すべてのおすすめ
起きて 動いて 眠る
起きて 動いて ただ眠る
はっと目が醒めれば 
朝なのか 私は誰なのか たじろぐ

ただ淡々と過ごす日々は
だんだん世界が甘く柔らかくなっていき
マショマロのようだ ....
今日は焼肉食べに行こう
ユッケ塩タン上カルビ
にんにくホイルは真ん中に
ハラミ豚トロ上ロース
私はビビンバ
あなたは雑炊
最後はつるんとシャーベット



今週はどこへ行こう
 ....
君は なぜ泣く
いずれ全ては 塵に帰るだろう
その時涙を流すのは たぶん空の雨雲だけ

君は なぜ泣く
瞳の奥に築いてきた{ルビ堰=せき}が 崩れてしまったのかい
人の言葉が 痛ましい眺め ....
落下の形態が腑に落ちず
目下動転のとある夜だ
路地裏のとうに枯れた朝顔の鉢の
蔓の為の竹が歯の癖の様に泣く夜だ


眠る前から目覚まし時計が気になるのは
眠る前 ....
日常に潜む「?」という文字から 
背を向けてないか? 
逃げようとしていないか? 

いつからか、目の前に 
私と等身大の氷塊が、ある。 
足元に一本の斧が、置かれている。 

目を凝 ....
はぶさんは、いつも 
ぺっぺっと唾を吐く 
所構わずトイレになる 
介助しようと抱きかかえれば 
細い手足で、殴る、蹴る 

そんなはぶさんの細枝のような体が 
実は末期癌に蝕まれていな ....
人間が人形にしか見えない

人形が泣いて 笑っているんだ

気味が悪いね

人形が めそめそ げらげら わくわく ぱこぱこ
せかせか ぴこぴこ ぴーぽーぴーぽー 
じゃかじゃか ぞわぞ ....
なんてことない不在の言葉に
愛しさを汚されたその時は
無情の荒野にうずもれて
枯れ草毟ってやり過ごそう

なんてことない不定の言葉に
審美眼を汚されたその時は
悲観の海をたゆたって
船 ....
【わいぱあ】を
最速にしても
効かない
激しい雨が
フロントガラスをたたいていく

きっとこんな風に
前後不覚になるほど
ぐちゃぐちゃに
泣ける人は
幸せなんだろうなあ

思い ....
穏やかな音楽が聞こえる
創造の逢い引き
あなたは梅の香り

土曜の通勤電車
吊革にいにしえの歌をぶら下げる
待ちわびる歌が揺れ
誰もが輪を外さない

子どもの在り方 ....
朝の光が 羊毛の絨毯の上にうずくまっている
まるで まぶしい水たまりのように
君は 寝癖だらけの髪のまま
そこに まだ生まれ落ちる前の 思い出を探している

揺れるレースのカーテン 風は優し ....
言葉はしめっていたがよく燃えた
ガス・スタンドの男と
寝てきたせいだろうか
{引用= 「いくつかの骨」

  お前の
  すべすべした手の甲の
  化膿した傷口から
  いくつかの助詞が突き出ている
  それは月夜の骨のように
  生々しくも無機質だ
 ....
こと葉って 薄いもんだ だれか言う 
だって 葉っぱだもの と答えるだれか
葉っぱをどんなにつみあげても
きっと だれもほめてくれないよ
ぱっと吹かれて無くなっちまう
 そんなかげの薄いやつ ....
街角で
僕は
釣りをしている

信用金庫と新聞屋とコーヒースタンドの並ぶ角で

きみは
なにか
硬そうなものを抱いて
立っている

そのうち雨が
降るかもしれない
さぁ憂鬱よ
私の無意味な情熱を
無に還してしまえ

さぁ無関心よ
私のお節介を
有限にしてしまえ

さぁ流るる時間よ
未熟な私を
頭でっかちな老人にしてしまえ

さぁ服従心よ
 ....
受身はつらいよ
君たちは指示を待っているだけだと言われるけれど
自分のしたいことなどできないほどに
外側から押しつけられた
やらなければならいことに晒されてきた

