すべてのおすすめ
僕は
僕を操作していたボクを殺した
僕の墓場に埋葬した死体は
決して生き返らせることはない

その夜僕は酔っていたのか
口から出てくる死体
スパンコールの衣装に身を包み
光の輪の中で高 ....
突然のザーザー
ウェザーリポートはまるで午後の嘘つきなわたし



すっかりじゃなくてすっきりハゲた祖父は
延命という言葉は適切な用語だろうかと
病床からあれこれ言ってきた

好 ....
あるはずもないタッチの絵具だ

向こうは延々と向日葵畑だ

揺らぎのような絵筆の踊り

空は煙たい光で真っ白な灰色だ


荷馬車の馬が木陰に入れずに

陽の陰りを静かに温かく冷た ....
残業を撲滅したら困ります
収入が減ってボクの自由が撲滅します
自由に使える時間よりも
自由に使えるお金が大切です
ボクは残業依存症なのです

残業を撲滅したら困ります
ストレスが溜まって ....
僕は継ぎはぎのコラージュ
君は端切れで出来たパッチワーク
お似合いのカップルだと思うのだがどうだろう

僕は季節外れの風車
君は糸を忘れた糸車
似た者同士のような気もするのだが

もう ....
悲しいことなんて

気持ちやからだに従えば

気になることでもない

じぶんを大切にしなければ

他人に依存してしまう

そんな生き方を選ぶべきではない


愛なんて

 ....
今日もどこかのカフェで
私たちは

充たされ
語らい
撃たれるだろう

今日もどこかのカフェで

脈絡も
理由も
問われることもなく

幸せそうに見えるから
私よりも
ワ ....
転勤してから3か月が経った。仕事の質も量も変わったし、生活環境も変わった。それよりも、私は詩をあまり書かなくなった。インスタントに詩になる題材などいくらでもあるのに、それは言葉として、表現とし .... あの夏
潮の香りが漂う蒼い夜に
渦巻く星たちに包まれていた
蘇る遠い記憶を手繰り寄せれば
遠くから潮騒が聞こえてくる
燃え盛る太陽は凍り付き
熱帯夜に線香花火が燃え落ちている
私は水平線 ....
わたしに
猫の眠りをください

おもては雨が降っていて
いきものがあまやどり

どんな希望も絶望も
持ちたくはないのです
いまは

どうか
猫の眠りをください

長靴みたいな ....
ただあなたのことを考えている



きっかけのないノートの落書きがあなたに似ているような 、あてどもない
身勝手な線



だしそびれた手紙を机の引きだしにしまい
朝を待っ ....
日付けようのない、濡れた手紙でも
生きていれば、きちんとした
差し出し方を思い出せるという意味の
薄さ

わたしの指の腹で縁どられた
限りない不透明(のりしろ)
できあいの
夏の日の明 ....
火の樹を鎮めようとして
霧の葉が燃えてゆく
夜の曇の表情が
波の上をすぎてゆく


光の会話のほとんどが散り
眠りのなかで育とうとする
小さな音が集まりかたまり
しゃ ....
三つ編みをほどいたばかりの波が
雨上がりの森になびかれている

ステンレスの鋏を握ると
約15センチの断髪式

私はあなたの為の天の川を
これから時間をかけて
伸ばして行こう

願 ....
床に転がったおまえをどこに捨てよう
細かく切り刻んでビニル袋に詰めて
生ゴミの日にまとめて捨てよう
どこかから車を盗んできて
山の中まで連れてって埋めて捨てよう
それとも誰も来ない辺 ....
情けない

評価ばかり気にしていた事が

そんな生き方が情けない

嫌われても

けなされても

自分の道を歩めばいい

自分を失うな

飾りすぎるな

私は私の道を行 ....
夏はじめの潤んだ月夜の空は
どこかで海とつながりあうらしい
その空を唄うように泳いで
{ルビ人魚少年=マーボーイ}がこの窓辺にやってくる

真珠色の肌
うす緑とうす青を帯びた銀色の鱗
無 ....
花のブロウチを舐めてみた
ああこんな味か。とふに落ちて
疑問の芽がひとつ摘まれたので
多少こころよく布団へ帰る



