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意地になって
石になって
一になる

意地になった
一の
石である


布団の中で
固まって
ストーブってあったたかったよなぁ
エアコンがあれば快適なんだろうなぁ
コタツって ....
なにもしなくて
いいんだ

どうすればいいか
わからないんだもの


わからなくて
いいんだ

だって
しらないんだもの


しらなくたって
いいんだ

すべてをしっ ....
ふと、目をやる

視線の先には 木蓮

ここ数日
一けた数字の寒さの日

もこもこに着込み
大判マフラーの間から
景色を見ていた

ベージュに近い2センチほどのつぼみ

 ....
きみは官能を嫌う
ぼくは官能を好む

きみは自叙伝を読む
ぼくは自叙伝を厭う

きみは武術を好む
ぼくは球技を好む

きみは楽観主義
ぼくは悲観主義

きみは太陽の下
ぼくは ....
わたし まくら もうふ
わたし まくら もうふ
三層に連なる眠りに寒さはおりて久しく
外気に触れた右人差し指は人肌を求めて冷たく
わたし まくら もうふ
わたし まくら もうふ
わたし 
 ....
静かな言葉のように

沈黙のように君が降り立つ時

一つの花が開く

世界は灰色だ

それを色付けるのは君

いつでも世界は言葉を待って

君を美しく輝かせてくれる
フロイトもユングも読んだことないけど
長いあいだ自分自身と付き合ってきたので
ある程度なら自己分析ができる

どうやら
私の中には大まかに
三人の人格が存在するようだ

{引用=Aの人 ....
僕は存在した
一人であることのなくなった 僕は
無数の繁みの中に見えていた
確かな イメージの世界から 逃げ出した
台所の流しの前に突っ立ってひとり
母が黙々と八朔を食べている 
手際よくむかれては口に運ばれる寸前を
遠慮なく横取りした 娘だった頃

母の顔はおいしそうでもうれしそうでもなかった
自 ....
全身麻酔の胸がメスで開かれ
肋間がスペーサーで広げられる
心臓に手が差し入れられる
教授クラスの執刀の下に
横たわるのは天皇であれ
一人の小さな老人の体だ
陛下も年を取った
平成になって ....
4月に、
生まれてくる女の子(らしい)、
ぼくの子供。
名前を考える。
妻の語感を甘やかしながら、
ぼくが整えてゆくことになるのだろう。


ばんび
って可愛いよね。
ざじ
 ....
こどものころ
やさしい
おばあさんがいた

となりのいえの
おばあさんだった

こしをまげて
わたしのあたまを
なでてくれた

おばあさんは
いつからか
いなくな ....
   野の兎
   降る雪ものともせずに
   跳ぶ

野兎にとって
視界のきく
晴れわたった銀世界は
好ましい環境とは言えない
狐や鷲、鼬といった
天敵の眼に自分の姿を曝してしまう ....
あなたの闘い続けた十三年に深い敬意を覚えます

妻と愛児を殺されるという
私には計り知れないほどの
かなしみと
ぜつぼうと
うらみと
にくしみの中で
司法という巨大な組織とも闘い続け
 ....
世界が美しい花のように開く時

人々は皆沈黙している

言葉がそれを讃え 音楽がそれを表す時

人の耳と目は沈黙している

君は

空が降ってきたかのように

目と耳を塞ぎ ....
うつくしい人の手はうつくしい形をしていて
やさしい人の声はやさしい響きで伝わって
かなしい人の瞳はかなしい色を浮かべ
さみしい人の吐息はさみしいあたたかさでした


冬の貧弱な太陽光だって ....
食パンのみみが
初めて出会う言葉は
まだ星空が出ている時間から
働き始めるパン屋のおじさんの
「上出来だ」の嬉しい言葉だろう

スライスされる前は
全身が みみなので
工房の全ての音が ....
昭和5年の夏、関西のとある町にて 
縁側に横たわり昼寝する 
少年が目覚めた頃、母親は 
まっ赤に濡れた{ルビ西瓜=すいか}を 
お盆に乗せて、持ってきた 

