すべてのおすすめ
   フルーチェを作った
   冷蔵庫で冷やして
   お風呂上がりに
   娘と二人で食べた
   フルーチェのメロン味が
   美味しいねと娘がいう


     幸せというのは
 ....
桜が散り始めた
昔、誰かがそこに植えたのだ
古びた板壁のペンキが剥げた営舎の
埃っぽい運動場の端に

左旋回だったのは
右利きだからかもしれない

春霞の海は穏やかで
座している私の ....
自炊の道を極めんと
愚娘の助言を聞き入れ
圧力鍋を購入した

やや季節はずれのブリ大根
今日は黒霧島のお湯割

圧力鍋には
なにやらタイマーが付いていて
超絶簡単レピシ本通りで
 ....
 
ひとりでメソメソ オーケー オーケー

ひとりでプンプン グッジョブ グッジョブ

ひとりでゲラゲラ いーんじゃなーい


 
女装趣味高じて生贄にされる 朝の空

西から東へ
まっすぐの飛行機雲

確か
この飛行機雲はラドン
ラドンの太い飛行機雲だ

ラドンが目覚めた

いつも怪獣は環境破壊によって目覚める
そして環境破壊す ....
愛の迸る行為の後、裸のお前に女を見る時、
俺はいつも大きな母性を感じる。
自分が男でいる事の頼り無さを感じる。
これは悪しき習慣だ。

ベッドの中で体を摺り寄せる女のお前に
俺は対等な ....
銀河系のその果てに散っていった星々よ。
再生の時を待ち、いざ解放の雄叫びを上げ、玲瓏と生まれ出でよ。
絶望の闇を抜け、苦悩を苦悩と知りながら、
輪廻の法則に則って、高らかな歓喜の出生を奪え。 ....
震度3で久しぶりの会話 言語というものは
フランス川藤幸三主義ゲンゴロウ学者
ミソシールが言うところの
エロい言語(オマール)
ワキの臭い言語(クサイケドミリョクテキ)
舌絡めの言語(舌表出)の三つに分類される
 ....
走って行って渡った
点滅を始めていた
青信号
お昼休みに
買ってきた弁当が
手の中で跳ねている
サラダがいくらか多いのにした
空は晴れ渡っているのに
風は冷たい
私の胸の中にも
 ....
少女の耳は
たくさんのこころをきこうとして
とっても
おおきく
あたまから
ひらきました。

中心部は
とっても
あつかったです。

あついあつい熱をじゅうじゅう持って
みんな ....
知らぬ間に妻が撮ってあった
私の写真が私を驚かす

知らぬ間に白髪頭の
頼りなげな初老の男が
否応なくしょぼくれた様子で
サンジェルマン大通の店のウインドウ越しに
チョコレイトやらマカロ ....
遠くの街の錆びた街路樹に
薄紅色の吐息が咲く
秘密めいた儀式は終わりがない悪夢によく似て
通りすがりの足音を数える孤独な作業みたい


蛇口からほそく水を落とす
鉄くさい地 ....
冬の午後を
公園に置き忘れたので
急いで取りに戻った
言葉を頬張りながら
塾へ急ぐ子どもたちと
光速ですれ違いながら

公園に着くと
理科準備室から
そっと盗んでおいた
雲母の標本 ....
人間とは不思議な生き物だ
月までだって跳べる時代に
自分の足で跳んでみたいのだ
高く 世界一高く 
部長の女と知らず説教している 冷たい風の中を
歌いながら歩いたら
歌が千切れて
後ろへ
飛んでいった

飛んでいった歌が雲になって
遠くの煙突と
空を繋いだら

紫色の歌の塊が

夕陽の方へ
押し寄せてい ....
  古い蝉が、この部屋の
  窓に貼付いて乾いている
  色々なものが置かれていたが
  結局ひとつもとどまらなかった



  きょうの月は、頼み方しだいでは
  ベランダに ....
通販で購入した商品を開梱すると
梱包用の発泡スチロールの厚い板が入っていた
不燃物ゴミは来週の火曜日まで捨てられないので
小さなリビングにそのまま置いていた

