すべてのおすすめ
洗濯機が壊れそうです
ガタガタ大きな音をだします
横揺れがはげしいのです
つめこみすぎかもしれません

綺麗に洗いたいのです
今日の汚れなど
あなたの匂いなんて
影ほども残さないで
 ....
ちいさなフリルの紅が

ちぢれた風に

澄ました顔でゆれている

百日咲いたら散ってゆく

蒸す日差しの

恩師の休むベッドの上


疲れたからだを考えたら

さるすべり ....
赤い雲が青空に溶けていく
さなぎの上に 初めて羽をひろげる鬼ヤンマ
透明な四枚の羽と 複眼に陽が射す
洗濯ものを 外に干す

水辺の近くに立つ 銀の洗濯棒が光を集める
風波をかぶる池の石  ....
湖底に眠るオルフェウスの首
無数の藻を寝台にして置かれている
目は閉じられ
口は唄うかのように
ほんのかすかに開いている
水がゆらめいて光りさざめく

闇と光が溶け合っている
死と生が ....
朝起きて
目の前にあるものを
前へ前へ移動させます
意味は
押しながら考えています

そのうちに
坂になり
うんうんうなりながら押して
真っ白になって

気づけば夜です

生 ....
嫌なことがふりかかると
時計仕掛けの人形のように
鳩尾のあたりに
現れるのは
何だろうか

黒い服を着て
蒼い顔をして
胸の中央に漏斗を置いて
彼は悲しみの液を注ぐ

注がれてぼ ....
ただ一切は過ぎてゆきます

嘘で築いた砂づくりの城に私を埋めた

あれはメジロ啼く穏やかな春の頃

なくさぬために棺にしまってゆくという方針は

あながち、間違っておらぬと思いま ....
Tシャツを脱いで

じっと目を閉じる

葉葉がそよぎ

緑の光が身体を撫でる

汗がだんだんひいてきて

風がとても気持ち良い

葉葉の音に私の皮膚は

ぴくぴく脈動し
 ....
鏡に映る自らの 
こころの内に湧き出ずる 
喜びの泉 
胸にそっと手をあてる 
チョウチョになろう
身軽に飛べるから

お花畑も
争いの大地も
知っておきたい

小さい人においかけられたり
熟した肩をそっと押したり
くるくる瞳にうつったり

そして夜には
 ....
ビルの入口は吹きさらしだった

そこは風の通り道みたいになっていて

息できなくなるくらいの強い風が吹いていた

お弁当を食べたとき

だれにも食べさせたくなくなった

こんなおい ....
パンダの赤ちゃんが
亡くなったと
News速報で流れる
平和な日本

動物の赤ちゃんが死ぬのは
特に珍しいことでもないけれど
パンダは特別枠なので
みんながかわいそうと言う

わざ ....
飴玉一粒つまみ上げ お口の中に放り込み
無敵の戦士になったなら 装甲戦車に乗り込んで
この世にはびこる悪行を ばっさばっさと切り伏せろ
桜吹雪の刺青いれて 印籠片手に杖を付き
夜神月のノートを ....
知らず知らずに
君を刺していた

心の何処かが軋んで
君を刺していた

誰にだって
有り得ることなんだ
僕達は棘を抱えて
生まれてきたんだから

気をつけていても
何処かの ....
離れているほど、愛することもある。

それは幻想。

近くにいてこそ、憎しみが増す場合もある。

それは潮時。

哀しみは誰の上にも平等に降り注ぐ。

涙を隠す雨となり、 ....
60年代末のベトナムのジャングルで
月を見上げながらたばこをふかす高校でたての若い兵士

シンプルでストレートでノリのいい曲の背景に
時代の絶望をぶらさげてラジオから流れていたCCR

 ....
何も解らぬまま
生きてゆくなんて
夜と闇の区別もつかないなんて
大禍時が クス と笑う
空は今も蒼いか
海は凪いでいるか
電撃を受けた
その心は
未だ
燃えているか

