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美しさがある見えない糸の整列にあるなら
その糸の端っこをちょっと引っ張ってみたい

その僅かなゆるみが美しさを引き立てるのだろうか

謎解きが残された人生が美しいように
言い切らない余韻も ....
{画像=121105232111.jpg}

祈りは切実

祈りは本心

祈りは真剣

祈りと題したこの絵

祈りを書ききったと

祈りたいですけれど

祈りが足りないかも ....
綺麗な花よ

綺麗なまま咲いてくれ
いつでも
いつまでも

私の心の中で
その内に
どんなことをも秘めたまま
海に心を映してみれば
おんなじだよと
波がいう
満ち足りぬ
満ち足りる
くりかえす 
やさしい
さざ波
消えた家族のその後は誰も知らない
あのあたりの地主だったという 長男が
次々とこさえた借金を返済するために
土地を売り飛ばし とうとう最後は自宅まで
手放したらしい

跡地にはマンションが ....
もうすぐ君の好きな

冬が来る




冬が最愛の

季節だなんて

高村光太郎みたいだねと

僕が言ったら



そんな人は

知らないと ....
玄関の前で鍵を開けようと
ポケットを探っていたら
いきなり足元の落ち葉が舞い上がった
予測していなかったので 
わたしはすごく驚いた!

よく見ると
それは一羽の蛾だった
木の葉によく ....
さしだされた 日差しに
両手を広げ 
思い出を 手放す

記憶にない私の産着
世紀を飛び越えて 目の前にある紋付袴
晒された金襴の帯 鯨尺の和裁版 
沈没しても浮上する船箪笥 ....
家にどうしてもチューニングのあわないギターがあって
まあ中古のフェンダーステージキャスターというやつのアンプ内臓ミニギター

先輩のショーさんにきいたら直すとけっこうかかるんじゃないって答え
 ....
  眠りを効かない
  薬に託す恥
 
  ふさいでいく瞼
  ふさがっていくだけの瞼
  
  跳ねる足は冷え
  閉じきった耳は誰かの声を聴く

  それから起き
  ひっぱた ....
同じ言葉でも

私が放つ言葉と

あなたが放つ言葉は違う

私が放つ言葉でも

時と場所でとても違う

しかし言葉は私に

それぞれ違う形や色を見せながら

少しずつゆっく ....
野ばらの刺を肉に刺さるを

貧しい故に放置される幼子

被曝の危険を金銭にするを

知覚の外の事は
もっとある
それらを述べられないの

それを残念とする私を

誰も知らない
からだのなかを風が吹いている
輪郭をなぞるように音が流れてぽつりと落ちる
がらんどうに響く軽やかな足取り
追いかけても
そこにはやっぱり何もなかった
青の向こうの哲学
考える葦
煽られ吸 ....
街で


首を竦めてぼくはひとり歩いていたのですが。
日暮れ色で賑わう通りでは
うっかりしていると
さっさと擦れ違ってしまいます
だぶだぶな外套(オーバー)に身をつつみ
壁のような背中 ....
青空いっぱいのクレパス
小脇にかかえて師匠が走る
予定より少し早い
このあがないきれない月をどこにやればいいんだ
くもは
水気をおびてたくましくくもは
ひろがった気圧のすきまからいっせいに ....
一つ数えて 春を越え
二つ数えて 夏を越え
三つ数えて 秋を越え
四つ数えて 冬を越え

五つ数えて
軽く握る拳で
ポンと胸を叩く

吐き出した想いが
突如 目の前に現れる
誰に ....
刻まれてゆく季節
夜半の雨は痛みをともなっていた

言葉で綴られる感情には限りがあるのか
ややもて余しているこの存在と日々

ただのスランプなら人生にはいくらだってあるさ
いままでやって ....
ナナメだろうと
まっすぐ生きたい
まっすぐ行くが理想です

ぶつかりながら
転がりながら
みえない方まですすんでゆく


きこえないけど
確かにひとりじゃない地球で
怠惰は甘く
勤労は塩辛く

苦痛は苦く
愉悦は旨い

憤怒は辛く
悲哀は酸っぱい


ご飯はうす甘く
お茶は苦く

漬物は酸っぱく
薬味は辛く

おかずは塩気が効い ....
わたしのなかに泣き女が棲んでいる
彼女はただ静寂なかなしみだけの世界にいる
声も持たずに泣いている
泣くという行為が彼女の全てであるように
花よ、咲くなと泣いている
花が、咲いたと泣いている ....
自由という
苦境
自我という
魔物

