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月あかりが照らす街を
街灯が占拠してる
肉まんとおでんの湯気に
わたしは蜃気楼をみた

そろそろみんな凍えだす
赤と緑とモミの木に
浮足立つけど凍えだす
恋とか愛とか幸せ ....
春に冬眠 あと一口

もう一口

全部食べてしまった

寝る前
オープニングからサライ唄っている 陽のあたる書棚 憩う一羽の本

タランチュラのような手が二つ

美しい表紙を捕まえると

隙間なく閉じられた頁に太い指が滑り

弛緩した貝 白いはらわたよ

青く刺青された文字は星 ....
周回遅れで先頭の気分 女性限定と聞いて高い声を出した 練習する姿見せないレモン酸っぱい 何でもなかった一日が、
特別な日になってから四年が経った。

 
君の笑顔は夏の向日葵よりも眩しくて、
卑屈だった僕の心を照らしてくれた。

僕の悲しみは悲しみでなくなり、
母なる大地 ....
昨日の囁きが今日の閃きに変わる時、
私らは燃え尽きる事のない一本の蝋燭のようだ。
揺らめきながら暗闇を照らし、
広がる領域の旅人となる。

思考の岩を砕き、思想の風になびかない心を持ち、 ....
  夜になっても
  愛はきみの胸にあった
  海のむこうでさびしくともる
  うすぐらい光のように
  いま、雨は
  何処にも降っていない
  ただそんな予感だけが、
  あ ....
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らしながら泣く
私のかたわらには夫
私の夫はテレビを見る
私のもの言わぬ夫

そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らし泣く
 ....
死ぬまで内緒を忘れている 見失った自分が扱いづらい 街が 色とりどりに装飾された季節 
いつの間にか 心は踊り ざわざわして
気がつけば はじまりは訪れる


思いはたくさんあるけれど
うまく言葉にできなくて
伝えたい事も 話せないま ....
 
 手紙を書こう
 愛する人へ向けて

 触れる度に傷つけるような
 そんな接し方しか
 出来なくても

 言葉と空間を介してなら
 紙というフィルターを通してなら
 少しは、あ ....
あのこがいない と 雨がさけんだ

あのこがいないぞ と 風があわてた

あのこはどこだ と 海があばれた

あのこはどこなの と 森がざわめいた

あのこがみえない と 雲がかけだし ....
きみは黄昏の中にいるような
非常に悲しげな表情をして
空虚な空間を見つめている
身体のどこにも力を入れずに

いつもは恥ずかしがって
服のしたに隠しているけれど
きみの背中には羽がはえて ....
あなたに聞かせたかった歌がある

あなたに伝えたかった恋がある

あんなことも
こんなことも

いろいろ

あなたに聞いて欲しかった事がある

あなたなら
笑ってくれただろ ....
夫婦漫才で笑えない心になっている まえ会ったときと名前が違っている 今朝は 静かな死
白樺の裸体 霧の
視神経 晩秋の匂い

  目減りした水瓶に落とす
  賽の河原の石のくぐもり
  陽射しはそっと後ずさる 

魂のほころびから
黄泉の調べ ....
緑の雪の降る街で、
幼い少女が夢を見る。
ガラスの靴が欲しいの、と
サンタクロースに願ってる。

外は明るいクリスマス。
少女はぱっと飛び起きて
大きな靴下覗き込む。

赤い袋に ....
海を見ていた。
赤い靴を履いた仏蘭西人形は何処へ行ってしまったのだろう。
微かに横浜の匂いのするあの応接間に
何か大事なものを落としてきてしまったような気がする。

それは心?愛?
自 ....
朝霧の中、銀色の竪琴を持つ者は歌うでしょう。
森の教会に昇りかけの太陽を見る者は、笑顔で挨拶を交わすでしょう。
今日という日の訪れに、新たな希望を見出す者は、
竪琴の伴奏に歌う野鳥の姿をも見 ....
青い月のまるく照らす夜
夜気はしっとりひんやりしている
雨上り晩秋の風にゆれて
月へ黙礼をする芒は
亡きこおろぎの歌のように
  銀の小鈴色
闇に解けている
  紫の ....
桜は咲いて青い薔薇咲かない ツッコまれずに納得されている 通り縋りの街に
何処か懐かしさを覚えて

忘れていた記憶を思い出そうとする
ふと浮かんだ笑顔に
少し胸が痛くなるけれど
明日のお天気のことを考えてみよう

幸せは無味無臭だから
気づ ....
花びらが傘に落ちて風に流れる

夕焼け色のミルフィーユが珈琲を呼んでいるよ

眠り姫は もうすぐ起きる準備
「おはよう」まで もうちょっと

悲しい音楽は夏の深い深い海に置いてきたよ
 ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の初めの蜃気楼- かの自由詩3*13-11-13
春に冬眠- 北大路京 ...自由詩313-11-13
あと一口もう一口全部食べてしまった寝る前- 北大路京 ...自由詩813-11-13
オープニングからサライ唄っている- 北大路京 ...自由詩513-11-13
朝の読書- ただのみ ...自由詩21*13-11-12
周回遅れで先頭の気分- 北大路京 ...自由詩913-11-12
女性限定と聞いて高い声を出した- 北大路京 ...自由詩313-11-10
練習する姿見せないレモン酸っぱい- 北大路京 ...自由詩313-11-10
結婚記念日〜愛する妻へ贈る詩- ヒヤシン ...自由詩11*13-11-9
明日への媚薬- ヒヤシン ...自由詩4*13-11-9
夜になっても愛は- 草野春心自由詩613-11-9
私の夫- 小川麻由 ...自由詩3*13-11-9
死ぬまで内緒を忘れている- 北大路京 ...自由詩813-11-9
見失った自分が扱いづらい- 北大路京 ...自由詩513-11-8
うまく言葉にできなくて- 葉月桜子自由詩6*13-11-8
手紙を書こう- まーつん自由詩11*13-11-8
あのこがいない- bookofheaven自由詩6*13-11-8
少年が見た少女の原風景- 西園 虚 ...自由詩213-11-8
「ブルー」- ともりん自由詩2*13-11-8
夫婦漫才で笑えない心になっている- 北大路京 ...自由詩313-11-7
まえ会ったときと名前が違っている- 北大路京 ...自由詩713-11-7
死情- ただのみ ...自由詩17*13-11-7
グリーン・スノウ・タウン- ヒヤシン ...自由詩5*13-11-7
ひとりぼっち- ヒヤシン ...自由詩5*13-11-7
朝のひと時- ヒヤシン ...自由詩8*13-11-7
青い月- こしごえ自由詩2*13-11-7
桜は咲いて青い薔薇咲かない- 北大路京 ...自由詩113-11-6
ツッコまれずに納得されている- 北大路京 ...自由詩613-11-6
【_凪_】- 泡沫恋歌自由詩21*13-11-6
(秋の待ち伏せ)_#pw秋組- 北大路京 ...自由詩4*13-11-5

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