1m四方程度の発泡スチロールの ....
隣のおばさんたちがコーヒーを飲みながら
仕事の愚痴を言っている
私はそれを聞きながら携帯電話でゲームをしている
隣のお姉さんはじっと下ばかり見つめていた
私はそれを見ながらじっと煙草を吸ってい ....
あの子は5000円って噂が心に張り付いて
心音高まる放課後に薄紫の意識のまま嗅覚がかえらない
窓際で頬杖つく茶髪は駅前の方を向いて
触れることができるならそれはきっと熱そうな視線を
避雷針のあ ....
夕闇が嫌いな人たちは
原子力でそれを追い払う

宇宙から見る日本列島は
真夜中でもくっきりと浮かんで見える

世界中で一番明るい列島

誰がそれを見つめるのか
数十人のアストロノウツ ....
局所的に覚醒がくり返されるボロボロ
愛されたがる女の計算したがって聞かない
塗り潰した美の奥底で
折詰にされ、お土産になった溜息が泡立っていた

残虐は過去と未来との境界を袋とじしたまま
 ....
考古学博物館で印象に残ったのは
ペンダントの形の小さな昆虫 だけど
その姿を 近所の空き地で探しても
それはどこにも見つかるはずもなかった

青銅器の鏡を前にして立ち
じっと見つめていると ....
仲間を欲しがる人間の
不安と恐怖を責めてはいけないと
愚かな武装をした大人たちから
うっかりと聴いてしまったものだから

ぼくらはまた抜け目のない罠を
今日もまた一つ
職場の ....
死んだように
ヨボヨボの木は
イビツに曲がりくねって
春風の空に
蝶々の群れを呼ぶ
あんまり綺麗だから
透き通るような黄緑色の葉っぱを
木に登って
一枚むしって食べた
「意志の物理的力」よりも、やっぱり、
「心細くなった猫」の方を読みたいかなぁ。
「再生」は、
「蘇り」よりも積極的だ。 と、思いつつ、
「捨てたものは拾うな」を手にはとったが、買うほでもない。 ....
売られたケンカを買う暇がない 疲れ果てて
ひとりでボーッと昼飯を食べていたら
タカエちゃんから
ちっちゃな人形をもらった

富士子ちゃん?

えー知らないんですか〜
コップのフチ子ちゃんですよ〜

コップのフチ ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_フルーチェ_】- 泡沫恋歌自由詩16*14-4-14
遠景- 山部 佳自由詩814-4-13
染み込む20分間がこんなに疲れるとは思いませんでした- ichirou自由詩1314-4-13
ひとりでできるもん- 殿上 童自由詩17*14-4-13
女装趣味高じて生贄にされる- 北大路京 ...自由詩514-4-13
ラドンの飛行機雲- ichirou自由詩13*14-4-13
男の小さな見栄- ヒヤシン ...自由詩10*14-4-13
願い- ヒヤシン ...自由詩7*14-4-13
震度3で久しぶりの会話- 北大路京 ...自由詩414-4-12
ゲンゴロウ- 花形新次自由詩314-4-12
シグナル- Lucy自由詩14*14-4-11
あったかい耳- がぱ自由詩8*14-4-11
旅の写真- 山部 佳自由詩414-4-11
白い花の抜け落ちる憂鬱- あまね自由詩714-4-11
陽射し- 自由詩21+14-4-11
the_high_jump- イナエ自由詩8*14-4-11
部長の女と知らず説教している- 北大路京 ...自由詩514-4-11
風の中を- Lucy自由詩12*14-4-10
古い蝉- 草野春心自由詩1014-4-10
発泡スチロール- ichirou自由詩714-4-10
漂白- ソリッド ...自由詩614-4-10
あの視線きっとトーチカから- カマキリ自由詩314-4-10
アストロノウツ- 梅昆布茶自由詩21*14-4-10
ボロボロ- ハァモニ ...自由詩3*14-4-10
土に目を細めて- 番田 自由詩514-4-10
ブリキの感情- オダ カ ...自由詩3*14-4-10
葉っぱ- こいち自由詩314-4-10
「ああ、私は・・・_と思う時」を読んで- 空丸ゆら ...自由詩1214-4-10
売られたケンカを買う暇がない- 北大路京 ...自由詩814-4-10
コップのフチ子をもらった- ichirou自由詩17*14-4-9

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