奔走する
道程
翻弄される
生命

この身は
いったい
なにものか

なにものでもない
混沌のうちの
ひと泡
 
想いの珠がふくらんだり、しぼんだり

どっくん どっくん 鼓動する


あたいは、生きる



 
白い朝が冬の到来を告げた
水やりに素足でベランダに立てば
コンクリートの冷たさが
足の裏からはい上がり
からだのぬくもりをしらしめる
ベランダにつくった小さな庭
たくさんの命の ....
喉が枯れてしまった時の水のように
あなたが私の心に触れていくとき
きっと感謝の香りが私の手のひらから流れ出すだろう。

言葉に潤いを持てなくとも
顔が砂漠のように干からびてしまっていても
 ....
私の名前がつけられた病 治らない あなたはハイヒール
ボクはスニーカー
一緒に歩くことには抵抗がある
ハイヒールは嗜好的
スニーカーは機能的

あなたは美しさで自分を進み
ボクはそつなさで自分を進む
進み方は違うけど
 ....
振り絞る様な虫の音の外は雨
空木岳は雪にちがいない

湯に浸かるこの体は疲れていて
もう少しだけ このまま眠って居たいのに
天井から落ちる水滴が冷たくて

まだ羽根を すり合わせている
 ....
たったの ひとりで いいの

このあなあきの ぽけっとに

こううんな こうかが ある

よろこびは それに にてる

かさかさの てのひらにのせ

ながめることの しあわせだ
 ....
君と僕



君の手のひらに収まっている小さな飴玉の屑は
きっと僕の心臓に近いものなのだろう
君への気持ちは愛でも恋でもなく
単純で複雑なものらしいので今でも僕は説明が出来ない  ....
人は

一人じゃ生きていけないって言うけれど

こうして僕らは群れて生きているのに

一人だと思うことがある。



それが決して辛いとか悲しいとか言っているんじゃない。  ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14121)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
見分けるちから- 梅昆布茶自由詩2312-11-8
祈り- ドクダミ ...自由詩512-11-8
- 朧月自由詩212-11-8
さざ波- そらの珊 ...自由詩1912-11-8
消息- そらの珊 ...自由詩1212-11-7
冬の花- 多紀自由詩13*12-11-7
【_擬態_—_mimicry_—_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-11-7
光る陰- るるりら自由詩18*12-11-7
はずれた音- 梅昆布茶自由詩16*12-11-7
病とは- すみたに自由詩212-11-7
言葉を放つ- 灰泥軽茶自由詩7*12-11-7
誰も知らない- ドクダミ ...自由詩4*12-11-7
となりのひとり- Mélodie自由詩412-11-7
秋を見つめてみませんか_三篇_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩18*12-11-6
まぜるな危険- メチター ...自由詩4*12-11-6
ワガママな季節- subaru★自由詩16*12-11-6
夜半の雨- 梅昆布茶自由詩1112-11-6
ころころ- 朧月自由詩612-11-6
おいしい食事- euyih自由詩1*12-11-6
泣き女- そらの珊 ...自由詩1612-11-6
ひと泡- シホ.N自由詩6*12-11-5
生きる- 殿上 童自由詩22*12-11-5
寒風にさらされて春を待つ- 石田とわ自由詩6*12-11-5
残したいもの- Yuuki自由詩112-11-5
私の名前がつけられた病- 北大路京 ...自由詩612-11-5
素足- イオン自由詩7*12-11-5
虫の音- ぎへいじ自由詩10*12-11-5
一人も虜に出来無い”ことば”- ドクダミ ...自由詩212-11-5
君へ- 田園自由詩4*12-11-5
知りたいと願うこと。- 元親 ミ ...自由詩7*12-11-5

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