庭に立つ一輪の{ルビ向日葵= ....
ひらりひらりと舞い飛ぶ運命
ふらりふらりと舞い遊ぶ夢

決意をするときはいつも一人

夕焼けに包まれた川べり
ザーザーと雨の降りつける高架下
オリオン座の輝くマンションのベランダ

 ....
わたしが泣き出すと
姉は自分の手のひらにエノキさんを描いて
「もう泣きやみな」と言った
エノキさんは森の木こりだった

中学にあがったとき
両手にマニキュアを塗ってくれた
わたしは水色の ....
顔見知りの男が死んだ

いつも何かにイラついていて
斜に構える自らの姿に酔いしれていた

そんな一人の男が死んだ




よくある話しだけど
おんなが二人いた

別れた奥さ ....
自分の人生を愛おしんで
ここまでつき合ってくれた
セーターの青ミックスの色を
両の腕に抱きしめる

コープのお店に並んでいた
赤ミックスも緑ミックスも
好きだったな
モールのセーター
 ....
この世界は綺麗です

あなたはそう言って
どこかへ去って行った

この世界は綺麗です

あなたは泣きながらそう言った

この世界は綺麗です

あなたは痛みに顔を歪ませて言った
 ....
時計のない国で
のんびりと暮らしています
時計はなくとも
時間はあるわけで
朝、昼、夜と
まこと
大雑把な時間の感覚ではありますけれど

いちまばたきが 
      およそ一秒
 ....
物言わぬ駝鳥の目
遙か目の先には地平線がある筈なのだが、
駝鳥は相変わらず地面を見つめせつせと虫を啄む。
せつせせつせと虫を啄む
危険を感じたとき駝鳥は首を長くして遙か遠方を睨む。 ....
オーケストラの調律の基本となるのは
オーボエの出す440HzのAの音程

オーボエは音程の不安定な楽器であるのに
ただ音程が聴き取りやすいために
その任を担わされる

しかしコンサートマ ....
くるくるまわして

蘭土紗羅 蘭土紗羅

見つけて彗星

奏でる星屑

蘭土紗羅 蘭土紗羅

儚い幻 うつらと呆けて

異人が唄う 香りが誘う

くるくるまわして

蘭 ....
二匹の蟹が
久しぶりに再開した
かつて親友だった
今すぐ歩み寄り
肩を叩いて抱き合いたいのに
横歩きしかできないから
蟹はどこまでも横歩きしていった
お互いの距離を保ちながら ....
子供のころ

ブランコを漕ぎながら目をつぶり

どじょ〜、どじょ〜、と叫ぶと

気持ちよくて好きだった


なぜ

どじょうだったのか

それを思い出すたび

胸に痛みが ....
一握りの金持ちの為に
何人もの貧乏人が苦しむ
富の再分配が必要だ。
Give us job to live.

人の温もりが欲しい。
互いに愛し合い。
大切にして欲しい。

鍵のない ....
ただのみきやさんの自由詩おすすめリスト(14116)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
就寝前- 北村 守 ...自由詩612-2-23
だもの- 一 二自由詩712-2-22
つぼみ- 森の猫自由詩13*12-2-22
平行線- HAL自由詩712-2-22
もうふ- 凛々椿自由詩10+12-2-22
詩人へ- yamadahifumi自由詩212-2-22
【自己分析__】- 泡沫恋歌自由詩10*12-2-22
_- 番田 自由詩212-2-22
八朔- とろりす自由詩812-2-22
経過- salco自由詩7*12-2-21
女の子の名前- はだいろ自由詩8+12-2-21
更地- 小川 葉自由詩312-2-21
野兎- 杉菜 晃自由詩8*12-2-21
祈りをこめて- そらの珊 ...自由詩4*12-2-21
一艘の船- yamadahifumi自由詩412-2-21
きみは来る、風と一緒に- あ。自由詩7*12-2-21
みみ- そらの珊 ...自由詩26*12-2-21
向日葵の夢_- 服部 剛自由詩4*12-2-20
君が何かを決める時- 凪 ちひ ...自由詩312-2-20
姉の魔法- mizunomadoka自由詩1012-2-20
奈落のひと- 恋月 ぴ ...自由詩29*12-2-20
ひとときの嬉しさ- 木原東子自由詩26*12-2-20
この世界は綺麗です〜代行〜- euyih自由詩5*12-2-20
時計のない国で- そらの珊 ...自由詩10*12-2-20
駝鳥- ……とあ ...自由詩12*12-2-20
440Hz- HAL自由詩1112-2-20
カレイドスコープ- 灰泥軽茶自由詩4*12-2-20
蟹の友情- 小川 葉自由詩5+12-2-19
ブランコの思い出- 吉岡ペペ ...自由詩412-2-19
Dream- ペポパン ...自由詩4*12-2-19

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