現実に叩きつけられる
はるかな距離を保って誘惑する
そこに行ってみたいと思う
空に果実の ....
「人を愛するということと 人に合わせるということは 多分 全く別のことだ」

「空気を読もうとするのは いい加減やめにして
 空気を 創り出してみたらどうだい?  」
歩みの内に散る色が
音を音に書きとめる
文字と文字と文字の間に
瞼と瞳を忘れながら


夜の窓の
二重の背
霧は霧を咬む
陰を 淡くする


午後とこが ....
備え付けの
グレイのロッカーの扉を開けると
中に針金のハンガーが二本
ぶらさがっていた

わたしの前に
入院していた人が
使って残しておいたものだろうか

ただ一本の針金からできてい ....
その日
私は独り鉄棒に腰掛けて
夕日を眺めていたいだけだった

鍵を掛けて体の奥に仕舞っていたはずの
シキュウという箱の中に
エイリアンの胎児が
突如侵入してきたみたいで
ただ不快で気 ....
犬を引き連れ散歩する
四角い子猫ははびこって
ゴミ箱中身は杏色
鴉の羽はミミズ色
めでたいことわざ身につけて
世の中はびこる悪霊を
俺が成敗いたしましょ
犬猫そそって鬼退治
くるな ....
考えることで

乗り越えたことなんて

たかが知れてる

祈ることで

乗り越えたことのほうが

多いような気がした


理屈は勇気を萎ませる

祈りは勇気を固まらせる
 ....
いじめも体罰もなくならない

なのにだめだめ星人たちが

だめだめ光線でふたをする

峯岸みなみの丸刈りも

ペニオクタレントの謝罪なんかも

女子柔道のパワハラも

なくそう ....
雨は
嘆きを代弁しない

風は
怒りを
代弁しない

おまえを語れる
他者はない



星は
だれをも照らさない

花は
だれをも誘わない

おまえは
 ....
暗闇の航路を照らすあの灯台に
あなたは、詩人を観るだろう。 
勇猛果敢なハヤブサのように

時おり飛来して

瞬時に

才気煥発な詩を置いていく人がいる


乏しい力の僕は

そうはいかないから

凡百のモンシロ蝶のように

 ....
マウスカーソル震えている なんにでも
なれるよ
手にも
足にも

明日の扉をあけたいと思ったら
鍵を差し込んでごらん

キミの心がそう望むなら
ボクはなんにだってなってみせるよ

翼にも
ヒトは
どうしようもないことに出会ったとき
どうして無言になるんだろう

文字も言葉も
そりゃ知ってるし使えるし
だけどそうなの?
ちゃんと知ってる?

そんな確認も意味ないけど
 ....
元は「さかな」を保存する技だった

「さかな」と「うお」は等号で結べない

本来の「さかな」は

わたくしの馬鹿な脳では

さか・な



分解される

酒と菜であるとす ....
ひとは知らずに響きをのこしてゆく

希望の響きばかりではないが
きみが生きた証だと信じている

それは言葉の流星群となって
僕の夜に降り注ぐのだ

そして花火のように弾けて燃えつき去っ ....
ありがとうと
一日に一度は言いたい

ありがとうと
誰かに言ってもらうためでなく

ありがとうと
自然に言える自分でいたい


   ※


きみがいつもと違う顔で教室にきた ....
懐古的メソッド
安定の不安定で
冷蔵庫を攻撃する
よく冷えている
中性的で静かな暴力
傷だらけで枕とおしゃべりをする
朝より夜が好きだよ
やさしく首を絞めてくれるから
太陽より月が ....
あなたのストーカーのストーカーになります コーラ買わなかったら乗り過ごしてなかった 青い空

風すぎる
小さな水の星の
覚める
さようなら
いつの日か
あの日のことを
思い出す
その時そこに
 わたしはいない
月夜ひんやり
みなもに映る
 ....
他者批判と云う毒にも薬にもならないものを

幾重もの儚い言葉で包んでも詮無いと解らず

今日も薄ら暗い厨の隅で包んで喜ぶのだろうか


相対を作り出す意味について

自覚があるのだろ ....
冬も真剣

春も真剣

季節をまっとう出来たなら

勝ち負けなんてどうでも良い


きょうは季節の関ヶ原

天下分け目の大決戦

三寒四温の趨勢だから

春の勝利は分かっ ....
神様のひとり
もっと愛してあげても
好いんじゃないかな
むかしむかしの おかいもの

「くださいな」 「はあい」

こぜにを しっかり にぎりしめ

おそらは あかねいろ おみせやさん

おつかいは たのしいな

「おやおやえらいね こ ....
長所しかなくてゴメンナサイ 路地裏の朝顔が綺麗なのは
それに丹精を込めた人の息遣いや想いを
一緒に重ねてしまうから

そういった情緒を
たっぷり吸い込んだ花だから

アパートの洗濯物なんかにそれぞれの家族構成やら
 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今の処に- within自由詩5*13-2-8
内陸- アオゾラ ...自由詩713-2-8
断片1- 赤青黄自由詩3*13-2-8
太陽- 黒髪自由詩2*13-2-7
ランダムな独り言_1- まーつん自由詩9*13-2-7
降り来る言葉_LXIII- 木立 悟自由詩413-2-7
針金ハンガー- そらの珊 ...自由詩23*13-2-7
その日- 夏美かを ...自由詩29*13-2-7
不思議な物語- 赤青黄自由詩1*13-2-6
祈りと理屈- 吉岡ペペ ...自由詩913-2-6
向こうがわの岸べの者たちへ- 吉岡ペペ ...自由詩1*13-2-6
恥知らず- 千波 一 ...自由詩10*13-2-6
灯台ノ道_- 服部 剛自由詩6*13-2-6
詩の成り立ち- オキ自由詩2*13-2-6
マウスカーソル震えている- 北大路京 ...自由詩413-2-6
未分化細胞- そらの珊 ...自由詩1213-2-6
鏡文字- 朧月自由詩313-2-5
お寿司- ドクダミ ...自由詩2*13-2-5
響き- 梅昆布茶自由詩24*13-2-5
「朝おきて鏡の前でつぶやくこと」- ベンジャ ...自由詩11*13-2-5
寝るための思案- 自由詩413-2-4
あなたのストーカーのストーカーになります- 北大路京 ...自由詩313-2-4
コーラ買わなかったら乗り過ごしてなかった- 北大路京 ...自由詩213-2-4
青い空- こしごえ自由詩5*13-2-4
オブラートは溶けやすい- ドクダミ ...自由詩3*13-2-4
節分の戦- 吉岡ペペ ...自由詩1313-2-3
死神だって- HAL自由詩5+*13-2-2
おつかいはたのしいな- ドクダミ ...自由詩4*13-2-2
長所しかなくてゴメンナサイ- 北大路京 ...自由詩913-2-2
路地裏- 梅昆布茶自由詩19+*13-2-2

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