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ライトを消して
ベッドに入ったら
想像して
きみのいないところで
誰かが囁く
何を囁いてるのか
想像してみて
焦ることはない
夜は長く
いつまでもきみを待ってる
きみがやったこと
 ....
タイトルはブリティッシュトラッドの歌姫
サンディ−デニ−の海と私のねじれたキャンドルというアルバムからいただいた

近所に日本最大級の品揃えの蔦屋ができてそこでいまはなき彼女のジャッケットに遭遇 ....
葉桜の樹上に燃えるような月
オレンジ色にあたりを染める
その放出に目が射られる
つぶつぶと燃え出す葉桜が、
容赦なく抑えられる
緑がない丘の上
たった一本の木が干からびる
葉は散りながら ....
すべてが終わる

すべてが始まる

いま ここで

青い雨が降る

天使よ、どうか羽を濡らさないで

止まり木なら用意してあるから

ポプラの木の下で ありとあらゆる銀星の下で ....
きょうの花びらを忘れない

玄関にまかれた花びら

あのひとの爪みたいだ


やわらかな色づき

ほのかな湿り

美しく朽ちてくれ


この桃色を掃きながら

ふっと心 ....
母は肉体と魂が徐々に離れていくものだと言った
こうして話をしているときにも
食事をしているあいだにも
離れていくのだと

だから私たち姉妹は
祈りはそれを遅らせるものだと思っていた
不思 ....
国境の上には雨が降り
それは人が作った小さな仕切りを
嘲笑うかのように降り続け そして
その上空には美しい虹が架かっていた
それを隣国同士の国境警備兵達が
思わず見とれて数分の間、我を忘れて ....
赤ちゃんをあやす
なんとか
笑わそうとして
百面相など
繰り広げる

赤ちゃんが笑えば
私も笑う
私は赤ちゃんにあやされている

【あやされる】とは
どういうことだろう
ココロ ....
 メロン食べたいナ
 ちくわの穴から何が見える?
 おしるこの底から地獄が沸き上る
 アノ人やアノ人も切腹して業火に焼かれないかナぁ?
 ああ それからメロンが食べたい ....
春の宵は曖昧で怠惰
見上げる天(そら)は光れども
夜の端で霞みを湛える

物憂げな月は淡い光で人を包み
背の枷を下ろせと言わんばかりに
全てを浄化しようとする

春の宵は曖昧で怠惰
 ....
             そのときがきたら
             「やぁ、おそかったね」と
             にっこりわらって
             かみさまと握手をしよ ....
{画像=120420133733.jpg}
                    2012/04/19 撮影


 【 窓辺 】

窓辺に観葉植物を並べたら
小さなジャングルができた
 ....
{画像=120420123341.jpg}
                   2012/04/19 撮影


 【 たんぽぽ 】

コンクリートの駐車場
ほんの少し剝き ....
君の補助輪を外した朝は
まるで
小鳥の誕生日のように
空が青かった

小さな手のひらで
ぎゅっと握った
ハンドルが
ぐらぐらゆれる
どこへ向かっているのか
自分でもきっとわからない ....
少し遠くにいるあなたへ言葉を投げかける

言葉はメロディのように滑らかに

空中を軽やかにステップするでなく

少し自信なさげに

ひらがなは途中でぽろりぽろりと落ちていき

漢字 ....
お玉杓子のような百舌達が 
雨上がりの空に 
ばらまかれては、舞い下りて 
すすき野原にすーっととまる 
静寂のひと時 

ばらばらだった者達は 
ひとつになり 

きらきら光るすす ....
雨のふり方だけが
世界を知るすべ
ガード下に目を置き忘れた
哀れな物語をしよう

二日酔いが
ついに胸元であふれて
僕は灰色の吐瀉物を
コンクリの壁にぶちまけた
艶のない葉っぱを ....
お年寄りの入浴介助前に 
同僚のU君が着替えた後はいつも 
僕の下の引き出しが閉まらないまま 
脱いだ衣類が、もりあがっている 

引き出しを開けるたび 
骨が折れるが 
日頃の僕にも気 ....
今日という日を 
宇宙にひとりの自らでみたす迄 
私の体は幽霊です 

机の上に置かれたコップは 
水を入れるために、ある。 

窓から射す日に 
水面のひかる
あの瞬間を、待ちわび ....
言葉は 世界を変え得るだろうか
病を癒せるだろうか
絶望に塗りつぶされた 魂の闇夜に
明けの明星を 手繰り寄せ得るだろうか

