すべてのおすすめ
ふり返らない黒い蝶に夕立 帰り道忘れたどうせ一人暮らし 広い平和な公園の片隅に
行ってはいけない
小山があった
5月になると
咲いたツツジに誘われて
子が行こうとすると
親はきまって
こう言う

行ってはいけません とだけ

ダンボー ....
日々を複雑にしているのは
自分自身

定規で線をひいて
はみ出さないように色をつけて
出来あがった図形に名札をはって
似通った図形をひとくくりにして

複雑にせずにはいられない
 ....
工場のてっぺんで鳴くセキレイ

緑と潮の朝の風

田んぼに映るセピア色の富士山と雲

遠くにいる昔の仲間たち

限りなく近づきたい

そう想う


季節はこんな近くにいるのに ....
船長が逃げる
先頭で逃げる
先導せずに逃げる

船長が逃げる
先頭で逃げる
煽動する
マスコミから逃げる

船長が逃げる
先頭で逃げる
逃げた後
銭湯で温まる

船長が逃げ ....
残してきました。
掠れた声も、愛の言葉も。

残してきました。
四肢の細枝も、骨の軽さも。

残してきました。
まだ見ぬ命も、おぼろの瞳も。

残してきました。
独りの寂しさも、傍 ....
黒い心がどかっと居座り

そのゴロゴロが鳴りやまない

ときどきピカッ

続けざまにピカッ

優しくされても

黒い心がどかっと居座り

そのゴロゴロが鳴りやまない


 ....
君はクラスの中でただ一人
輝く褐色の肌を纏った男の子

幼児部の時は
「お母さんに会いたい」とよく泣いていた

お母さんはさぞかし優しい人なのだろうか?
遠足の日 君のお弁当は
ポテト ....
ちいさな命が逝きました

なにもできないことが
くやしくて
何度も名前をよびながら
一度も
空をとぶこともなかった
幼い翼を撫でておりました
スポイトからこぼれた水を
君は果たして飲 ....
猫でした
まちがいなくねこだったと思うのですが
定かではありません

幸せだったかもしれませんし
そうじゃあなかったかもしれません
宿無しだったのはたしかです

いまでもたいして変わり ....
嫁がぬ爪が値札を剥がす 一行詩が長い ちょっと個性を出したくて
手紙に一工夫


娘が生まれたときに
内側に折った袋綴じで手紙を書いた
毎年ペーパーナイフでひと綴じだけ切って読んでもらうために
7歳まではお母さんに読んで ....

曇り空の夕暮れは
町を朱く染めることも無く
夜の闇が次第に
足元に絡みつく

足取りは重く
暗がりの多くなった街を
抜け出せることもなく
赤い提灯の灯りを頼りに
居酒屋の縄のれ ....
朝の美しい光の中へ船出しようと窓際に帆船が停まっている。
今まさに新しい航海が始まるのだ。
周りを見渡すと思いも新たに船出しようとする人達のなんと多いことか。
口惜しいのは、この朝の光が決し ....
ブラックボディのノートパソコンを開け
キーボードに伸びる手を追い越して
パネルに伸びた指が
無作為にキーを叩く

 SACK DON SEX…

夜明け前の画面に触れた指先から
水が泡 ....
落下傘が
降りてくるのに
かっこうの空です

落下傘が
降りてくるには
じゅんびばんたん
の空です

今日わたしは
地球の
目じるし
下ネタじゃなかったのに ソースが汚ならしく
白い皿に残っている
綺麗に盛り付けたけど
終わってみるとこんなもんだ

しゃしゃっと水で流して
網かごにセットする
ナイフもフォークもお箸も
「汚れ物」になって ....
とても狭くて
天井が低いから
うっかりすると頭をぶつけてしまう
夏は暑いし
冬は寒いし
もう使わないのに
捨てられないベビーベッドとか
読まれたがっている本たちに
囲まれて思う
一生 ....
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ ぼくは汚いこころで

宝石が他人の手で磨かれてゆくさまを思っていた

たぶんそれは

傷つかないための練習だ

なのに練習だけで

ぼくはからだじゅうを痛くしていた

たぶんそ ....
「ととん、ととん」
曇った夜空から
列車の走る音が聞こえる
大気の具合でこんな日がある

目の前に来た列車に
いい加減に乗り
いい加減に乗り継いで
私の旅は現在にある

飛び乗った ....
{画像=140506151840.jpg}

ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
窓辺にひかる緑

きのうの雨ときょうの光で

新緑が緑になっていた


無垢なもんはすぎてゆく

こころはここに留まっている

無垢なもん

無垢なもん

重力みたいな
 ....
覚えたての縦笛から
頼りない汽笛のような音が
飛び出したから
思わず笑って
私は手をふる

どこかへいくの?
またかえってくるよ

音を作るこどもたちが
今でもほら
とても楽しげ ....
「見えない人」

耳の不自由な人との 暮らしは
目も不自由な人との 暮らしは
あんがい 子供の頃に抱いていた夢が
叶ったのかもしれないな
子供の頃は 透明人間になりたかったのだっ ....
とうとう左手小指の爪半月が
消えた

何の不具合もない
誰も知らない私の体の変化

どうでもいいことだ
でも
こんなことでも
ずっと憶えている
自分にとって
どうでもいいこと ....
完璧主義で靴下に穴開けてる
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふり返らない黒い蝶に夕立- 北大路京 ...自由詩314-5-10
帰り道忘れたどうせ一人暮らし- 北大路京 ...自由詩614-5-10
公園- そらの珊 ...自由詩12*14-5-10
一粒- nonya自由詩16*14-5-10
限りなく近づきたい- ichirou自由詩514-5-10
船長- 花形新次自由詩214-5-9
もう少し待っていて。- 一酸化炭 ...自由詩614-5-9
黒い心の雷たち- 吉岡ペペ ...自由詩214-5-9
君に与えられた色- 夏美かを ...自由詩27*14-5-9
おとむらい- そらの珊 ...自由詩11*14-5-9
猫でした- 梅昆布茶自由詩33*14-5-9
嫁がぬ爪が値札を剥がす- 北大路京 ...自由詩114-5-9
一行詩が長い- 北大路京 ...自由詩614-5-9
袋綴じの手紙は白銀比で_折り紙の手紙は正方形で- ichirou自由詩414-5-9
居酒屋幽霊- ……とあ ...自由詩11*14-5-8
旅立ちの朝- ヒヤシン ...自由詩10+*14-5-8
連休明けの- イナエ自由詩10*14-5-8
落下傘日和- 佐倉 潮自由詩314-5-8
下ネタじゃなかったのに- 北大路京 ...自由詩614-5-8
食洗機- 藤原絵理 ...自由詩12*14-5-7
屋根裏- そらの珊 ...自由詩10*14-5-7
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ- 北大路京 ...自由詩814-5-7
宝石- 吉岡ペペ ...自由詩314-5-6
列車の音- 山部 佳自由詩1114-5-6
地球の先でノックダウン_/_ぼくは想像する太いモヤシだ- beebee自由詩22*14-5-6
無垢なもん- 吉岡ペペ ...自由詩414-5-6
楽隊- そらの珊 ...自由詩1814-5-6
なにかが_ある____三部作- るるりら自由詩15*14-5-6
どうでもいいことについて- ichirou自由詩11*14-5-6
完璧主義で靴下に穴開けてる- 北大路京 ...自由詩914-5-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471