体が眠ってしまわれたので
わたしは心と遊んでいる
鼻ですら ....
かみひとえで間に合わなかった
決意の、剥製を
溶けかけた終着駅にさらしている



草が生い茂り
傾いたプラットホームの白線が
一から始まり一で終わる全てをさえぎり
オポチュニス ....
待ち遠しい


白ソックスの
四足歩行で
夏まで
渡れ

日々の汚れが
レールを漱ぎ

雨降る
早く

雨降れ
もういっそ

止まずに

線路を洗う
土砂降りの ....
路上生活者のように毎日が過ぎてゆく
ランボーのように地獄の季節も創出できず
安吾のようにデカダンに遊ぶ余裕も無く
冷たい缶ビールで無聊を凌ぐ

僕の故郷であるペンギン村では
あられちゃんが ....
私は父の後を歩いた
そして 目も当てられないぐらい通りは快晴で 
何かこの店の名物らしく独特の味がした 
今日 私は 父とどじょうを食べた


私は時間に間に合った 
誰に会いに行く ....
おかあさん、あなたのいない夏がまた来たよ
そうしていま選挙の時期です
口癖のように歌のように
あなたはいつも
社会貢献できてわたしの人生は幸せよ。
そう、甘ったるく高い声で
誰にも有無を言 ....
今頭から離れなくなっているのは雲の巡りの歌。岩だらけの高山の頂を擦過して暗い鉱物に脈動を贈られ、波の荒い大海の巨大な表情でひずんだ音響により膨張し、ありふれた市街地の上空を闊歩して人々それぞれの生 .... ちっちゃなちっちゃな苛立ちが
筍みたいに
地表に
尖った芽を出したかと思うと
みるみる
大きく育ちはじめて
考えないようにしようと思っても
忘れようとしてもてがつけられない勢いで
肥大 ....
あの日

薄っぺらい
漂白したような
真っ白な朝が来て

君は18才だった


世界は分かり易く
悪者と
馬鹿な大人に
区分され ....
 内なる魂に呼応する音楽はどこへ行った。
 夜の帳のその奥に私は何を見た。
 全ては私の表面をなぞってゆくのみ。
 情熱の欠乏に微々たる感性が泣いている。

 瞳は轟炎の中の親子をただ見 ....
君のそろえた手のひらのくぼみに湖が
あるなら
ちょうど夜が明けて霧も晴れてきて
青い山々がすっかり見えるだろう

僕は湖畔に寝そべって
君に捧げる歌を作る
君がふっと息を吹きかけるだけで ....
      丘ひだの わがやに
      もう雀のさえずりが
    まったくきけなくなって
       しののめの窓辺に
      明るみがさしたとき
    指先で目やにをぬぐって ....
ゆめかうつつか

天気予報とうらはらに

どこまでも

はるかにひろがる

青天井
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14133)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
亡霊- イナエ自由詩6*16-7-12
キャンサー、傘のひらかない街の蟹座- DFW 自由詩3*16-7-12
画家の叢- 吉岡ペペ ...自由詩116-7-11
残業依存症- イオン自由詩1*16-7-11
僕たちのために- 梅昆布茶自由詩1216-7-10
異常気象で- 吉岡ペペ ...自由詩516-7-10
今日もどこかのカフェで- umineko自由詩3*16-7-10
沈潜- 葉leaf自由詩116-7-9
思秋期- 星丘涙自由詩4*16-7-8
猫の眠り- やまうち ...自由詩216-7-8
来るもの- DFW 自由詩2*16-7-8
日付けようのない- 乾 加津 ...自由詩6*16-7-8
水辺_ふちどり- 木立 悟自由詩416-7-7
七月七日- ミナト ...自由詩116-7-6
island- ホロウ・ ...自由詩2*16-7-6
正直な詩- 星丘涙自由詩7*16-7-5
人魚少年(マーボーイ)- 塔野夏子自由詩4*16-7-5
眠れない夜たちへ- 印あかり自由詩4*16-7-4
密度- DFW 自由詩1*16-7-4
雨降る- Lucy自由詩6*16-7-4
新しい地平線- 梅昆布茶自由詩716-7-3
父と雷門で- 番田 自由詩316-7-3
がいこつつづり- 田中修子自由詩16+*16-7-2
- 葉leaf自由詩116-7-2
- Lucy自由詩5*16-7-2
名前を入力して下さい- TAT自由詩116-7-2
情熱- ヒヤシン ...自由詩2*16-7-2
くぼみ- ふるる自由詩19*16-7-1
蘭月- 信天翁自由詩416-7-1
鳴神月(七)- 信天翁自由詩416-6-30

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