沈まぬ ....
愛は金で買えないが

快楽なら金で買える

優しさは喜びをもたらすが

優しさに傷付くこともある



何が正しくて何が間違っているのか

誰かを愛した時はそんな線引きなど ....
ここでは朱
こっちでは薄緑

紫陽花って
ほんとうはどれなんだろうね

ぜんぶだよ
雫がおちる雨上がり

ひとつにしたい私の心
見透かされて
じりじり太陽が照らす
いろんな色の ....
森を見つめていると宇宙に見えてくる

宇宙を見つめているとそれが湖に見えてくる

そして湖を見つめていると

やっぱりそれは緑の木々に見えてくる

そんなところからこの詩ははじまる
 ....
マスカットは
{ルビ麝香=じゃこう}を纏い
たわわに実る
房のひとつひとつに
水をたたえた命が宿る

今は廃屋に
つるを伸ばして
たわわに実る
愛すべき
黄緑色の鈴によく似た果実よ ....
きれいにつみかさねた夜でできたお城
ぴかぴかに磨かれた言葉たち
いい匂いのする分厚いカーテンをくぐって
しらじらしい朝をくぐって

いくつものいくつもの
いくつもの肌をふみにじって
 ....
  月が
  奏で、
  室外機が歌う



  実直な夜
  君が
  眠りにつく頃には



  風が
  そっと
  欄干を滑り落ちて
  夢の水へ沈む
 ....
{画像=120712230355.jpg}


わたしは

何処へ行くのだろう。

足元だけを見て

歩いてきた。


行先なんて決まってなくて

ただひたすらに進 ....
角に追いやられた居場所を
ゆとりと無理やり読んで
朝まで遊び呆ける

大人気ない強情は
時には余力に気がついて
無駄と呼ばれる作業に勤しむ

それが一人遊びの業の楽しみ
と言えたら幸 ....
もし雲に
乗れたら
世界中を
旅するのに

もし雨に
なれたら
渇いた花に
水をやれるのに

もし空に
なれたら
困っている人に
手を貸せるのに
小さな男の子と
女の子だった私たちは
なかみだけそのままで
古びてしまった

雨にふるえている
きのえだをみても
語り合ったりしないで
すれ違うばかりです

探し物はたがいの
胸 ....
あらゆる言葉が難解な象形文字である時
私は私の言葉達を塞ぐ
私の言葉が流れ出ないように
そして外部の言葉をせき止め
私は少数の過去からの語り人達の
誰よりも沈黙を願った言葉達を採り入れる
 ....
さみだれている庭
ひと雨ごとに、育つ緑がここにある
雨の匂いと土の香り

湿気は、ほんのささいなセンチメントも
美しくふくらませる
庭を見渡せる屋根付きテラスで
濃く煎れた紅茶を飲んでい ....
      ?

私がつかもうとしたのか
  私の砂漠へ
   日常のほんの小さなすき間から
   思いがけず吹き込む風のむこうの
   荒涼とした世界

あなたがつかもうとしたのか
 ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14117)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
洗濯機より- 朧月自由詩312-7-15
百日紅の夏- 吉岡ペペ ...自由詩612-7-15
光る影杖_- 砂木自由詩18*12-7-15
オルフェウスと竪琴- そらの珊 ...自由詩8*12-7-15
生きています- 朧月自由詩312-7-15
胸の番人- 殿岡秀秋自由詩712-7-15
funeral_lovers—四季—- 関口 ベ ...自由詩312-7-15
ヒフミドリ- 灰泥軽茶自由詩8*12-7-15
- 服部 剛自由詩4*12-7-14
今日のページ- 朧月自由詩512-7-14
風の通り道- 吉岡ペペ ...自由詩712-7-14
News- そらの珊 ...自由詩16*12-7-14
キャンディハウス- 只野亜峰自由詩112-7-14
- nonya自由詩19*12-7-14
哀しみ- 田園自由詩6*12-7-14
不吉な月がのぼる- 梅昆布茶自由詩1912-7-14
_静夜- 岸かの子自由詩6*12-7-14
しあわせだ- 永乃ゆち自由詩11*12-7-13
晴れた午後- 朧月自由詩512-7-13
貧しき想い出- 吉岡ペペ ...自由詩1412-7-13
ネオ_マスカット- そらの珊 ...自由詩10*12-7-13
きれいなお城- はるな自由詩6+12-7-13
欄干- 草野春心自由詩712-7-12
歩いている。- 永乃ゆち自由詩6*12-7-12
余白- subaru★自由詩20*12-7-12
もしも- ペポパン ...自由詩10*12-7-12
こどもはしっている- 朧月自由詩912-7-12
私の世界の中の私- yamadahifumi自由詩812-7-12
紫陽花のうた- そらの珊 ...自由詩1212-7-12
指先が触れて- wako自由詩7*12-7-12

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