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晩秋の午後の光が
逆光となって何も見えない
あれから何十年も経った気がするけど
たった12年しか経っていない
いろんな事があった
本当にいろんな事があったけど
やっと君を赦せるよ
今の君 ....
パワーストーンのパワーにおされている 略したほうが長い 形見だったのか喰っちまった 空想の翼と妄想の足枷
境はあっても壁はない
空と海のように

神学と罪状を彫刻された
流木は風と潮に運ばれる
翼もなければ鰭もない

時折 鳥が降りて来て憩い
流木の節くれだった目を ....
いつも 楽しそうだね
ねぇ どうして そんなにがんばれるの?
生き生きしてるね

仕事で出会う周りの人は 私のことをそう言う


なんでそんなに不安になるの?
もっと自信もったらい ....
わたしは心地よく生きるため
傾向と対策を立てる
過去のあやまちをくりかえさず
未来の失敗を予想して

より良く生きて
幸福な人生をおくるため
わたしは祝福された生
光のファンファーレが ....
げんこつが口から出なくなっている 秋の夜長のつれづれに
ふと目を閉じて夢想する

意識は記憶の霧を飛び
いつか来た森へ降り立つ

倒木に、双葉が出ている
蓄えられた養分に
土の上より住みよいらしい

乾いた川の跡が ....
  西陽がなにもいわず
  夕餉どきの部屋にはいってくるのが
  わたしたちはきらいだった



  畏れのため
  わたしたちは歌っていた
  それとも、単なるかなしさのため ....
螺旋階段を下りて行った
ぐるぐる
ねじれる記憶を
拾ってきたの
遠いこだわりを
大事そうに抱えて
あなたは私を指さして
「あなたが私を傷つけた」という
そうだったかしら
身に覚えがな ....
彼女についての記録、とは
その周辺に草木が茂っているとしか言えない
清冽であったことも激烈な事象も
すべて平面にねむる
おだやかさが尋常ではなくて
参照する意欲がわかない
わたした ....
「早く寝てね」のメールで起きた 想像妊娠が安定期に入った 修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた きみが主役

きみがきみの人生の主役

会社への行き道

時間に追われる行き道

会社からの帰り道

こころを揺らす帰り道


生活を会社にもって行ってみたり

会社を生 ....
きっと誰しもの心にねこはいる。
ふ、とそのやわらかい毛並みに触れることがあるだろう。
ふ、とひらがなではなしをしたくなることがあるだろう。

きっと誰しもがねこになりたい。
ねこはあなたを見 ....
鏡越しに女子高生が見える席に座った 残雪の山の息吹を彼方に見遣り、
今この胸に響く魂の鼓動。
笛の音に松の枝はそよぎ、
今此処に在る事の旅情を唄う。

遮る者も無く、また、憐れむ者も無く、
無頼の道の誘いにただその身を委 ....
  旅になど出たくなかった
  わたしは 部屋に鍵をかけた
  カーテンをひいて静かな音楽をきいた
  水をのみながら 岩間を抜けるほそい風のような
  詩の言葉を待とうと思った

 ....
夏の空気に寄って立つ 少女はあざみの花
かな文字で記した遺書のような視線が
日焼けした少年のまだ皺のない心のすみに
紅い糸を縫い付けることは終になかった
四季が幾つ廻ろうと心の真中が憶えている ....
夏が去って幾程経ちました
過ぎ去ろうとする秋を見過ごして
今年も紅を知りそうにありません

赤や橙の雨の中
マフラーでお互いを繋いでベンチに腰掛けるのが秋なら
あなたの隣に座るのは誰になる ....
  木枯らしに舞う枯れ葉よりも
  宇宙はその日 小さなものだった
  果物の冷めた肌のような けさの通り
  横断歩道を渡っていく {ルビ面皰=にきび}顔の学生は
  なぜ朝がきて夜 ....
君にみえるように捨て猫拾っている 当たり前なこと
書くの止めました
上から目線
そんな感じがしたからです

当たり前じゃないこと
書くの止めました
自分自身
枠から出れなかったからです

詩うこと
止めま ....
薄紫色の大気はひんやりと冴え渡ってそこにあった
南天の赤がこじんまりと眼の端に映るそんな朝だ

生きることはそうわるくもないさときどき意味のとり方を間違えるだけなんだ
そうみんな生のかけらを交 ....
話して怒られ話さず怒られ 愛されても孤独             131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
カップ麺が好きです
お湯をかけて待ってる時間も楽しい
自分にとってカップ麺はご馳走なんだ

カップ麺が好きだというと
貧乏くさい 手抜き 身体に悪いと
知ったかぶった顔で注意されます

 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
赦す- 渡辺亘自由詩113-11-5
パワーストーンのパワーにおされている- 北大路京 ...自由詩413-11-4
略したほうが長い- 北大路京 ...自由詩613-11-4
形見だったのか喰っちまった- 北大路京 ...自由詩513-11-3
空と海のように- ただのみ ...自由詩32*13-11-3
ねぇ_お母さん- 葉月桜子自由詩8*13-11-3
傾向と対策- 西園 虚 ...自由詩113-11-3
げんこつが口から出なくなっている- 北大路京 ...自由詩713-11-2
太極- ゆったい ...自由詩213-11-2
夕餉どき- 草野春心自由詩313-11-2
螺旋階段- Lucy自由詩14*13-11-2
秋の庭- 遙洋自由詩3*13-11-1
「早く寝てね」のメールで起きた- 北大路京 ...自由詩813-11-1
想像妊娠が安定期に入った- 北大路京 ...自由詩313-11-1
修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた- 北大路京 ...自由詩313-11-1
生活と会社- 吉岡ペペ ...自由詩413-11-1
地球上のすべてのねこへ- 東雲 李 ...自由詩413-11-1
鏡越しに女子高生が見える席に座った- 北大路京 ...自由詩413-10-31
現代- ヒヤシン ...自由詩7*13-10-31
- 草野春心自由詩413-10-31
初恋- ただのみ ...自由詩20*13-10-30
あったかいね- Neutral自由詩513-10-30
木枯らしに舞う枯れ葉よりも- 草野春心自由詩413-10-30
君にみえるように捨て猫拾っている- 北大路京 ...自由詩613-10-30
止めました- ムウ自由詩513-10-30
うすむらさきの朝- 梅昆布茶自由詩1913-10-29
話して怒られ話さず怒られ- 北大路京 ...自由詩1113-10-29
愛されても孤独- 北大路京 ...自由詩413-10-29
どんどこ- あおば自由詩16*13-10-29
【_カップ麺讃歌_】- 泡沫恋歌自由詩18*13-10-29

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