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駐車場の水溜りを見つけるたびに

床に広がるパークロの刺激臭を思い出す。

声と言葉と友を残し

ライフラインとも言うべき居場所を失った・・・・。

「私は、今でもテラスに座りカプチー ....
赤錆びた内なる世界から
私の退屈な半身が生命の扉を開けた。
今度は長旅になるらしい。
私は我が生命の光が再び灯るよう、半身に祈りを捧げ、見送った。
意気揚々と旅立つ若者に、私の心は鋭く反応 ....
涙越しに届かなくなる頬 住宅街の軒に
寒椿の気配がする
終わりを告げる百日紅
色を変える準備を
始める銀杏
キョウチクトウは空高く  ....
インクを新しく買ったので印刷に熱中中
言葉が無限に吐き出される
インクがなくならない限り
もう一枚、また一枚
刻むリズムで夢見心地
埋まる、紙と言葉が僕を埋める
空白、部 ....
二次元の妹にお別れの手紙インク滲んでいる 枯れ葉舞う音に眠れず
葉の落ちる音で目が覚める
俺を愛せよ 愛せよ俺を
月のしずくの鳴らない夜まで
タンス                  太宰を愛読した母に
               
私は息を殺して そっと 新しいタンスに耳を当てている
朝から、母がタンスから出てこないのだ
怒りの ....
横顔に隠されたものを
探してみませんか

半分の わたくしは
見せておりますが

もう片方の アタクシは
診せられませんので

店に 置いて 来ました
魅せられる時が来たな ....
見上げると、木漏れ日は白く
辺りの緑を淡く包んでいる。
優しい。
ただひたすらの優しさが僕を愛撫する。

沈黙する森の中でころころと流れる風。
郭公の呼び声も既に久しく、ひぐらしさえも歌わ ....
バスに嫌われて
長々と道路を歩くと
軍鶏に辿り着く
軍鶏と言う名前のトラックが
走って居ただけの事
黒くスプレーされて居る
「軍鶏」の文字

トラックの荷台で
「王朝残酷史」を読んで ....
秋の早朝に闇が労働している
自然界全体に宛てた命令書を作成しているのだ
到来する秋は恋人のように必ず去っていく
闇は労働のリズムを自然界に分け与えている

街路を歩いているだけで ....
洋式トイレは水溜まりがあって
それがある程度臭いを抑えていることに
先日久々に和式トイレで用を足していた時に
気付きました
人って思っているほど
自分のことを知りません
生身の自分に出会っ ....
合コン前の作戦会議が一番楽しかった 書きおえてはじめて
それが詩だと気づくように
死んでしまってからやっと
恋だったとわかる
いつもおそくて
墓を掘るのも一人きり
でもいいや、
塩の塔はきれいで
鳴らせるのははみだし ....
いつのまに窓があいたのだろう
生きものみたいに絡まった衣服を
わたしのものと、
あなたのものに
分けるときにはじめて
からだが千切れるように感じました
どうやって 生きよう と
考えている 心 そのものが
生きている 証拠だと
かつて あなたは 言いました

こころざし を 忘れたら
四季を 感じられなく なって
志気も 敷かれ ....
逃げている
追いかけてくるものから
ひたすらに逃げる夢

スローモーションで
お決まりのように
足が重くて
だるくて
走れないのに
すぐそこにまで
迫りくるものから
逃げている
 ....
鳥のそばに鳥が降りて

と つぶやく


すると色は
色をやめるのだ
指さえ かなぐり捨ててまで


目は とうの昔に
泡のものだから
灰を踏みしめ 灰を廻る ....
どんなにおそろしいか
どんなにふあんか
まくらやみのなかで
ふみだす そのいっぽ

声をかけられなかった
ずっと昔
学校帰りの交差点で
その人は白杖を持って
信号待ちをしていた
声 ....
箸持ったまま寝た女の肌が白い ふと
淋しさの風が吹く
秋は寂しいと誰かが言った
ふと
自分が殻だけになる
スペースキーを押した
零ですらない
ふと
空虚な気持ちになる
自分は無数の細胞の集合
それが
 ....
 真っ白な紙を見て
 僕は、こう考える

 ここでは、
 何にでもなれる
 どんな事でも出来る
 どんな世界にも行ける

 なにかを
 創造するということ
 言葉を通じて

  ....
夏のばくだん

硝煙???

