すべてのおすすめ
等間隔で並んだハードル
一定のリズムで走り抜けながら
傍から見れば軽々と
それを飛び越えていく
到底私には太刀打ちできないと思わせる
人生が凝縮されたような
すばらしく難しい競技
もちろ ....
いつもおもってた
脱出しようかと

ちいさな小舟を手に入れたら
天候をみはからいながら
島伝いにたどって行こう

風を感じ雲の流れにのって
星が堕ちてゆくところまで

落雷のように ....
雪原で凍った
抜けないままの靴

住みついた雪ネズミ
いつからか
お喋りですら
怖くなってしまって
今に至るのです

ふわりと暖かい風が
背中を押してくれると
良いのですが
今は冷たくて どうもダメ
青い心は封を閉じているのです ....
  雨はいつ止むのだろう
  あなたの柔らかな胸のなかへ
  いっぴきの野犬をときはなちたいのに
  この雨はいつになれば止むのだろう
  決意にみちたやさしさよ僕を睨め
  凪より ....
漠然とした不安に
暑苦しいくらい重ね着させて
頼りない平気に
大袈裟な添え木をして
大丈夫という
お題目を唱えながら
見て見ぬふりの
巡礼の列は果てしなく続く

弓なりに反りかえ ....
自己愛に溺れ
生の卵を糧に
真っ白く継ぎ目の無い美しい理性

透かして見える血の筋の
隠し切れない本能
というすべて
を知って
私たちは人肌を保つのです
生まれてくる場所は
ヒナ ....
オルガンが響きわたる
神聖の声
共鳴ししびれる四肢
びりびりと降りそそぐ音の粒
光はそこから 神の光
体を染めあげる乱反射の彩り

その揺れる空
車窓から流れる街は
空に溶けた白雲は ....
まぼろしをみているのではない
みずうみが現れて問うのだ
「なぜ来たの」
「だってわたしのなみだがみえませんか」
躊躇わずに応えていた
確かに泣いていた
さびしさと
寒さに

いくども ....
    ゴマフアザラシなど
    北の海ではひょこひょこと
    モグラ叩きのように頭を出し
    珍しくもないけれど…

その目は カメラを見つめていた
水面から顔を出し 身動きせ ....
   青い列島から緑の半島が突き出て
     その半島がさらに伸びきって
    茜の離島となり・・・・そこに
     住みなれていた退役の老残は
         赤いゆめをなくした
 ....
もう遅い。君は叫ぶだろう、倒れていく数々の唇を、燃えていく語尾の散らす火花を前にして。辺りに飛び火していく頃、君の眸の向こう側には、死人が出ているのさ。言葉を奪っていった魂が、私の中の無限の回廊を駆け .... 立ち入り禁止

