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せかいはゆったりしている

小径にすぅと鬼やんまがきえるときも
ほの暗いひんやりとした木かげが
風に戦ぐ
秋の空高く深まる

せかいはゆったりしている

座椅子に ....
口角からはみ出た口紅を
小指の先でそっと拭う
赤い口紅は
いつも私を強気な女に変える
呪文のように
優しい嘘を口から吐く

独りぼっち
砂の上を歩いていた
彼方にオアシスが見えるけど ....
色紙を折って
六角形の船をつくる
水が入らないように
縁を高く折る
かわいいお雛様を折るときに
見えない不安を
そっとつつみこむ

これから
どうなっていくかわからないのに
想えば ....
 



タンスの中を整理して
要らない服を捨てるように

増えてしまった思い出だけ
要らない記憶を棄てなければいけない



自販機のコールドドリンクが
いつの間にか半分
 ....
よく吠えるハムスターに囲まれている 喪服がないので黒いナース服でいいですか 父 うさぎの眼でエンドロール眺めている 詩人は呪われた一族だ
言葉というかたちの無いモノに
囚われ彷徨う一族
歴史の最下層から
民衆のおもいを汲み上げ
誰も言えなかった事を
真っ先に吟う
だから権力者に嫌われ
迫害される事も ....
写真立て四角く咲いている 土偶の中から美女出てきたよモアイ似の美女が 記憶の扉の鍵は締めないほうがいい。
綴られた思い出に机上のペンは饒舌で、
蘇る風景は良質な硬石のようだ。
不変の美が穏やかに語りかけることもあるだろう。

共に生きた証は残したほうがいい ....
健全な夕暮れに秋の冷たい風が吹く。
私は人生の喜びを一人の詩人に教わっている。
心の師は人生を達観している。
そのため私は私の境地を再確認出来るのだ。

疲れた頭に師の言葉の数々が染み渡る。 ....
雲海に沈む太陽に心が沸き立つ時、
私はもはや一人ではない。
この道はあなたも通った道。
過去に飛翔する魂を私は許した。

生への鼓動がこの道をゆく。
私の視点の先には常に未来が横たわる ....
月が半分です

じっと見ていたら

うす半分が見えてきます


神様からのテストはいつも突然です

おぼえてないことばかり出てきます


月が半分です

じっと見ていたら
 ....
太陽のバカ手が焦げた 若気のいたりを老いても続ける   朝早くに
  古臭い詩をわたしは書いた
  潮水に濡れた岩間を縫って這うように歩く
  数匹の蟹の節足のことなどを



  カーテンのあちら側で降っている雨が
  薄笑い ....
サラサラと嘲りながら
指の隙間から
零れ落ちていったのは
砂で出来ているのを
忘れかけていた
いくつもの季節と朝焼け

パタパタと蔑みながら
手のひらから
飛び立っていったのは
 ....
来世も諦めることになった 朝焼けと茜空の間に
彩(いろどり)が溢れ
茜空と朝焼けの間に
暗闇が横たわる
少女はその秘密を知りたくて
彩の一つ一つを呼び出しては
新しく命名し昼の詩を
暗闇の底を探っては
言葉で照 ....
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている そそられる
そそられる
珈琲の匂いって
そそられる

そそられる
そそられる
給食の匂いって
そそられる

そそられる
そそられる
雨の匂いって
そそられる

そそら ....
  冷蔵庫の中で
  鶏卵の形状はときに難解だ
  それは石油や民主主義やマックブックが難解であるのと
  何ら遜色ない次元での難解さ



  女は夜、井戸で桶に水を汲み
  ....
手品失敗して生放送が終わった 若い頃の苦労が役に立っていない いよいよ怒る自分と決別しようと


怒るのはダメだという本を買って 読んで



次の日 さっそく 怒ってしまった 




しかも いつもより かなり怒ってしまった


 ....
他人のせいにして生きていくことを決めたアイスコーヒーの氷が冷たい 蚊を叩いて折れた骨がある 悪い人間を演じるのが下手 地球に 数え切れないほどいる 各人種!!

宇宙にあるのは 過去に散った 光と ブラックホールと ホワイトホール!
 
核のせいで いまだに加速し 死亡する! シリアやシニア! に
   ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さびしみ- こしごえ自由詩10*13-10-15
【_砂の記憶_】- 泡沫恋歌自由詩14*13-10-15
流し雛- 殿岡秀秋自由詩713-10-15
ころもがえ- 自転車に ...自由詩413-10-15
よく吠えるハムスターに囲まれている- 北大路京 ...自由詩413-10-14
喪服がないので黒いナース服でいいですか_父- 北大路京 ...自由詩213-10-14
うさぎの眼でエンドロール眺めている- 北大路京 ...自由詩513-10-14
呪われた一族- 渡辺亘自由詩313-10-14
写真立て四角く咲いている- 北大路京 ...自由詩1013-10-13
土偶の中から美女出てきたよモアイ似の美女が- 北大路京 ...自由詩313-10-13
生への絆- ヒヤシン ...自由詩9*13-10-13
とある詩人へ- ヒヤシン ...自由詩11*13-10-13
美ヶ原への想い- ヒヤシン ...自由詩10*13-10-13
人生合格- 吉岡ペペ ...自由詩613-10-12
太陽のバカ手が焦げた- 北大路京 ...自由詩213-10-12
若気のいたりを老いても続ける- 北大路京 ...自由詩1113-10-12
古臭い詩- 草野春心自由詩10*13-10-12
無力- nonya自由詩20*13-10-12
来世も諦めることになった- 北大路京 ...自由詩813-10-11
10月10日の詩- ただのみ ...自由詩21*13-10-11
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている- 北大路京 ...自由詩6*13-10-10
欲求- hiroto22自由詩5*13-10-10
難解さ- 草野春心自由詩613-10-10
手品失敗して生放送が終わった- 北大路京 ...自由詩413-10-9
若い頃の苦労が役に立っていない- 北大路京 ...自由詩713-10-9
怒りに負けて- 八男(は ...自由詩413-10-9
他人のせいにして生きていくことを決めたアイスコーヒーの氷が冷 ...- 北大路京 ...自由詩513-10-8
蚊を叩いて折れた骨がある- 北大路京 ...自由詩613-10-8
悪い人間を演じるのが下手- 北大路京 ...自由詩313-10-8
卍琉九卍_リリック!!- 卍琉九卍自由詩213-10-8

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