学校の宿題をしましょう
 ....
詩は素

素敵と言わせたくて
素っ気ない素振りで
言葉をまさぐる


詩は素

素直じゃないから
素知らぬ素振りで
言葉をこねくる


詩は素

素顔に辿り着けない ....
君が唄う愛のうた
もう
歌詞さえ忘れてしまったけれど
確かに
君は唄っていた

窓辺のひだまりに置いた
鳥かごの中で
無邪気に
金糸雀が{ルビ囀る=さえず}ように

石造りの ....
小学生の頃
校舎と体育館の建物の間に
ピロティと呼ばれる場所があった

そこは特に何かをする場所ではなく
コンクリートの打ちっぱなしの壁があるだけで
ボール当てやドッチボールをするには
 ....
世界は しらじらしい
夢の中すら 雪がふりはじめたから
道は 白く はばまれて 遠い
雪にかわったり 曇天に変わったりする幻を
さて いくつ超えようか


カーブごとに 
ド ....
世界は まあたらしい 
雪がふりはじめたから
道は 白い雪に はばまれて 遠い
雪にかわったり 青空に変わったりする町の名を
さて いくつ超えようか


カーブごとに 青の空の ....
  女よ
  ぼくが眼をとじると
  きみは枯れた稲妻のようだ
  だが
  手をふれるとそれが
  一匹の大きな白蛇だとわかる
  女よ
  きみを
  冬に横たえる
   ....
朝まだき 
西へ急ぐ下弦の月をくぐりぬけ 
君のふるさとはあちらにあるんだよ と 飛行機が教えてくれる
冷たい水は無言で涙を隠してくれた
優しいひかり やがてみちみちて ひろがる 
ことばが
うたを欲っする
ポエジーが
リズムを欲っする

その力動
具象の発現
波の流れに
まかせるちから

口ずさむのは
名状しがたい
祈りのメロディ

大丈夫
世 ....
沈む

沈む

みな

沈む

あれも
これも
どれも
それも

沈む

沈む

みな

沈む

あれも
これも
どれも
それも

みな

みな ....
水に映る 白いまだら
狼の家族を 追い立てる光
撒かれる水鳥の骨より白く
昼の月に背を向ける
昼の月に 背を向ける
あきらかなひとりを
あきらかなひとりにひもといて
明るすぎる街
誰もいない街


雨の爪
左目から背
骨から骨
痛みの無い痛みの外の
奮え 奮え


脊髄の海 ....
神は遍在する

天使は余りの数の多さに堕ちるほどだ

精霊は全てのものに宿る

しかし

私は一人

この世に生を受け

肉体を持ち活動する者は

私だ

 ....

薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マショマロ- 灰泥軽茶自由詩411-12-21
カニ食べに行こうー- 木屋 亞 ...自由詩3*11-12-20
君はなぜ泣く- まーつん自由詩511-12-20
うわ言のミッド・ナイト- ホロウ・ ...自由詩6*11-12-20
斧と氷塊_- 服部 剛自由詩311-12-20
はぶさん_- 服部 剛自由詩511-12-20
人形のこと- 八男(は ...自由詩211-12-20
相性- faik自由詩16*11-12-20
わいぱあ- そらの珊 ...自由詩4*11-12-20
ラブレター- たちばな ...自由詩13*11-12-20
羊毛の絨毯- まーつん自由詩6*11-12-20
オイル- はるな自由詩611-12-19
言葉へのコラージュ- 草野春心自由詩5*11-12-19
生きるって- ……とあ ...自由詩10*11-12-19
街角- はるな自由詩511-12-19
今度は俺が疲れさせてやる- 一 二自由詩511-12-18
受身だけでは勝てないぜ- 木屋 亞 ...自由詩2*11-12-18
詩は素- nonya自由詩24*11-12-18
愛のうた- そらの珊 ...自由詩11*11-12-18
ピロティ- 灰泥軽茶自由詩6+*11-12-18
最弱- るるりら自由詩20*11-12-18
最強- るるりら自由詩11*11-12-17
白蛇- 草野春心自由詩9*11-12-17
【五行詩】ひろがる- 凛々椿自由詩1011-12-17
発語- シホ.N自由詩311-12-17
- りり自由詩3*11-12-16
ノート(48Y.12・16)- 木立 悟自由詩511-12-16
夜をまたいで- 木立 悟自由詩511-12-16
- 蒲生万寿自由詩1*11-12-16
脳内の場所- 木原東子自由詩14+*11-12-16

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