柵を立て

立ち入り禁止

張り紙し

立ち入り禁止

うずくまる

ひとりっきりのかくれんぼ

もういいかい

まあだだよ

だれかくるのを拒んで ....
車が過ぎ去った
強く吹きつける音に似た
それとも本当に風
あなたの過ぎる音

一風 巻き上げた髪が
雪崩れる

風は自由に雨戸を鳴らした
髪は自由に吹き荒れた

風呂のぬくもり ....
科学という盗掘家の
運び手は荷物より小さい

冷えすぎたレコードを温めて
針をのせる
ふくれあがるは悲しみ

こぼれるのは涙

ひとすじの涙



 
I love you

烏の濡れ羽色の夜空に朔旦の月
見つめればピエロの薄い口元が新月の顔面に幻と浮かびあがる
吹けば 飛ぶよな 眉月のよな

収穫後の雪降りしきる田圃には濡れたエボニーの ....
{引用=
すけるほどにうすい、

絹のような繊維の束が、

みずうみのそこでゆれている、

身体の発育と、

精神の成熟のことなる、

理念で圧縮されたじかんの、

それらが ....
女の人の持っている鞄が気になってしょうがなかった
遠くへ行けば行くほど 鞄を欲しがる様になっていった
ピンクのショルダー 
黒のハードな合成革に金の鎖のアクセントの物
軽量ダウン地のブ ....
着床にも降りる雪の塩梅があるだろうか、ぼくから共有を剥いだ残りがぼくだとして、小さく息を潜めていたよフェミニン、ぼくは遺伝子と膝を交えて話したい、欠陥を謝りたい、のべつ幕なしか押し黙るのか日本語では表 ....   ひかりが鉄柵をすべりぬけ
  あなたの膝を白くよごした
  煤けた骸だけがあるく目抜通り、
  彼らのうたう寧ろふくよかな夜想曲に
  暫し立ち止まったのだろうか、あなたも
   ....
すべてを知りたいと
思うところから
なにかが終わりながら
なにかが始まる

夕陽が沈む
半袖にも
長袖にも
橙色を映して
前を歩く人の
トートバッグも
紙袋も
橙色に染めて
 ....
ストーブはスチームを出し水が必要
飲み水を分け与える
まるで何かを育てているようだ

ストーブの火力に
寄りかかった布団がやられた
焼け焦げた端っこ
エネルギーが強く走っている

暖 ....
友といさかい冷えた心で乗った電車
開いたドアからはいりこんだ冬の風が
通り抜けていく

二・三歳の男の子を連れた若い女が
隣にすわり 子を膝に乗せる

子の足がずれて
座席のあかいビロ ....
芽吹いたばかりの
彼女の傷を
生まれたばかりの
蛇が舐めている
いつか尾を噛み
不死となるのか
だけどこの利き腕に
円形を描く事はない
かなしき運命の反目だ
飢えつく皮膚に花ひらく
 ....
       冷血漢なしののめに
 よだれを垂らすカーテンを開ける
   おいぼれきったおひとりさま

  「時」がうつつを抜かしていた
  「空」はうつつに拡がっていた
「風」と「光」を ....
遠くまで行く途中
だから気にしないで
時に狐の目をすることや
雲の形につまずくことを
大事なことは誰にも聞かない
大事なことは口では言えない
あといくつ黄色い蝶がいれば
韃靼海峡を渡れる ....
すべてのものを等しくするために
雪は降り積もった
道路も畑も建物も樹も
すべて等しく白の諧調に集束する
想像もつかないほど遠くにある白さが
具体化した永遠のようにすべてを覆い
 ....
凍って開かない窓を
ぬるま湯で拭く

掃除機が編み針を吸い込んだ
冬眠を急ぐ熊のように

予定通りにしないと気の済まない姉たちが
雪の中で車を洗い
居間にツリーを飾りつけてる

 ....
鳶色の花が部屋に
投げ込まれた朝

夜から立ちこめていた
幾層もの霧が晴れ

テーブルに置かれた
皿やコップの上に
日の光が溢れて流れた

音楽はコップに溢れる水の音か
それとも ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14167)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
十二月の疼痛- そらの珊 ...自由詩14*14-12-24
エクソダス- 梅昆布茶自由詩1114-12-24
winter_shoe- mizunomadoka自由詩114-12-24
青い心- 瑞海自由詩6*14-12-23
雨の歌- 草野春心自由詩614-12-23
三日月の国- nonya自由詩16*14-12-23
蛇の道- 塩崎みあ ...自由詩4*14-12-23
炸裂する感受- 這 いず ...自由詩5*14-12-23
さざなみ- もっぷ自由詩414-12-23
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かくれんぼ- 花咲風太 ...自由詩514-12-22
その霜に似た輪- 這 いず ...自由詩2*14-12-22
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Sail_to_the_moon_and_back- とよよん自由詩3*14-12-21
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しわぶきとなみだ⑧- 信天翁自由詩214-12-19
世界旅行- やまうち ...自由詩114-12-19
- 葉leaf自由詩314-12-19
_- mizunomadoka自由詩314-12-19
聖誕祭の朝- Loch Lomond自由詩314-12-19

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