今日も 書斎の周りには
白いキーボードが貪婪に貪った
文字の ....
そこに
握り締めていたものが
怒りだったのか
憎しみだったのか
恐れだったのか
あるいは優しさだったのか
まるで思い出せない

たとえ
プライドの端を踏んづけられても
握らない ....
伊達直人は子供たちに贈るランドセルのために
今日も時給1000円で働いている

液晶テレビの組立ライン
8:30から17:15まで
休憩1時間以外は立ちっぱなしで

受け持ったラインのノ ....
赤信号で
一台の自転車が止まる
重そうなブレーキ音
それはそのはす
後ろの荷台には
補助シートに乗せた幼子
お母さんはハンドルを
ぎゅっと握って
足をつく
背中におぶわれた赤ちゃんは ....
街の底の暗がりに
今日もジッと上目遣い
月の光の届かない
煉瓦倉庫の一角で
人を脅す生業(なりわい)の
舌なめずりで誇りもなく
動くことすら億劫で
知性の欠片は今何処
物欲食欲性欲と
 ....
             明滅する赤や緑の光を浴び
             暗闇にしまうまは横たわる
             静けさの中でざわめきだけが
             息 ....
誰もいない

誰も知らない

みずうみに

さっきまで見つめていた月が

浮かんでいる

そのまぼろしは


自転車で

街道にあらわれた

あなただ


誰も ....
思い出の箱を
春の野に
夏の朝に
秋の鳥に
冬の霰に隠してる

栗鼠のように
大切な食料

びっくり箱のように
色彩が溢れないように

暗証番号つける
秘密のファイルのように ....
 
 
休日のオフィスでひとり
コピーをとってる
何度とり直しても
文字や記号は
羽をはやし逃げてしまうから
白い紙だけが高く積まれていく
明日までに終えなければ、
と思う
明日が ....
風に
正義を負わせるな
風に
味方を尋ねるな


雨に
慈悲など求めるな
雨に
素顔を尋ねるな


真っすぐに立て
力の限り

言い訳の一切を
支えにかえて
 ....
風伯の寝息 漂う 夕暮れ時

初夏から紅 瞬き 繰り重なる あの色に

今は今宵は 主に朱を ためておく

 いづれ 朱く染める 染め上げ称える

 終わり良ければ 酔いしれる
   ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14141)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
CAMISADO- mm自由詩1*12-4-22
海と空とねじれたキャンドル- 梅昆布茶自由詩912-4-22
オレンジの月- 杉原詠二 ...自由詩5*12-4-21
トーポリ・M- 高原漣自由詩3*12-4-21
きょうの花びら- 吉岡ペペ ...自由詩912-4-21
Jes- mizunomadoka自由詩712-4-21
国境の虹- yamadahifumi自由詩7+12-4-21
あやとり- そらの珊 ...自由詩17*12-4-21
_わくわくしちゃう_- ヨルノテ ...自由詩412-4-21
春宵- 春仙自由詩4*12-4-21
やくそくの日- 石田とわ自由詩6*12-4-20
Twitter_poem_【_窓辺_】_他二篇- 泡沫恋歌自由詩10*12-4-20
Twitter_poem_【__たんぽぽ_】_他二篇- 泡沫恋歌自由詩10*12-4-20
自転車でいこう!_Ⅲ- そらの珊 ...自由詩13*12-4-20
かたちのあることば- 灰泥軽茶自由詩12*12-4-20
山の笑い_- 服部 剛自由詩312-4-19
うばわれにいくんだ- 竜門勇気自由詩212-4-19
まなざし_- 服部 剛自由詩512-4-19
ひとの器_- 服部 剛自由詩412-4-19
言葉は生きている- まーつん自由詩6*12-4-19
げんこつ- nonya自由詩31*12-4-19
伊達直人は今日も子供たちのために- 花形新次自由詩812-4-19
自転車でいこう!_Ⅱ- そらの珊 ...自由詩9*12-4-19
あんこう鍋/あんこう節- ……とあ ...自由詩14*12-4-19
夜を仰ぐ- 石田とわ自由詩8*12-4-19
月のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩212-4-18
時の散歩- 木原東子自由詩24*12-4-18
背伸び- たもつ自由詩1012-4-18
力の限り- 千波 一 ...自由詩5*12-4-18
風伯の朱色- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-18

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