息がすくなくなる

かかとが上がらない

光と蒸気のなかをゆく

やがて

やがて秋のけむり

熱がほどける

うすら冷たい大気

拍 ....
書けないときは
過去作でもなんでも
コンスタントに毎日投稿し続けて
さくさくお茶を濁しつつ
ポイントだけは
こつこつ稼ぎたい・・と
いよいよポイント依存症になりつつある
という自覚はある ....
虚空に向けて指さす人
その指先は何を示す
道標
明日の空
去っていった人の背中

夏の香りを衣装箱にしまい込み
スマホの写真を整理
一つ 一つ
削除しながら
思い出にサヨナラを告げ ....
蜘蛛の糸の生きものが
紙の壁をのぼりゆく
少しずつ少しずつほどけながら
夜の明るさへと近づいてゆく


歪んだ空の台形が
高みの曇に照らされている
斜面が斜面を
金属 ....
までも無いのです
のでも無いのです
わたしとあなたの
共通を探すまでも

「汚い世の中だなあ」と
君は嘆いて
「汚いからこそ抗う」と
僕は言うの

争いに何も価値をみない
抗いと ....
月夜に溶けるブランコになる 僕たちはすれ違う小彗星のように
尾をひきながら歌って生きてゆくのだ

そのときに交感した想いだけが
やさしいえねるぎーとなってさらに
宇宙の深奥へと誘われる生命なのだから

まだ魚だった ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
回想- 梓ゆい自由詩3*14-9-14
親愛なる詩人達へ- ヒヤシン ...自由詩11*14-9-14
涙越しに届かなくなる頬- 北大路京 ...自由詩414-9-14
寒椿- あおい満 ...自由詩414-9-13
インクを新しく買ったので印刷に熱中中- クローバ ...自由詩2*14-9-13
二次元の妹にお別れの手紙インク滲んでいる- 北大路京 ...自由詩314-9-13
#秋の音- 北大路京 ...自由詩314-9-13
タンス- 島中 充自由詩714-9-12
かたがわ- 藤鈴呼自由詩5*14-9-12
郷里の秋- ヒヤシン ...自由詩12*14-9-12
秘話- 間村長自由詩614-9-12
無言歌- 葉leaf自由詩414-9-12
南小路虎彦「自分を知る」- 花形新次自由詩314-9-12
合コン前の作戦会議が一番楽しかった- 北大路京 ...自由詩1014-9-12
塩の塔- はるな自由詩514-9-11
生きもの- はるな自由詩914-9-11
- 藤鈴呼自由詩2*14-9-11
逃げる- Lucy自由詩19+*14-9-11
ノート(午後のかたち)- 木立 悟自由詩914-9-11
白杖の人- そらの珊 ...自由詩23*14-9-11
箸持ったまま寝た女の肌が白い- 北大路京 ...自由詩5*14-9-11
Unwritten_Blank- 凍月自由詩6*14-9-10
お日さまの絵- まーつん自由詩11*14-9-10
さよなら- 吉岡ペペ ...自由詩814-9-10
ポイント依存- Lucy自由詩12*14-9-10
【_指さす人_】- 泡沫恋歌自由詩24*14-9-10
うつわ_しずく- 木立 悟自由詩514-9-10
戦う- ドクダミ ...自由詩114-9-9
月夜に溶けるブランコになる- 北大路京 ...自由詩714-9-9
彗星のうた- 梅昆布茶自由詩2114-9-9

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